入道雲がモクモクと夏空が広がっています。
それでも夕立のような雨が毎日続くので亜熱帯気候のような感じですね。
定期手に発行をしている「住まいの小編」Vol.3が完成しました。
最近では、デジタル媒体が多い中、あえて紙を使用しています。
デジタル媒体は、綺麗でかさばらず手軽で、見たいときに見れ、いろいろなものと連動が取れる素晴らしいものだと思います。
この小編はあえて、デジタル媒体ではできない事、手触りや開くそして紙の匂いを感じていただく事でその中にある住宅の暮らしの質を伝えたいと思い紙で製作していただいています。
デジタル媒体は、拡散は非常に早く費用も安くなるので良いものですが、形や記憶に残らないと感じています。紙媒体の場合は、拡散は非常に遅く費用もかかりますが、形が残りそして触ったりした行為が記憶として残ります。
便利なものと、良いものとをしっかりと使い分けて行く世の中ではないかと思います。
全てがデジタル、全てがアナログといったどちらか一方ではなく、良いところをきちんと残せる時代にしていきたいですね。
「住まいの小編」は、アイディア・デザインをロゴデザインをしていただいている岡山で活躍しているグラフィックデザイナー クオデザインスタイルの田中雄一郎 氏に制作をして頂いています。
藤原昌彦
一気に気温が上がり暑い一日。
ようやく、岡山を含む中国地方が「梅雨明けしたと思われる」と発表がありました。
不思議なのですが、「・・・思われる」なのですね。
この梅雨明け発表は「速報」として伝えられ、正式には夏の終わった後に、データを分析をして、9月頃に発表されるそうです。
そのため「・・・思われる」とするそうです。
なお、8月7日までに梅雨明け発表がない場合は、その年は梅雨が明けなかったとなるそうです。
何はともあれ、かなり暑い夏となりますが、ご自愛くださいね。
藤原昌彦
最近は梅雨の影響で雨が続いたので、
外壁より室内の作業をメインに進めてきました。
梅雨明けも見えてきたので、今は外壁の板張りに取り掛かっています。
大工さんが一枚一枚、丁寧に貼っていきます。
お引渡し後、外壁の表面保護の為に塗装をお客様ご自身でされる方もいます。
少し大変な作業かもしれませんが、家族みんなで塗っていくとより一層
お家に愛着が湧くのではないでしょうか。
外壁を張り終えた姿が楽しみですね。
スタッフY
ジメジメと不快な暑さの一日。明日は梅雨明けかなと、今日の雨の降り方をみて思っていますが、自然は思う通りにはなりませんね。
東北地方でも雨の被害により川が氾濫して被害が出ています。
自然の脅威は、いくら対策をしても追い付かない。
ですが、対策はやはり大切で、準備をしておかなければなりません。
その中の一つとして、近隣の方とのコミュニケーションが大切なのではないかと思っています。
今までの経験は、これからの自然災害には当てにならない気がして、危険と思う前に避難することが大切です。危険と思ったときにはもう遅い。
近隣とのコミュニケーションがしっかりしていれば、声を掛け合って身の安全をまずは守る事ができると思います。
人の繋がりがあれば、暮らしはより豊かなものになります。
良いものは取り入れ、不必要なものは拒む。
豊かな暮らしを送るために、しっかりと考えなければなりませんね。
藤原昌彦
空は中々スッキリせず、夏の青空が待ち遠しいですね。
建築は、体感する事が重要だと思っています。
2次元ではなく3次元である空間に時間が合わさり、建築は力を持って行きます。
現在の自粛傾向の続く中、趣味の一つでもある建築散歩が今年になりほとんどできていない状態で、身体がムズムズとしている状態です。
近くにある建築は見に行けるので、出来る限り近くの建築をしっかりと見たいと思っています。
実際の建築を見れない際は、写真で想像しながら体感をします。
多くのHPをご覧いただいている方も同じで、このHPに掲載してある写真を元に想像を膨らませて頂いているかと思います。
実際の建築にご案内できればいうことはないのですが。。。
写真は、実際の時間を丁寧に切り取ってくれます。
光の加減や影、その場の雰囲気や質感。
写真には写真の力があり、その一枚には大きな力があると思っています。
来週は、三原久井の家の写真撮影です。
楽しみです。
藤原昌彦
関の家 は間もなく仕上前の木工事が完了します。
室内の天井・壁の仕上は珪藻土ぬり。
大工さんの工事が終われば天井・壁の仕上に移りますが
