こんにちは。
今日は、最高気温29℃と本当に暑い1日でした。
25℃~29℃を夏日といいます。
早々と、季節が変わろうとしているのでしょうか。
さて、岡山市北区で建築中の御津の家では、内部仕上げ工事に入り、珪藻土が塗られました。
パテ処理~下塗り~上塗りの順に仕上げていきました。
写真は階段部の下塗り時です。
今まで、プラスターボードの黄色い空間だったのが
左官さんの手によって、真っ白な内部空間へと生まれ変わりました。
機械的な模様ではなく、コテむらがあるところも手仕事でやる良い所だと思います。
今後は、水回り設備器具や照明器具などの取付け工事などを進めていきます。
Staff. Y
朝から夏を思わせるような暑さがありますね。熱中症など気をつけてくださいね。
先日、大阪 あべのハルカス美術館で開催中の「庵野秀明 展」を見てきました。
なんだ、アニメ監督かと思われるかもしれませんが、私としてはモノづくりを行う尊敬する人の一人でもあります。
ジャンルは違えど、つくることへの情熱は同じではないかと思っています。
内容は、実際機会があればご覧いただいた方が良いので控えます。
庵野さんのつくる喜びや、苦しみを感じながら見ることが出来ました。
情熱をかけ、一生懸命妥協することなく向き合ったからこそ、生み出されたモノは人に何かを訴えかけるものがありますね。
私は、建築というモノ創りを通じて、訴えられるようになっていきたいと思います。
藤原昌彦
曇り空の少し肌寒く感じる朝ですね。
現代の住宅の造り方を気づいた時から行った我々は、なんと浅はかだったのかと長く使われている民家を見ると気がつきます。
経済状況によりエネルギーの考え方が変わり、自然のことなど省みることなく色々なものをつくってきた経緯があります。
住宅においてもそうで、特に建材は顕著です。石油製品などによる資材は、長く使うというよりは、劣化を待つものとなり、今頃になって気が付く。
長く使われている民家では、造られているモノの素材は自然素材と呼ばれる材料がほとんどです。
屋根は、茅葺や板葺き、瓦葺き、壁は土壁、床は土の三和土や無垢材の板、畳。
外部の材料は、雨や内部の結露水を含み、気温の上昇とともに気加熱として熱に変換することで、内部の温熱環境がコントロールされていた事に驚かされます。
現代では、人口の素材に溢れており、自然素材の力が発揮されない状態となっています。
省エネルギーの観点から、数字を指標としてその目標をクリアーすれば省エネとなり、内部の温熱環境も改善されるが如く謳われています。
しかし、実際は数値目標をクリアーするだけでは、本来の豊かな温熱環境の暮らしはできません。
いくら内部の空気温度が高くなっても、壁や天井、床などの表面温度により不快になってきます。
古来の民家の考え方を現代の建材に置き換え、より良い温熱環境になっていきます。
ぜひ、古いからと民家を敬遠せず、その民家の工夫、良さを現代に生かせるように。
藤原昌彦
こんにちは。
岡山や香川でポピーやバラなど花が満開となっているようです。
一面に花が咲いている様子を想像しただけで癒されます。
今年は実際に訪れてみたいです。
さて、倉敷市真備町にて建設中の「真備町の家Ⅳ」では
外部の耐力壁と透湿防水シートの施工を行いました。
まず耐力壁を大工さんが丁寧に施工を行い
続いて耐力壁の上に透湿防水シートを施工致しました。
写真の右側が耐力壁で、左側が透湿防水シートになります。
透湿防水シートの役割は、外部から内部へ水が浸透するのを防ぎ
内部の湿気が外部に出るのを防ぎ、結露防止となります。
今後は、外部は外壁材の下地の施工を行い
内部は、断熱の取付を行います。
Staff.I
昨日は、暑い1日でしたね。打って変わって、今日は曇り空。
最近は、2階建てより平屋建ての住宅を多く設計している気がします。
将来的なメリットもあり、敷地に余裕があれば平屋を進めることが多くあるせいかもしれません。
平屋を建てる際の敷地の規模については、車を2台駐車することを考えると約75坪以上は欲しいところではあります。
