藤原の日記Blog

普遍性

藤原の日記

今年は過ごしやすい夏の様な気がしますね。

蝉の声も心地よく聞こえます。

常々、住宅には普遍性が大切で、設計の際にもしっかりと考えています。

普遍性というと難しく聞こえますが、簡単にいうと普通と言い換えることができと思います。しかし、ただ普通だと普遍性にはなり得ません。

しっかりと念入りに検討を行った上で、美しさと力強さが必要です。

建築家 難波和彦さんの「箱の家」シリーズは、まさにその普遍性を実践しています。積み重ねた件数は、170邸に。

1995年に箱の家001が完成してから、すでに四半世紀が過ぎているにも関わらず、色褪せな美しさがあります。多少の変化はあるものの、殆どの変わったおらず、無印良品が取り扱うほど今では普通になってきました。

普通というと、なんだ普通かと言われるかもしれませんが、住宅や建築は数年で建て替えられるものではないため、長期的な使用(約100年程度)を考えると、住まい手が変わっても変更することなく使えることが大切になってきます。

普遍性は、美しい街並みや風景をつくる為にも大切になってきます。

まだ見たことのない普遍性を求めて、設計に邁進していきたいと思います。

藤原昌彦

雨の日も

藤原の日記, 矢掛の家

梅雨明けをしたかと思ったら、雨が良く降りますね。

本日は、午後から矢掛の家へお伺い致しました。

完成したから約8ヶ月ぶりとなる訪問。

ビックリするくらい綺麗な状態で、丁寧な暮らしぶりをうかがい知ることができました。

クライアントの元々持っている良さが、空間に滲み出ているかの様な雰囲気を感じ気持ち良さが増していました。

色々とお話をしていると急に雨が降り出し、クライアント様からは晴れの日も良いけど、雨の日がもっと良いと話していただきました。

この時期は、田圃に田植えがなされ緑が美しく、雨が降ると庭の植栽・芝の緑がより鮮やかになり、本当に美しくなっていました。

生活を始めると、通りかがりなの調べて来られたのか分からないそうですが、建物を見学したいと何人もの方が来られたそうです。

誇らしげにお話をされるクライアントが嬉しそうで、こちらも本当に手がけて良かったと嬉しかったです。

環境も良いのですが、クライアントの私どもに任せるという覚悟の賜物ではないでしょうか。

「雨の日も美しい」

嬉しい限りです。

藤原昌彦

心地良さある空間

藤原の日記

梅雨明けしたものの雨が続きますね。合わせて、蒸し暑さが増してもいますが、これから段々と暑くなり、夏本番となりますね。

この時期の夜には、アトリエで窓を開けて色々な事を考えたりしています。

山から吹き降ろす風が気持ちよく、カエルの鳴き声なども楽しく感じます。

この心地良さを感じる要因は色々とあると思います。

設計する際には、この心地良さのベースをどの様に創って行くかが大切になります。

まずは、景色を切り取る様な開口部の位置であったり、美しい光を取り入れる開口部の大きさであったり、その光を受け止める壁。

空間の大きさや天井の高さ、奥行きの陰影様々要素により、心地良さは生まれてきます。

低い天井は、空間の重心を落とし、包まれる様な空間となりそうすることで、人は安心して空間に身置くことができ心地良さを感じます。

また、灯りについてもできる限り重心を低くしてあげることが大切になります。

リビングなどのくつろぎの空間は特に、天井からの灯りではなく、壁かもしくは床付近においてあげることで、リラックスできる空間となります。

どうしても明るくしたい場合は、スタンドライトなど増やすことで調整してあげることが大切です。

心地よい空間は、すべてのバランスが大切で、すべての関係性を丁寧に設計してあげることが必要です。

美しい空間は、心地良さのある空間となります。

藤原昌彦

良い塩梅

藤原の日記

大変な雨が続きましたね。この雨でひと段落して、梅雨明けとなってくれれば良いのですが。

毎朝、卵焼きを焼いて朝食にしています。

プレーンな焼き方が好きなので、白だしと砂糖、塩と色々な配分を試しながらつくっていました。

毎日作っていると、良い塩梅が見えてきて、卵の大きさを見ながら調整もできるようになってきた気がします。(料理人ではないので、気のせいだと思いますが。。。)

設計も、設計完了した時点が終わりではなく、現場に入りつくりあげている間も設計をしていきます。

毎日、考えていることで良い塩梅が見えてくる気がします。

藤原昌彦

ほのかな明かり

藤原の日記

雨が続き、河川の水も溢れんばかりになっていて、そろそろスカッと晴れた空がみたいですね。来週あたりで、梅雨明けのようです。暑い夏がやってきますね。

家は、帰る場所である建築です。

美術館や劇場、学校など、行くことを目的とする建築がある中で、家・住宅は唯一「帰る」という行動を前提としてつくられていきます。

その帰る場となる家には、ほのかな明かりが似合います。

明るい光ではなく、ロウソクの火のような柔らかな明かり。

街中では、光を遮るカーテンやブラインドで、人がいるのかいないのかわからない住宅が多い中で、障子などで視線を防ぎながらほのかな明かりが漏れる家の雰囲気は見ていてもほっこりしますね。

