朝は肌寒く感じ、午後から急に気温が上がり暑さを感じた一日。
多くの住宅を設計して来ましたが、近年では平屋建ての住宅が多くなって来ました。
希望があっての平屋の場合もあれば、こちらからの提案の平屋もあります。
平屋建ての住宅は、将来を見据えていくと豊かに暮らすには良いと思っています。
敷地の状況により、2階建てや3階たてになる場合もありますが、平屋建てが薦められる場合は、できる限り平屋が良いと思っています。
コストは高めになるため、予算も考えておかなければなりません。(2階建ての約1.5割UP)しかし、色々なメンテナンスを考えていくと、多くのメリットがありイニシャルコストを考えてもメリットがあると思います。
そして、平屋建ての住宅の特徴は、屋外空間と植栽の関係が強く出ることにあります。
床面が庭に近くなり、庭をしっかりとつくっていくことで暮らしが豊かになって来ますし、街並みも緑豊かになっていきます。
雑誌、別冊「太陽」では、多くの平屋建ての住宅、しかも名作と呼ばれる住宅が取り上げられています。
その中の一つに、「牛窓の家」を掲載いただきました。
ぜひ、書店で手に取ってみてください。
藤原昌彦
こんにちは。
GW(ゴールデンウイーク)が始まりましたね。
ゆっくり過ごす方や、ご家族でお出かけする方もいらっしゃるかと思います。
この季節になると、少し浮足たったようになります。
私も、GWをどのように過ごそうか、わくわくしております。
さて、倉敷市真備町にて建設中の「真備町の家Ⅳ」では
屋根の遮熱・透湿ルーフィングを施工しました。
「真備町の家Ⅳ」の大屋根は切妻屋根になっております。
写真は大屋根の遮熱・透湿ルーフィング工事を終えた様子になります。
遮熱・透湿ルーフィングは、簡単に言いますと
湿気を通す機能を持ち合わせた防水シートになります。
透湿ルーフィング施工後は、屋根をかけていきます。
今回の屋根の種類は、ガルバニウム鋼板になります。
屋根の施工と同時に、薪ストーブの煙突を施工する予定です。
Staff.I
GWの初日は、雨模様からのスタートになりましたね。
設計の中で、柱や梁という構造を見せる場合と見せない場合があります。
柱は、断熱の関係もあり、あまり見せることはないかもしれませんが、梁は見せることもあります。
この場合は綺麗な架構出なければ、あまり良くない空間になります。
柱や梁を仕上げとして見せる場合は、出来上がる空間がある程度の広さがなければ綺麗に見せることもできません。
整然と並ぶことにより、空間の奥行きや広さ、長さを強調できます。
真備町の家Ⅳでは、屋根の荷重を受けて開くのを抑えるために横材を入れて抑えています。
その整然と並んだ姿が美しく感じ、出来上がる空間が楽しみになって来ました。
藤原昌彦
こんにちは。
連日、湿気が多いすっきりしない日が続いています。
岡山市北区で建築中の御津の家では、先日アプローチの形状の検討を行いました。
スプレーで描いているのがアプローチの形状です。
少しづつ補正しながら綺麗な形を作っていきました。
歩いた時に狭くなりすぎていないか、
道路から見たとき、玄関から見たときのどちら側からも美しいか、
長時間にわたり検討を行いました。
道路から玄関への道。
アプローチは、お家に入るまでの雰囲気作りをしてくれます。
形状だけでなくアプローチ部の素材や周りの植栽との関係も
家までの雰囲気を作ってくれています。
家に帰るのがわくわくするような、落ち着くような、出迎えてくれるような
アプローチになればと思っています。
仕上りが楽しみです。
Staff. Y
こんにちは。
連休のお天気ですが、どうにか見方をしてくれそうですね。
皆さんは何をされるのでしょうか。
行楽シーズンは、交通量も増えますので事故なども心配です。
皆さま十分お気を付けくださいね。
さて、広島県尾道市で建築中の尾道の家では、外部の下地施工を進めています。
尾道の家では、2種類の外壁を使用します。焼杉とシラスそとん壁です。
写真は、そとん壁の下地施工部です。
シラスそとん壁とは、シラス台地の「シラス」からできている外壁材で
100%自然素材となります。
高い防水性と透湿性を持っており、また、耐久性も高いのでメンテナンス費用や手間を大きく軽減してくれます。
シラスそとん壁の塗装は、5月の下旬を予定しています。
暑い時期となりますが左官さんに頑張っていただきます!!