平屋建の良さは、上下階の移動がないであるとか、外壁のメンテナンスのしやすさなど色々とありますが、デメリットとしては平面的なプランニングの単調さや一番大きなところでは坪単価のUPがあります。
総2階の建物と比較して、約15%〜20%程度坪単価としては上がります。
ですが、長い目で見るとその価格UPをしてでも平屋は良いと思います。
コンパクトに造ることで、将来的なライフスタイルの変化に対応でき、無駄なスペースを生み出さない、などこれからの時代変化に対応した暮らしができるのではないかと思います。
シェアーしたり、家を街に開いていくことも考えながら、平屋の在り方を考えていきたいと思います。
藤原昌彦
こんにちは。
先日、藤原所長に焼肉に連れていっていただきました。
アトリエに来られた方は分かると思いますが、
お昼はいつもダイニングに集まり食べているのですが、
工務スタッフは、現場に出ていることが多いため、
久しぶりに全員揃ってのご飯でした。
終始笑って、お肉を頬張って、と楽しい時間でした。
藤原所長、ご馳走様でした。
さて、広島県尾道市で建築中の尾道の家では、垂木や軒裏の塗装がされました。
以前にも書かせていただきましたが、
今回、外壁が2種類(焼杉・シラスそとん壁)のため、
垂木や軒裏は外壁に合わせて塗装の色を変えています。
同じ樹種ですが、白と黒でかなり印象が違います。
外壁が仕上がった姿がより楽しみとなりました。
Staff. Y
梅雨のような天候も通り過ぎ、久しぶりに気持ちの良い青空が広がる天気ですね。今日は、暑くなるそうです。
住宅を考えている時は、この建物が永く使われ残したいと思われるようにしたいと思っています。
しかし、形あるものはいずれか形を変えていきます。
少しづつ手を加えられるものであったり、完全に違うものになったり。
いくら暮らしの形や様式が変わろうとも、残さなければならないものがあります。
景色、風景、自然環境は、次の世代に大切に残していかなければなりません。
暮らしの先にあるものを考えながら、建築を通して伝えられたらと思いながら設計に邁進せていきたいと思います。
藤原昌彦
こんにちは。
週末明けは寒くなると聞いていましたが
日中は、暖かい気温で過ごすことができました。
さて、岡山市北区で建築中の御津の家では、木完検査を行いました。
木完検査とは、内部の仕上げ工事に入る前に下地や造作家具、
照明器具の配線位置などが正しく施工されているか社内検査を行うものです。
図面通りに施工されているものに対しても、今一度検討し修正を行います。
検査は、約2時間程かけてじっくりとチェックをしていき、
問題なく内部仕上げ工事に移ることができることを確認しました。
現在は、2階からパテ処理~下塗りを行っており、タイル工事も同時進行しています。
完成に向けて工事を進めていきます。
Staff. Y
肌寒い空気感の朝ですね。午後からは、かなり暑くなりそうな気もします。
空間をつくる要素として、床・壁・天井があります。
空間の質を上げるために、よく素材を良いものにすれば質が上がると思われがちです。
確かに、素材の力が空間に及ぼす影響はありますが、素材だけでも良い空間にはなりません。
平面的なプロポーションや断面方向のプロポーション、天井の高さ、開口部の開け方、光の入り方とそのグラデーション…
多くのことを想像し、検討していく中で生まれてきます。
日々、この空間の質をどう高められるのかを考えながら格闘しています。
普遍性のある建築を目指して。
藤原昌彦
こんにちは。
梅雨が近づいてくると、晴れた日がいつもより嬉しくなります。
先日は、晴れた日にアトリエに蝶がいたので、撮影しました。
虫たちが活発になると春を感じますよね。
さて、倉敷市真備町にて建設中の「真備町の家Ⅳ」では
柱と横架材を繋ぐ金物を施工いました。
ボードを貼ると見えなくなってしまうため
金物取付後は、スタッフで金物の種類と位置の検査を行いました。
また、第三者機関による躯体検査も受けました。
適正に施工ができ、検査の指摘事項もありませんでしたので、
今後は電気配線と断熱材の施工を行う予定です。
Staff.I