2017年11月Blog

季節を感じる

藤原の日記

今日も暖かい一日でしたね。

少し体を動かすと、汗ばむくらいでした。

津島福居01

山を見ると、紅葉が綺麗で山が見れる環境は良いなとしみじみ思っています。

季節を感じることは、色々なことで感じると思います。

気温や湿度、山の緑の見え方や紅葉などです。

住いで季節を感じるには、庭を見てあげることが良いのではないでしょうか?

春になれば、新芽が出てきて、色とりどりの花が咲いてきます。

段々と緑が増えてきて、夏には日陰をつくる。そして、赤く色づき紅葉をし、葉が落ちる。

住いで、紅葉を見られる・季節を感じられることは、かつての日本では当たり前の事だったかと思います。

しっかりと、庭を造り・植栽を施し手入れを行って、緑豊かな暮らしをしませんか?

藤原昌彦

 

外壁下地進行中

真備町の家

先日上棟した真備町の家では

外壁の左官下地板を張り進めています。

左官屋さんが壁を塗るにはラスという金網の下地が必要です。

その金網を張り付けていく為に、大工さんが板を貼っていくのです。

下地は仕上がってしまえば見えなくなりますが

下地の丁寧さが仕上がりの美しさを左右します。

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整然と並ぶ姿を見ると、大工さんの仕事の丁寧さが分かります。

Staff M

手の込んだ

藤原の日記

今日は、あいにくの雨の一日。

現場では、外構工事を行っており、雨の中職人さんが頑張ってくれています。

本当に頭が上がりません。感謝です。

南区の離れ

私が設計する住宅は、大工さんをはじめ建具屋さん、左官屋さんなどなどから、造るのが手が込んでいると言われます。(造るのが難しい…と)

完成時には、極力すっきり見えるように配慮し、しっかりと長持ちしメンテナンスも可能なような設計にしています。

見た目では、分かりずらいのですが、構造や断熱性能と同じで隠れてしますとわからないものになってきます。

私は、ここが非常に大切なことだと思っており、見えないところも美しくしていきたいと思っています。

その細やかな積み重ねが、建築を美しくし、空間を美しくすると思っています。

藤原昌彦

空間の温熱が気持ちよくなるともっと自由になれる

藤原の日記

今日も暖かい一日で、しばらくは暖かい日が続きそうな感じですね。

ハオアンドメイ

私が設計をする際に、最近気をつていることは美しい空間を創ることはもちろんの事、やはり温熱についても考えています。

家事などのストレスが、住宅を考える際に良く出るのですが、熱的ストレスも多くあげれらます。

断熱性能をきちんとしてあげることで、色々なストレスも軽減されると思っています。

コストをしっかりと掛ければ、本当に温熱環境が分かっているのであれば、すぐに良くできるのですが、私が目指しているのは、コストバランスを考えながら、しっかりと快適な温熱環境の空間とその先にある豊かさや暮らしです。

ただ、暖かく、涼しくだけではなく、その先にあるもの…

日本の住宅は、かつて快適性にはもっと貪欲だったのではないかと思っています。

深い軒や土間の空間・風通しの良い造り。パッシブデザインの原点は、やはり日本古来の住宅にある気がします。

まだまだ、研究をして生き事が出来る・設計に生かすことのできる。

スタッフと総力を挙げて、取り組んでいきたいと思います。

藤原昌彦

 