その前に建具枠などの無垢材や造作家具を塗装する大事な工程があります。
木を使い造作する部分は日常で手が触れるところ。
無塗装のままだと汚れも付きやすいので仕上前に塗装をしておきます。
バウムスタイルでは室内の塗装に植物性の自然塗料を採用しています。
木の色合いや木目をきれいに見せる事ができ経年変化の色合いも楽しめます。
空間によっては塗装をせず木の香りや質感を優先する場合もありますね。
自然塗料は木に浸透していく塗料。
木の表面に膜をはるような塗料と比べると耐候性は低いため
定期的にメンテナンスは必要ですが、きちんと手入れをすれば
長くにわたり自然な風合いが楽しめます。
自身の手で色々な部分に触れる事で風合いの変化に気づいたり
愛着も湧いて、暮らしをより楽しんでもらえたら嬉しいですね。
スタッフ.T
雨の残るスッキリとしない一日。来週あたりでは、梅雨明けとなり暑くなるとの予報ですので、体調管理には気をつけていきましょう。
本日は、岡山市で現場が進んでいる「関の家」にてクライアント様と現在の進行行状と外構・造園についての打ち合わせを行いました。
現場は、大工工事が佳境を迎え来週より内部の仕上げ工事が始まります。
合わせて、外構も始めてまいります。完成は9月初旬となりそうです。
見学会は、9月の中旬を考えていますのではっきり日程がわかり次第発表いたします。
関の家では、家族が集えるような大きな空間を創っています。
仕上げの行われていない、下地の状況ですが揺るぎない空間の力強さが感じられます。
通常、下地の状況では狭く感じたり、天井が低く感じたりするのですが、そう言った感覚は無く、現時点でも広さや光の回り方を感じられる空間となっています。
もう少し完成までには掛かりますが、最後まで気を抜かず良い住宅・建築へ仕上げて行きたいと思います。
藤原昌彦
雨がシトシトと降り、梅雨明けが待ち遠しいですね。
来週あたりで、梅雨明けらしいですが暑くなるのでしょうか。
設計中の住宅の照明計画を行っています。
照明計画で大切なのは、どう言った「あかり」が必要なのか?
それに合う照明器具はどのようなものがあるのかという事です。
どうしても、照明器具を選ぶ感覚に陥ってしまいがちですが、大切なのは「あかり」です。
タクスアンビエント方式とも呼ばれますが、適材適所に必要な場所に必要な「あかり」を計画して行きます。
インテリアとあかりがマッチしてくると、大変美しい空間となって行きます。
藤原昌彦
何事もなければ、オリンピックの開会式が行われていましたね。丸一年の延期ですが、開催できることを期待しています。
住宅が創るられる際には、いろいろな寸法が出てきます。
広さがわかる寸法から、高さのわかる寸法、さらには奥行きなど。
細かな寸法を丁寧整理しながら、1mmでも大切にして行きたいと図面化して行きます。
その時に大切なのが感覚となります。広さだけ、高さだけ、奥行きだけの個々の寸法だけを見てしまうと、全体をまとめた時にチグハグになってしまいます。
私が気をつけて設計していることは、違和感のない状態。
寸法もそうですが、ディテールも同じでつくり込まないと良い空間にはなりませんが、「やってやったぞ」や「どうだこの作り方」というように作られてものはどうしても違和感が残ります。
居心地の良さは、いろいろな事が気にならず自然体で居られることではないかと思います。
藤原昌彦
今年は変則的に海の日が、本日ですね。4連休の初日。
コロナウィルスの感染者数が増え中々先の状況が見えない感じですね。
治療薬や予防薬が出来るのが待ち遠しいです。
光を取り入れる明るい空間を求められる事が多くあります。
暗いより明るい空間が良いのは当たり前のことですよね。
さて、明るい空間はどうしたら出来るのでしょうか?
大きな窓をつける。壁全面を窓に。などなど多くの方法はあると思います。
私が設計する時には、影を考えます。
影にも質があり、暗い影から明るい影、はっきりとした影など。
壁全面の開口部では無く、影を作る開口部を考えて行くことで光のグラデーションをつくる。
そうすることで、ただ単に明るいという空間でなく、奥行き間のある明るい空間ができると思います。
影を考えることで、明るい空間をつくる。何か矛盾した気がするかもしれませんが、明るさを感じるためには暗さを知らなければいけません。
影があるから、光がわかる。
質のある影を創って行きたいと思います。
藤原昌彦