暖かい日差しが心地一日。一気に暖かく、いや暑くなりましたね。
緊急事態宣言も延期されそうな雰囲気でいつまで続くのかわかりませんね。
アトリエのベンチから見える新緑
住宅の性能の中で、断熱性のが高いことは良い事であるとなっています。
確かに、断熱性能が高い事は熱が逃げにくい状態を言います。しかし、断熱性能が高い=快適な環境ではありません。
もう一つ言うと、断熱性能が高い=月々の消費エネルギーが低い(毎月支払う光熱費が安い)は間違いです。
一番大きく作用するのは、暮らし方。どの様に暮らしをするのかを考え、実践する中で断熱性能や気密性が関わってきて、快適な空間であったり、消費エネルギーが抑えらる。
断熱・気密の次のステージへ。
藤原昌彦
矢掛の家では大工さんによる上棟前の工事 土台敷が始まっています。
バウムスタイルアーキテクトで建築する住宅は基礎断熱仕様とする事が殆どです。
床の下に断熱材を敷く場合は基礎に換気口をつけたりして
床下の換気ができるようにしますが
基礎断熱の場合は床下も室内空間として考え
床の合板を伏せる前に基礎の外周に熱橋防止で断熱材を施工したり
土台と基礎の間など結露防止の施工を施していきます。
外から床下に通じている配管の出入り口もきちんと処理し気密仕様にします。
上棟までに床合板を伏せ、梁・母屋に金物をつけていきます。
バウムスタイルアーキテクトが採用するSE構法で建てる住宅は
梁と柱など接合部に専用の金物を使い組み立てていきます。
金物の種類も接合場所によって様々な種類があり上棟までにこれらを取付け準備します。
上棟当日は天候も良さそう、まもなく上棟です!
スタッフ.T
昭和の日。爽やかな天気で気持ちの良い一日でした。
建築・住宅の設計もモノをつくる仕事であります。
今年から少しずつですが、バウム農園を行い野菜などをつくる様にしています。
このつくるとう言う事をよく考えながら、畑作業をしています。
つくり手の立場からすれば、モノを直接的につくり出す事になるのですが、その先を見ながらつくっている気がします。
その先とは、そのつくったモノ(例:野菜など)がどう使われてどう幸せを育むのか?
私もやっていることは同じで、つくっているのは建築・住宅という特定のことにはなりますが、実際は暮らしを考えています。
特定のリビングやダイニングキッチンなど名前は付いていますが、その様なことよりここでの暮らしがどうの様なことが心地よかったり、豊かになるのかを考えているのです。
モノをつくるということは、未来の暮らしそのもをつくると言っても良いかもしれません。
藤原昌彦
天候やようやく例年の様な気持ち良い気候ですね。
各地では、天候が不安定なところもある様で、雹が降ったりと気候変動が目に見えてわかる様になってきているのでは無いでしょうか。
最近では、住宅の密集地よりも郊外ののどかな場所に設計することが多くなってきています。
住宅密集地の場合は、周りの住宅も敷地の余条件として捉えて計画を行います。
つまり、隣の住宅が木であったり塀であったりなどと見た立てて考えて行きます。
郊外の敷地は、どの景色を見てのんびり過ごしたいかになってきます。
開口部の開け方を決めることが重要です。
気持ち良い方向に、気持ちの良い開口を開ける。それを支える空間の力強さ、温熱環境。
デザインだけでも断熱性のだけでダメで、バランスの良い纏め方が大切です。
藤原昌彦
気温も上がり穏やかな一日でしたね。
通常であればGWでウキウキの時期なのですが、もうしばらくの我慢ですね。
大きな反動がなければ良いのですが、そろそろ経済活動も同時に考えていかなければ大変になりそうです。
「記憶の継承」
新しい分譲地で住宅を考える場合は、なかなかこう言ったことは考えにくいのですが、建て替えであったりリノベーションでは大切にしたいと考えています。
今まで暮らしていた痕跡や想い出、庭にある植栽など、新しい暮らしには何かしら引き継げるものを取り込みたいと考え設計します。
今回は、植栽を活かしながらどう新しい暮らしと記憶を融合させるか?
何を活かし、どう取り込むのかを考える設計も楽しいものです。
藤原昌彦
アトリエの庭が賑やかになってきました。
高木も新芽を出し始め、生き生きとしています。
グランドカバーのタイムは、開花時期。
ピンクの可愛い花を咲かせています。
そして、私がお気に入りの『アジュガ』(日本名:十二単)も
開花して紫の綺麗な花を咲かせ、華やかです。
どんどん華やかになっていますよ!!水やりも頑張らないと!!
薄曇りですが、暖かく過ごしやすい一日。
久しぶりに田井の家へ伺いました。
庭の草花が色取り取りに咲き華やかになっていました。
定期的な点検のため訪れましたが、住まわれ方も丁寧で楽しんで暮らされている様子が伺えました。
居心地の良い雰囲気に長居をしてしまいました。
平面的な奥行き感の持つ住宅で、その先に何があるのかワクワクする様な感じで、それぞれに居場所を設計しています。
この自粛の中、子供達も自分の心地よい居場所で遊んでいる姿が嬉しかったです。
藤原昌彦
久しぶりに澄み渡った青空の広がる一日。
コロナの感染により医療従事者の方々やご苦労されている方々に感謝いたします。
開口部を考えるとき、ここに開口があると視線が抜けるや光の入り方はどうかなど色々と考えます。
住宅の空間に対する豊かなものは外部からもたらされます。
太陽の熱や光、風、匂い、音、コミュニケーション・・・などなど。
良いものは取り入れ、よくない必要無いものは遮断する。
開口部には豊かなモノを取り入れたり、遮断したりする役目があります。
豊かさは、開口部に宿る。
開口部廻りが豊かだと、住宅空間も豊かな空間になり建築に活力が生まれます。
藤原昌彦
風が強く、寒く感じる一日ですね。
明日からは暖かくなるそうですが、寒暖差が激しいので体調管理が大切です。
吉村順三・増沢恂・アントニレーモンド・菊竹清訓・篠原一男・・・
名だたる建築家が数多くの住宅を設計し残しています。
1960年代から1980年代は本当に良い住宅があり、今見ても美しくハッとするぐらい気付きがあります。
直接見る事や体験することが難しいので雑誌の中で想像することしか出ませんが、そこで営まれている豊かな暮らしが見て取れます。
どうしても、〇LDKやリビングは〇〇畳以上や、建物は〇〇坪以上など、数字などで比べたがります。
上記に挙げた建築家の住宅は、確かに大きなものもありますが数字などでは表せないくらい豊かな空間が広がっています。
大きさや高さ断熱などなど、数字にとらわれることなく豊かな暮らしのできる空間を求めて行きたいと思います。
藤原昌彦
もう5月かと思うと、ついに焦りが…
二級建築士の試験日まであと二ヵ月と少し。
嫌々ながらも毎日テキスト広げてにらめっこしています。
法令集も少しずつですが、くたびれた感じが出てきました。
全部自分が始めたこと! がんばります。
スタッフY