田井の家ⅡBlog

お引渡し

いよいよ、お引渡しとなりました。

初めてお会いしたのは、約3年前の「吉備津の家完成見学会」でした。その時はご夫婦お二人で、もうすぐお子様が誕生されるとお聞きしていました。その後、お子様が産まれ、本格的にお家づくりをとの時にアトリエにお越し下さり、何度かお話をする中で、弊社に任せていただく事になりました。

工事がスタートするまで、その当時お住まいの住宅の売却⇒お引越し、新居の敷地の既存建物の解体と道のりが長かったですね…。工事が始まり約11ヶ月。本当に心待ちにされていたと思います。長い間、お待ちいただきありがとうございました。

ここからは、クライアント様ご家族が生活をされることで新しい家づくりのスタートだと思っています。このお家を中心に豊かな暮らしとなることを願っています。

造園工事2

玄関に向かうアプローチとは別にもう一つ別のアプローチがあります。

このアプローチは、和室へと向かっています。奥様の趣味である茶道ができる茶室があるのですが、お茶会を開催するときに、玄関からではなく、和室の開口部から入ってもらえるようにしました。そしてこのアプローチの正面に竹垣を施工しました。

見てわかるように、素材は竹箒です!!大量発注しました(笑)柄の長さを変えて上下で編んでいきます。

和室側から見ると…

お茶会で、このアプローチを歩いていくのは、ワクワクしますね!!

造園工事の様子はこちらから⇒ Instagram

造園工事が終わりました。残りの外構工事を行い、竣工写真の撮影、見学会後いよいよお引渡しとなります。

造園工事1

造園工事が始まりました。

高木を植えていきます。設計の藤原からのオーダーは、「建物の背景にある山の稜線に高木を揃えて欲しい」です。敷地後方からみると、建物自体も山の稜線に揃っています。これは藤原が敷地を見た際に、この山が印象に残っていて、設計の段階でポイントにしていたのです。

そして、中低木も植えていきます。どんどんと華やかになっていきます!!

そして、芝生も施工しています。

ウッドデッキ周辺も沢山の植栽が入り、賑やかになりました!!

擁壁工事

擁壁は、杉模様の擁壁です。型枠の内側に杉板を貼ってコンクリートを流し、模様を付けます。

コンクリート打設しました!綺麗な仕上がりになるか…。楽しみです。

綺麗な木目が出ています!照明、インターホンも付けました!

施主様査

クライアント様に建物のご確認をして頂きました。現地でのお打合せは何度かしますが、設備がついて、完成した状態はまだ見て頂けてなかったので、じっくりとご覧頂きました!!

とても喜んでくださいました!!茶室でお茶をされている姿が目に浮かびますね!!外構工事がまだ残っていますが、お引渡しが近づいてきたなぁと感慨深くなりました。

外構工事スタート

建物の完成後、外構工事が始まりました。敷地が、約270坪あるので全てを出来るわけではないですが、ポイントを考えながら計画をしました。

まずは、境界ブロックとフェンスで敷地を囲います。

というのが、玉野の地域はイノシシが良く出ます…。この場所も通り道になっている為、工事中も何度かあらわれています((+_+))怖いですよね。それもあり、通り抜けが出来ないようにしました。

南側(アプローチ側)はRCの擁壁をします。まずは掘削からスタート。

畳納め、スクリーン取付

美装後、畳屋さんが畳を収めてくれました。

茶室でもあるので、炉畳があります!!

そして、リビングや個室にはハニカムスクリーンを付けました。バウムスタイルアーキテクトでは基本的にこのハニカム構造のロールスクリーンを採用しています。

ハニカムスクリーンは上記写真の様に層があり、空気層があることで断熱効果があります。窓からの熱損失を少しでも少なくすることで断熱性能を高めています!!

電気配線工事

電気配線を行いました。図面を確認しながら配線経路を考えていきます。

梁などがあって通せない場所は遠回りですが床下から配線をあげたり、経路を考えていきます。

大量の配線ですね。今の段階では天井裏に大まかに手繰ってあります。工事が進んでいく過程で、適所に配線をしていきます。