深みのある
穏やかな冬の一日。夜からは、雨模様ですね。
先日、ご相談のために伺った「二つ庭の家」、完成して5年が経過しました。
クライアント様の丁寧な暮らしぶりと、素材の経年変化が艶っぽく、完成当初より深みのある空間となっていました。
建築はやはり目新しいだけでは良くなく、時間の経過により空間の良さや強さが出てくるのだと思います。その時間を設計中には、イメージしスタディを繰り返し現実のものへと昇華させていきます。
これからも時間を積み重ね、さらなる深みのある空間になって行くことを実感しました。
心地良さもあり、久しぶりにお逢いしたこともあり、気がつけば長い時間滞在させて頂き有難うございました。
この空間を機会があれば、多くの方に体験して頂きたいと思います。
藤原昌彦