なんだか、台風が直撃しそうな予報ですね。
大きな被害が無ければ良いのですが。
美しい空間や建築をつくるために色々なことを考えて行くのだが、その空間にしつらえられるモノも大切な要素の一つです。
空間を構成する床・天井・壁の素材もそうだが、照明器具や水栓金物、タオル掛けに至る金物まで使うものを丁寧に選び、気に入った物を使う様にしています。
空間にある情報量をどれだけ整理することができるかが、空間の質を決めると思っているので、空間の情報量を絞り込む様にしている。
具体的に言うと、いろいろな素材を合わせて使わない事や、空間の広さ高さを考えて素材や色の組み合わせを考える様にしている。
そうやって整理をして行くことで、作風というか私の作家性が出てくるのではないかと考えています。
藤原昌彦
台風の影響でしょうか、雨の1日でしたね。
私は、今日一日3年毎に行われる建築士の定期講習の為、缶詰状態でした。
先日完成した、高屋の家はシンプルな様で複雑に感じる空間となっています。
敷地の形状が整形ではないことが、この複雑さを生み出すきっかけとなりました。
設計の変容は、一番初めはシンプルな長方形の建物に切妻屋根をかけ、変形した敷地に合わせてスペースを広げる様にしていました。
そして、敷地に対して建物を斜めに配置してみたり、出っ張りをつくってみたり、外部を考えながら内部を考え、行ったり来たりしながら計画が変わって行きます。
最終的には、くの字に折れ曲がった建物形状となりました。
ここで考えたことが、居場所のつながりとなります。
程よい距離感で、人を感じながら暮らす。
実際は、いろいろな居場所が繋がっている立体ワンルーム空間。
お互いのこと気遣いながら暮らすことで、より豊かな暮らしとなる空間となりました。
これからの暮らしぶりをお聞きするのが楽しみです。
藤原昌彦
7月の後半から、今現在まで立続けに現場が完成を迎え、ドタバタしていました。
ブログの更新もままならず、お会いしたクライアント様からかなり心配したとの言葉をいただきました。
吉備津の家の現場も佳境を迎え、あと一息のところまできました。
完成まで、まだまだ気を抜けませんが、丁寧につくり新しい暮らしの始まりを喜びたいと思います。
たまたま、完成の時期が重なってしまい、慌ただしくなってしまいましたが、時間が過ぎるのは本当に早いものですね。
この1ヶ月の記憶が定かでないくらい、あっという間に過ぎた感があります。
現在進めている設計もあり、休むわけにはいかないと思いながらも、より良い設計へと仕立てて行くには、少しリラックスして切り替えが必要かとも感じています。
少しゆっくりするには、月末の岡山市中区で建築中の「円山の家」が無事上棟してからになりそうです。
ちょっと、一息つかせていただいて、自分を追い込んで行きたいと思います。
藤原昌彦
こんにちは。
先日、友人の娘ちゃんがお誕生日ということでプレゼントを持ってお邪魔してきました。
欲しいものをリサーチするのを忘れていたためオールシーズン着れる洋服をプレゼント。
今から着てもいい?というくらい気に入ってくれて
とびっきりの笑顔のありがとうをお返しにもらいました。
来年から小学生になる娘ちゃん。
これからもすくすくと大きくなってほしいです。
さて、岡山市中区で建築中の円山の家は、給排水の配管工事をしています。
青色のホースは給水、赤色のホースが給湯です。
床下はこのように設備関係のものをはりめぐらせていますので
点検口を設けて何かあった際にメンテナンスができるようにしています。
明日は、引き続き外部の配管をしていきます。
それが終わるといよいよ大工さんによる土台敷に入っていきます。
Staff. Y
こんにちは。
9月に入り徐々に涼しい時が増えてきました。
秋といえば、“食欲の秋” “スポーツの秋” “読書の秋”…
色んな秋がありますが、皆さんはどんな風に過ごします?
私は、やっぱり“食欲の秋”ですね!
さんまにキノコに栗…御飯がより楽しみになります。
さて、岡山市北区で建設中の吉備津の家は
アプローチと玄関ポーチの川砂利の洗い出しを施工しました。
洗い出しとは、表面が乾かないうちに水洗いをして
小石を浮き出させた仕上げになります。
職人さんの手で丁寧に表面を仕上げていきます。
仕上がりはこのように。
まだ乾ききっていないですが、乾いたらよりはっきり川砂利が現れ
美しい仕上げになります。
型枠がはずれ、全体が完成するのが楽しみです。
Staff.I
こんにちは。
朝晩と少しづつ涼しくなり秋の訪れを感じます。
さて、岡山市中区で建築中の円山の家は、型枠が解体され基礎があらわになりました。
不要な部分を削り綺麗な状態にしていきます。
今月末の上棟へ向けて準備を進めていきます。
Staff. Y
大変久しぶりの投稿となってしまいました。
高屋の家は先週末に無事にお引き渡しを行いました。
終盤、バタバタとしてしまいクライアント様には大変ご迷惑をおかけしていまいました。
出来上がった空間は、大変魅力的で気持ちの良いできとなりました。
また心地よい居場所が点在しながらも緩やかにつながるワンルーム空間となっています。
また引越しが終わり、落ち着いた頃にお伺いしてその様子を見させていただくのが今からとても楽しみです。
藤原昌彦
こんにちは。
本日から9月ですね。
既にスーパーでは、ハロウィンパッケージのお菓子や鳴門金時などの芋コーナー
なんかがあったりとすっかりと秋仕様となっています。
相変わらず暑さだけは、夏ですが。。。
さて、岡山市中区で建築中の円山の家は、アンカーボルトの施工をしています。
今回アンカーボルトは2種類あり、
①型枠から大きく飛び出しているものが基礎と柱を緊結するために使用される
ホールダウン金物用のアンカーボルト。
②型枠と同じ高さくらいで入っているものが基礎と土台を緊結するための
アンカーボルト。
これらは、構造計算により種類や・位置・本数が決められます。
きちんと施工されていなければ地震時の揺れで柱や土台が基礎から離れる、
つまり倒壊の原因となります。
正しく施工されているか1時間程度確認作業を行いました。
問題なく施工されていたため次の工程へ進むことができます。
コンクリートを打設し養生期間を経て型枠解体となります。
Staff. Y