他人の家なのですが、明かりの灯っている家をみると「帰ってきたな」と思ってしまいます。

決して煌々と明るくはないですが、心地よい明かりを丁寧に設計していきたいと思います。

藤原昌彦

守る屋根

藤原の日記

関東にまた緊急事態宣言が出るそうですね。オリンピック開催も間近に迫っている中、本当にどうなるのでしょう。

雨も続き、災害がまた増えそうな気がしますが、皆さん気を付けて下さいね。

屋根のある建築コンテスト2019 最優秀賞

さて、日本は雨の多い地域です。

建築の設計では、この雨から守るために屋根をかけ雨の道をつくって、雨水を捌くことが重要になってきます。

この屋根が端正なものが実は風景をつくっていく中で大変重要になって行きます。

現在設計中の住宅もこの屋根について、様々な屋根の形を模索しながら進めていいます。

屋根がつくる建築の姿。

おぼろげながら見えてきた形。もうしこし時間がかかりそうです。

藤原昌彦

暮らしを楽しむ

例年に比べると良いのかもしれませんが、ジメジメと嫌な蒸し暑さがありますね。早く梅雨があけて欲しいです。

昨日伺った邑久町の家。ご夫婦と猫二匹が住まう住宅です。

完成して約2年が経過し、床材などの木材が良い感じで焼けて、味わい深くなって行っていました。

猫により、傷だらけなのよと言われていましたが、言われないと気づかない程度もので本当に丁寧な暮らしぶりが伺えました。

また、お酒好きなご夫婦のコレクションも増えていて、並んでいる姿を見るのも楽しくなり、暮らしを楽しんでおられました。

外出もままならない時期に、家があったことで本当に良かったと。

こう言っていただけて本当に嬉しく思います。

藤原昌彦

最近

藤原の日記

ムシムシとした梅雨らしい一日ですね。大雨で災害に遭われた方もいらっしゃることを聞き、自然の脅威を改めて感じます。これ以上の被害がでなければ良いのですが。。。

さて、かなり久しぶりのブログになります。いつもご覧頂いている方から、最近書いていないねとお声をいただきました。

特に大きな理由はないのですが、スタッフのブログを皆さんにしっかりと読んで頂くのも良いのではと思い、少し休ませて頂きました。

最近では、建築中の現場が中盤から終盤へと向かっていく中で、現場確認や修正を行っています。

設計中の住宅では、ウッドショックによる値上がりをどう詰めるかという課題に、材料だけでなく温熱環境面から空調設備を効率よくすることでコストダウンができないかと色々と試行錯誤しております。

コロナの問題もワクチンだよりと、まだまだ時間はかかりそうですが、前向きに進んで行きたいと思います。

写真は、バウム農園のオクラ。

夏野菜がだんだんと収穫できています。

藤原昌彦

楽しそうな暮らしぶり

藤原の日記, 関の家

少し蒸し暑い一日。梅雨の合間の晴れの日。

クライアント様から頂いたコーヒー。これからはアイスだね。

本日は、岡山市中区で建築を行なった「関の家」へ訪問。

定期点検を兼ねて、庭についてのお話をして来ました。

これからの変化していく状況を踏まえて、少し庭を改良して行きたいとのお話。

緑がぐっと深くなり、内部空間からも屋外に繋がった感じに良く馴染んてきました。

今回の庭の改修では、少し樹木を移動させて、人のたまりをもう少し生み出そうと思います。

この馴染んだ感覚を、引き継ぎながらもっと良い雰囲気へと。

暮らしぶりは本当に楽しそうで、子供達と遊んでいると写真を撮ることも忘れていました。

暮らしぶりが見れて嬉しかったです。

藤原昌彦

10年という月日

藤原の日記

梅雨空はどこへ、と思わせるような爽やかな青空が広がっています。

本日、6月8日を持ちまして、バウムスタイルアーキテクト 設立10年を迎えることができました。

振り返れば、設立当初は自宅の一室を事務所に改装してのスタート。

面談や打ち合わせで初めてお越し頂いた方々は、古い住宅の勝手口を通り離れのような事務所に向かわなければならないので、少々不安に思われたかもしれません。

それでも、私を信頼して、設計を依頼して頂いたことは大変ありがたいことです。クライアント様をはじめ、これまで携わって頂いた多くの方々に感謝申し上げます。

長いようで短かったこの10年は、私にとってかけがえのない月日でした。無謀な挑戦と失敗を繰り返す中で多くのことを学び、クライアント様に育てて頂いた気がします。おかげさまで、多くの経験を重ね、こうしてアトリエを構えられるようになりました。

新しい将来有望なスタッフにも恵まれ、次の10年へ向けてさらに、豊かな暮らし、美しい建築を考えるチームとしての体制を整え、挑戦を忘れることなく設計・建築に邁進して行きたいと思います。

今後ともスタッフも含め、バウムスタイルアーキテクト をよろしくお願い致します。

藤原昌彦