2022年5月Blog

久しぶりの訪問

藤原の日記

寒暖差が激しく、体調管理が難しいですね。今日は、暑くなりそうですので熱中症には気をつけましょう。

昨日は、尾道の家で木製建具搬入を行い、その後久しぶりに三原久井の家へ伺いました。

屋外の芝や樹木も生き生きとしていて、豊かな暮らしぶりが伺えます。

中でしばらく寛がせていただきながら、いろいろな暮らしのお話をお聞きし、楽しく過ごされている様子がうれしく感じました。

三原久井の家は、みなさんに感じていただきたい建築なのですが、広島県と遠方ですので写真でのご紹介となりますが、また機会があればレポートしたいと思います。

藤原昌彦

木製サッシ

こんにちは。
今日は雨が降り少し肌寒い一日でした。

さて、広島県尾道市で建築中の尾道の家では、本日木製サッシの取付を行いました。

運搬車からの荷下ろしから、搬入~取付まで、
棟梁とバウムスタッフそしてお施主様にもお手伝いいただき取付けることができました。

ガラスが入っていない状態で、重さは約100kgとのこと。
重さもさることながら、高さも幅も大きいため取付位置に辿り着くまでも一苦労でした。

お施主様には、ご協力いただき大変感謝しております。
こちらがお礼をしなければならない立場にもかかわらず 、
お昼にどうぞと広島のお好み焼きをいただきました。
スタッフ一同美味しくいただきました。
ありがとうございました。

