アトリエの付近では、一時かなりの雨が降りました。
梅雨入ったのかと思ったのですが、発表はまだでしたね。
来週あたり、雨が続くので梅雨入りになるでしょうね。
基礎工事が進んでいる玉野市「田井の家」。
来月中旬には上棟予定です。
玉野市ののどかな山あいに建つ住宅です。
この風景にふさわしく、馴染む様な建築は何かを考えながら設計を行いました。
クライアントの人柄や生活の雰囲気に思いを馳せながら、現代的な民家のあり方を考えて設計を進めました。
おおらかな空間で、のびのびと暮らしていける様な建築を。
藤原昌彦
今日は、雨の1日。
そろそろ梅雨入りですね。
先日より「庭」関連の話が続いているので、さらに続けたいと思います。
建物の配置を考える際に、敷地の良さ、特徴を掴みながら配置を考えて行きます。
新しく造成された分譲地などは、ハウスメーカーなどの住宅が多くなりがちになり、我が物顔の住宅が多くなります。
あらかじめ近隣の住宅がわかれば良いのですが、なかなかそうも言っておられず、出来上がるとなんだこれという様な事が多くあります。
そう言った状況を考えながら、配置を考え「庭」を考えて行くことで、近隣にも優しく住む方にも優しい住宅ができて行くと思います。
裏を大切にすること。
これからの住宅の設計には非常に大切になってくるのではないでしょうか。
藤原昌彦
先日、倉益の家 へ用事があり伺ってきました。
(さらに…)
もうすぐ、梅雨入りしそうな天候ですね。
さて、発売中の建築専門誌 「建築知識 ビルダーズ33号」に南区の離れが掲載されました。
「造園家 荻野寿也の感動する庭 7選」の一つとして取り上げて頂いています。
設計において、庭は重要なテーマの一つと昨日のブログでも書かせていただきました。
荻野寿也氏に「庭上手」と太鼓判を押していただき紹介されていますので、是非書店にて誌面をご覧いただければ幸いです。
そして、尊敬する建築家 堀部安嗣 氏や恩師の一人でもある建築家 伊礼智 氏 建築家 高野保光 氏 広島の建築家 前田圭介氏と共に並んで掲載して頂いています。
こうして、取り上げて頂いた事に満足せず設計に邁進して行きたいと思います。
荻野寿也 氏をはじめ、関わっていただけた方に感謝致します。
藤原昌彦
引き続き、建具枠・戸袋を製作しています。
一日に2カ所ほどのペースで
今週いっぱいで建具まわりは完成しそうです。
薄曇りの、今にも雨が降りそうな1日。
なんとなく、梅雨の訪れを感じます。
設計をして行く中で、大切にしている事が沢山あります。
その中でも、「庭」については私の設計においては欠かせません。
「庭」というと、外のイメージが強く建物とは関係のないものとして捉えられがちです。
私の設計において「庭」は、大切な屋外空間として考えています。
つまり、リビングルームや寝室、個室といった様に、「庭」は外室として考えながら、リビングルームなどの繋がり、「間」を考えながら設計をしています。
心地の良い居場所を考えていくと、屋内、屋外を問わずそれらが繋がり全体を構成する様な感覚ですね。
そして、その「庭」「外室」が拡大して行き、敷地の外へ向けられた時に、周辺環境と繋がり、人にとって心地の良い街並みになって行くのではないでしょうか?
「庭」も一つの部屋として考え、全体の建築として構築してく事が大切になってきます。
藤原昌彦
牛窓の家では、壁の断熱材の施工が終わりました。
外部は外壁の下地を
内部は床を貼っていきます。
気持ち良い風が吹き、心地よい1日でしたね。
現在設計を進めている、邑久町の家は金額の取りまとめの大詰めを行なっています。
早いもので、お会いしてから3年の月日が経ち、ようやく土地の造成が来月行われる予定で進んでいます。
着工は、8月のお盆がすぎたあたりになるかと思います。
コンパクトな平屋たての住宅で、コストダウンを考えながら設計を進めました。
どの様になるかは、完成してからのお楽しみに。
頑張って、金額の取りまとめをクライアントさまとともにやって行きたいと思います。
あと一踏ん張り。
藤原昌彦
天気が良く、外での食事が楽しいですね。
これから梅雨が来るかと思うと少し憂鬱ですが、晴れた日を楽しんで行きましょう。
コンパクトな住宅を設計する際には、できるだけアプローチの動線を長く取ります。
そうする事で、玄関への期待感が高まり、アプローチに施した植栽も楽しみながら中へ入る事ができます。
楽しみながら歩くのも良いものですよ。
藤原昌彦
段々と暑くなっていますね。
そろそろ、ジメジメとした梅雨が近づいてきますね。
天気予報とにらめっこの季節が来ます。
住宅の設計を行う際に、基準として使用する寸法体系があります。
モジュールとも言いますが、簡単にいいますと柱間の間隔の事です。
メーターモジュールだから少し広い…などと言われるモジュール。
私が良く使用するのは、尺。910mmの間隔で柱の位置を考えます。厳密には、1,820mmで考えるのですが…
1m間隔より、90mm短いのですが、昔から日本で使用されている寸法です。
実は、良く考えられた寸法ではないかと思っています。
身体間隔に近い寸法で、造り込んでいくと非常になじむ寸法だと思います。
また、施工においても材料のロスが少なく、無駄がないのもこの寸法です。(日本においてはですが…)
この寸法を、そのまま古来の住宅の造り方をしてしまうと、新しさは感じ得ないので、再度この寸法を理解し、再解釈しながら新しい空間を目指したいと思います。
豪華さではなく、新たなスタンダード目指して
藤原昌彦