進む外構工事

藤原の日記

今日は、暖かい一日でしたね。

しばらく続くと良いのですが…週末は、冷えるらしいです。

板塀

さて、現場では造園に向けて外構工事が進んでいます。

今回は、新たなチャレンジを試みています。

材木屋さんで、すぐ手に入る材料を使いつつ特別な施工方法行っています。

出来ると簡単な感じかもしれませんが、ここまでに色々と検討を重ね、サンプルをいくつも作り、考えてきました。

まだ、施工途中ですが良い雰囲気の外構が出来そうな気がします。

そして、造園家 荻野寿也 氏による造園により、現在少しふわっと浮いている建築に命を吹き込んで頂きます。

さあ、完成が楽しみです。

藤原昌彦

暮らしを想像しながら

藤原の日記

過ごしやすい、天気でしたね。

これから、朝起きるのがつらくなりそうですね。

南区の離れ

仕上がりつつある現場に一人居残って、設計が良かったかどうかを毎回確かめています。

日が暮れ、夜になり灯りを灯しながら、暮らしを再度想像する。

設計の段階で、何度も何度も頭の中で暮らしを暮らしを想像し、プランの中を歩き回る。

躯体が立ち上がった姿を見ると、また想像し暮らしを確かめながら現場を歩く。

で行く工事が進み、空間の輪郭がはっきりしてくると、色々な事を身体感覚で確認していく。

この一連の行為を繰り返し行うことで、美しい空間をより良くしていきます。

建築家の個性は、ここで出てくるのだろうと思います。

より良い建築を目指し、これからも皆様に感謝しながら精進していきます。

藤原昌彦

もう少し

藤原の日記

日中は、陽も出て暖かい一日でしたね。

南区の離れ

ようやく現場がひと段落。

まだ、少し修正する部分や取り付けが終わっていない物などが有りますが、良い感じに仕上がって来ました。

外構工事も同時進行で進めており、もう数日で終わる予定です。

その後に、最後の仕上げとなる造園を行います。

今回は、造園家の荻野寿也氏にお任せしております。

建築と外構の造り込みと、荻野氏の造園がどの様に一体の建築となるのか今から楽しみです。

ここで、ご覧になりたい方はお知らせいただければ、ご覧いただける様に致しますので、メールにてご連絡下さい。

藤原昌彦

ハンドメイドの家具

藤原の日記

日に日に、寒さが増してきていますね。

冬に向けて、色々と支度を始めなければいけませんね。

国府市場の家

さて、本日は先日プレゼンテーションを行った住宅の修正案のプレゼンテーションを行いました。

出来る限り、前回の案の外観を生かしながら、要望を取りいれたプラン。

延べ床面積は、約25坪と小さいのですが、広く使えるように、これからのシビアな設計が肝となってきます。

その際に、キーポイントとなってくるのが家具です。

既製品では、コンパクトな住宅を設計する際に寸法が適切ではなく、合わないことが多く、使えません。(既製品は、色々な物の使い勝手を平均値としているため。)

大工さんの手による造る付け家具も良いですし、家具作家さんによる家具も良いと思います。

ハオアンドメイ

現在仕上まっしぐらの現場でも、家具作家さんの手による家具が入りました。

一気に空間の色々な物がしっくりきます。

埼玉で制作をしているハオアンドメイの傍島さんにお願いをしました。

傍島さんは、、建築家 堀部安嗣 氏の家具も手がけており、先日見学をしたクルーズ船「ガンツウ」の家具も手がけております。

岡山の作家さんでも、作って頂いたことはあるのですが、細かな部分・面の取り方・Rの取り方色々な面で、きめ細かなところが私の創る空間と素直にフィットします。

今までの岡山の作家さんには、色々と作り変えをして頂いたり、手直しをして頂いたりとするのですが、ハオアンドメイ 傍島さんは全く直すところもなく空間にフィットす家具を造って頂けます。

ぜひ、興味のある方は家具も一緒に創って行きませんか?

藤原昌彦

 

色がある

藤原の日記

今日は風が冷たく寒い一日でしたね。

勤労感謝の日ですが、ゆっくりされたでしょうか?

津島福居の家

しばしば、住宅は商品として扱われてしまっています。

ハウスメーカーにしても、工務店にしても、一部の設計事務所にしても…

私は、建築家として住宅を設計しています。

私の創る住宅には、色があると思いますし、色があると言われもします。

商品として、素材や使用する材料を選定しているのではなく、しっかりと信念を持って素材選びや創り出される空間の空気感を生み出そうとしています。

決して、提案時には理解されることのないプランの構成。

新しい空間を想像するために、クライアント様には今まで目にしたことのないプランであったりします。しかし、アクロバットな派手なプランをしているわけではないのですが、平面プランの構成や断面の構成がどうしても理解が難しくなってきます。

ここが、私が創る住宅建築・空間の色だと思っています。

是非、一度体感してください。

藤原昌彦

妥協なく

藤原の日記

今日は、雨模様の一日で寒かったですね。

気が付けば、12月(師走)がもうすぐそこまで来ています。

南区の離れ

今月末の完成を目指して現場が佳境を迎えています。

ようやく明かりがともり、仕上がりが見えてくるとうれしくなりますね。

設計を進めているクライアント様には少しばかりお待たせしたり、対応が遅れたりと本当に申し訳ございませんが、手を抜くことなく妥協することなく行って行きたいと思っております。

藤原昌彦