引き続き、外部の下地工事を中心に進めていきます。
Staff. Y
少し薄曇りのスタートですね。今日も暑くなりそうですので、体調には気をつけてください。
明日から、長い方で7連休とゴールデンウィークが始まります。2年ぶりの制限無しでのGWとなり、色々とお出かけの予定を組まれているのではないでしょうか?
さて、皆様の朝ごはんは、ご飯派・パン食派どちらでしょうか?
私は、断然ご飯派です。
白いご飯に、味噌汁と卵焼き。
たまにパンを食べると、これがまたずごく美味しく感じます。
その朝ごはんも、少し気分を変えて外で食べてみると、また格段に美味しく感じます。
この過ごしやすい気持ち良い季節に、新緑に囲まれた屋外空間で朝ごはん。
おすすめです。
藤原昌彦
雨が降ったせいでしょうか、かなり蒸し暑さを感じますね。
まだ4月なのに梅雨に入ったかのう様ですね。
居場所を考えるときに、線を引いてここからがリビングやダイニングなどと分けてしまいがちですよね。
私が好きな空間の中には、漠然と何だか居場所が出来上がるようなプランニングがあります。
使う人の思いのより、この辺までがリビングの様なところ、この辺りがダイニングのような場所というように。
テリトリー(領域)を明確化せずに全体を考えることで、かなり豊かな空間になります。
建具で仕切るのも良いですし、衝立のようなものでテリトリーを分ける。
大きな伽藍堂に何か一つの要素で、テリトリー(領域)が出来るような。
使う方の力量も問われるのですが、色々な使われ方できるもので、普遍性のある空間になると思います。
藤原昌彦
しっとりとした空気の朝。天気予報では雨模様の1日となる様です。
どの様な住宅でも道路から住宅に入る道、アプローチが大切です。
敷地の関係や、建物の大きさによりそのアプローチの形状は変わって来ますが、小さな建物ほど長く緑豊かなものは、内部空間に入ることにワクワク感を与えます。
昨日、岡山市北区で建築中の御津の家では、そのアプローチの検討を現地で行いました。
当初の私の考え方に、造園家の荻野さんの意見を取り入れ、美しい入る道を作りたいと思います。
一見するとなんでもない普通の玄関に通ずる道。
どの様になるか、これからが楽しみです。
藤原昌彦
雨上がりの朝。しっとりとした空気感が心地よく感じます。
何かと線引きをしておかなければ、物事がうまくいかないことがありますよね。
建築の世界でも色々とあり一番わかりやすいのが、敷地という境界です。
道路と敷地の区切りや隣の敷地と敷地の区切り。
住宅の内部においてもその境界は生まれてしまいます。
名称をつけていく行為は、実はこの境界をつくっている様な気がします。
玄関・廊下・リビング・キッチン・などなど。。
設備がともなったり、生活の行為で必要な場所については区切りは必要かもしれませんが、境界が曖昧なリビングなのかダイニングなのか部屋なのか廊下なのか色々なものが境界なく混在している空間も良いのではないかと思っています。
使う方が、ソファーを置いてリビングとしても良いし、家具で仕切って境界を作るのも良いし。
曖昧な境界を意識の境界をつくっていけると、色々な楽しみ方ができ暮らしはもっと豊かになるのではないでしょうか。
藤原昌彦
こんにちは。
桜が咲き誇っていましたが、気づいたら葉桜へと変貌しておりました。
青々とした葉桜も綺麗ですよね。
さて、本日のブログは倉敷市真備町にて建設中の「真備町の家Ⅳ」の
工事の模様をお送りいたします。
晴天の中、上棟を終え
屋根には天窓を施工致しました。
晴れた日には、青空を楽しむことができ
燦燦とした太陽の光が差し込みます。
外壁部をふさいでおりますが、天窓からの光で部屋が明るいです。
光取りとしても活躍をしますが、心地よい風の通り道となります。
今後、窓に造作枠がつくので楽しみです。
Staff.I