今週は、本日取付けた木製サッシの枠造作やフローリング貼りなどを進めていきます。

Staff. Y

完了検査

こんにちは。

岡山市北区で建築中の御津の家では、第三者機関による完了検査を受け、
問題なく合格しました。

照明器具や設備機器、アクセサリーなどが取付き、お家らしくなってきました。

室内の建具やキッチンや造作家具の扉なども取付けを行っており
珪藻土の白い空間に木の素材が加わりはじめました。

引き続き、完成に向けて工事を進めていきます。

Staff. Y

断熱材施工

こんにちは。

室内にいても熱中症になりそうなくらい、暑い日が続いております。

作業をしていると水分補給を忘れてしまうので、細目に気を付けたいです。

さて、倉敷市真備町にて建設中の「真備町の家Ⅳ」では

1階の断熱材を施工を行いました。

大工さんが断熱材を 一枚一枚 丁寧に施工をして下さりました。

家を建てる際、どんな工事も工程も1つ1つがとても大切だと考えております。

その中でも断熱の施工は、住まいの環境に直結する1つだと思っています。

きちんと施工をしていなければ

断熱材として十分の効果を発揮できない場合もあります。

ただ施工を行うではなく、住まう方を思い施工を行っております。

「真備町の家Ⅳ」の予定は、内部は小屋裏部屋の断熱材施工を行い

外部は破風、軒天の施工を行う予定です。

Staff.I

窓から見える

藤原の日記

昨日の雨のおかげで、緑が美しく気持ちの良い朝。

倉敷市真備町で建築中の住宅「真備町の家Ⅳ」に現場確認のため行きました。

家族が集まる空間の窓から見える景色は田園風景と遠くに見える山の緑が美しいです。

山の手前に見えるのは、堤防の土手。

この土手が切れた事により、浸水してしまった地域です。

自然は、人間には抗うことのできないものであります。

自然を感じながら、共存していく。

この窓から見えるものを見ながら、改めて思いました。

完成が待ち遠しいです。

藤原昌彦

その他

気温が上がり、夏のような蒸し暑さがありますね。

高屋の家のクライアント様から頂いた風鈴とコーヒー豆

暮らしの中の豊かな物のの一つに「音」があります。

自然の音もあれば、人口的な音もあります。

音楽などは人口的なもので、好き嫌いが多いかもしれません。

自然の音も不快な音もあれば、心地よい音もあります。

不快なものはできるだけ入らないようにし、良いものを取り入れる工夫が建築の役割でもあります。

夏に涼しげな風鈴の音を聞きながら、デッキで杯を傾けると気持ちがゆったりと出来ますね。

音も暮らしの一部。

心地よい音のある暮らしを考えるのも良いですね。

藤原昌彦

内部仕上げ工事へ

こんにちは。
今日は、最高気温29℃と本当に暑い1日でした。
25℃~29℃を夏日といいます。
早々と、季節が変わろうとしているのでしょうか。

さて、岡山市北区で建築中の御津の家では、内部仕上げ工事に入り、珪藻土が塗られました。

パテ処理~下塗り~上塗りの順に仕上げていきました。
写真は階段部の下塗り時です。

今まで、プラスターボードの黄色い空間だったのが
左官さんの手によって、真っ白な内部空間へと生まれ変わりました。
機械的な模様ではなく、コテむらがあるところも手仕事でやる良い所だと思います。

今後は、水回り設備器具や照明器具などの取付け工事などを進めていきます。

Staff. Y

つくる喜び、つくる苦しみ

その他

朝から夏を思わせるような暑さがありますね。熱中症など気をつけてくださいね。

先日、大阪 あべのハルカス美術館で開催中の「庵野秀明 展」を見てきました。

なんだ、アニメ監督かと思われるかもしれませんが、私としてはモノづくりを行う尊敬する人の一人でもあります。

ジャンルは違えど、つくることへの情熱は同じではないかと思っています。

内容は、実際機会があればご覧いただいた方が良いので控えます。

庵野さんのつくる喜びや、苦しみを感じながら見ることが出来ました。

情熱をかけ、一生懸命妥協することなく向き合ったからこそ、生み出されたモノは人に何かを訴えかけるものがありますね。

私は、建築というモノ創りを通じて、訴えられるようになっていきたいと思います。

藤原昌彦

民家の力

藤原の日記

曇り空の少し肌寒く感じる朝ですね。

現代の住宅の造り方を気づいた時から行った我々は、なんと浅はかだったのかと長く使われている民家を見ると気がつきます。

経済状況によりエネルギーの考え方が変わり、自然のことなど省みることなく色々なものをつくってきた経緯があります。

住宅においてもそうで、特に建材は顕著です。石油製品などによる資材は、長く使うというよりは、劣化を待つものとなり、今頃になって気が付く。

長く使われている民家では、造られているモノの素材は自然素材と呼ばれる材料がほとんどです。

屋根は、茅葺や板葺き、瓦葺き、壁は土壁、床は土の三和土や無垢材の板、畳。

外部の材料は、雨や内部の結露水を含み、気温の上昇とともに気加熱として熱に変換することで、内部の温熱環境がコントロールされていた事に驚かされます。

現代では、人口の素材に溢れており、自然素材の力が発揮されない状態となっています。

省エネルギーの観点から、数字を指標としてその目標をクリアーすれば省エネとなり、内部の温熱環境も改善されるが如く謳われています。

しかし、実際は数値目標をクリアーするだけでは、本来の豊かな温熱環境の暮らしはできません。

いくら内部の空気温度が高くなっても、壁や天井、床などの表面温度により不快になってきます。

古来の民家の考え方を現代の建材に置き換え、より良い温熱環境になっていきます。

ぜひ、古いからと民家を敬遠せず、その民家の工夫、良さを現代に生かせるように。

藤原昌彦

耐力壁、透湿防水シート

こんにちは。

岡山や香川でポピーやバラなど花が満開となっているようです。

一面に花が咲いている様子を想像しただけで癒されます。

今年は実際に訪れてみたいです。

さて、倉敷市真備町にて建設中の「真備町の家Ⅳ」では

外部の耐力壁と透湿防水シートの施工を行いました。

まず耐力壁を大工さんが丁寧に施工を行い

続いて耐力壁の上に透湿防水シートを施工致しました。

写真の右側が耐力壁で、左側が透湿防水シートになります。

透湿防水シートの役割は、外部から内部へ水が浸透するのを防ぎ

内部の湿気が外部に出るのを防ぎ、結露防止となります。

今後は、外部は外壁材の下地の施工を行い

内部は、断熱の取付を行います。

Staff.I