2019年9月Blog

久々の空間

藤原の日記

台風が近づいてきていますが、蒸し暑い日が続きますね。

本日は、久しぶりに岡山市中区で設計を行った「菓乃葉」へ行ってきました。

年月が過ぎるのは早いもので、完成してから5年が経っていました。

今回は、少し使い勝手を変更したいとの相談で伺いました。

家族皆さん変わらないご様子で丁寧に暮らされている姿を見られて嬉しかったです。

そして、久しぶりに手作りのお菓子をいただくことができ、空間を堪能することができました。

また、お伺いしたいと思います。

藤原昌彦

躯体検査前の確認。

真備町の家Ⅱ

明日は第三者機関による躯体検査の為、現場の確認をしています。

 

また構造がSE構法なので、SE構法自体の検査も行っています。

合板に釘の種類とピッチのガイドが印刷されているので施工しやすいです。

 

 

 

構造見学会終了。

スタッフ日記

真備町の家Ⅱ 構造見学会が終了しました。

構造にご興味のある方々にご来場いただき、「SE構法」についてご説明をさせて頂きました。

住宅を考える上で、デザインは重視するポイントの一つです。しかしそれは確固たる“安全”とういう基盤がないと何の意味ももちません。

災害も地震だけではないので、100%の保障ができるわけではないですが、漠然としたものよりきちんと数値化されたものの方がより信頼をおけるのではないでしょうか?

ご協力いただきたいたお施主様、ご来場の皆さま、ありがとうございました。

 

 

新たな始まり

藤原の日記

雨が降る予報でしたが、外れて運動会などは開催されたそうでよかったですね。

本日は、新たな住宅の始まりを迎えました。

新たな取り組みを組み合わせて、デザインの質はそのままに温熱環境を日本の住環境に即したことを行っていきます。

現代の建築資材を使いながら、日本の土壁の様な性能がありまた断熱性能を上げて行く。

そして、空調も冷暖房ともに輻射熱として風が無いものにしてくことを考えています。(ただし、サーキュレーターはあると良いと思います。)

今まで、漠然と考えていた湿度のコントロールを今回丁寧に行ってみようと思います。

これから、設計の詰めの作業や色々な決め事を経て、進めていきますのでまだまだ着工までは時間がかかりますが、丁寧に進めていきたいと思います。

写真は、頂いたお菓子です。ありがとうございました。このあと美味しくいただきました。

藤原昌彦

チームであり家族であり、ライバル

藤原の日記

ラグビー日本代表、素晴らしかったですね。

あのアイルランドに勝ちました。ラグビーを詳しくない私でもうれしかったです。

この様にチーム一丸となり勝利に向かう姿はすごいですね。

何かを目指して突き進む姿は、人に感動を与えその次の人や世代に繋げていくことになると思います。

昨日行った、設計講座は専門家の方に出来る限り分かりやすい点から入り、住宅の根っこにある部分の大切な話をさせて頂きました。

そのベースがあってからの美しのあるデザインが大切になって、どうしてもデザイン先行で流行に流されるような造り方をしてしまうので、その部分を整理したうえで進めていけたらと思いお話をいたしました。

ここに参加された方は、チームであり家族でありライバルでもあります。

ここから、切磋琢磨して一軒でも美しい住宅が増えていくことを願っています。

藤原昌彦

今までの教えを次の方々へ

藤原の日記

もうすぐ10月になろうと言うのに、少し汗ばむ様な天候ですね。

なかなか涼しくなりませんね。

さて、本日は工務店の設計者の方に向けて設計講座(計4回)の第1回目を大阪にて行いました。

総勢、18名の方々参加され熱心に聞いていただきました。

内容としては、住宅設計におけるベースとなる部分であったり、設計をするに当たって日々心がけていることなどをお話しいたしました。

あがり症で、またこんなに大勢の前で話すことが初めてでしたので、大変緊張しながらお話をさせていただきました。

あと3回は設計の課題を設けて、実際に頭を使っていただきながら行っていきます。

私も恩師や先輩方から教えていただいたことを、またその次の方々に伝えることは非常に重要で、意義あることだと思っています。

参加されている方の設計力が伸び、次の世代へつなげて行って貰えれば嬉しです。

この設計講座が、シリーズ化されて何回もできる様に自分自身も向上していきたいと思います。

藤原昌彦

 

シンプルかつ複雑に

藤原の日記

秋晴れの気持ちの良い青空の広がる一日。

本日は、美咲町の家の打ち合わせと現場監理のため言って来ました。

現場監督の手際の良さなのか、職人さんの頑張りなのか非常に順調に、スピード感を保ったまま進んでいます。

全体的なチェックを行いましたが、丁寧な仕事が見て取れます。

明日からは、断熱の工事が始まりより住宅らしくなって行く様な気がします。

美咲町の家は、少し複雑な空間構成をしています。

レベル差も変えながら、空間の大きさを変えて構成を行っています。

緩急をつける事で、空間が豊かになり、暮らしが豊かになると思います。

平面のプランはできる限りシンプルにしながら、体験は豊かに。

そのことが、「インパクトよりも余韻がある」住宅になると思います。

藤原昌彦

石膏ボード貼り。

三原久井の家

壁・天井の断熱材が入ったので、天井の石膏ボードを貼っています。

 

 

 

このあとは、床のフローリングを施工していきます。

 

 

 

伝える

藤原の日記

少しまだ暑いですが、秋の雰囲気がしますね。

伝えることは、大変難しいです。

住宅の建築は、多くの見本があるだけに分かりやすくもあり、少し想像できないことがあれば分からないとなります。

伝える方法は、色々ありますがどの方法が良いか何を伝えるかにより変わって来ます。

空間については、最後までその空間に身体を置くまで分からないことが多いので、色々な手段を使ったとしても理解はできないと思っています。

我々も考える際に、模型を作り検討を重ねます。

その検討をしながら、実際の空間で修正しながら整えて行くことをしていきます。

ですので、最初に伝えた空間と出来上がった空間が少し違う事もあります。

そう言った意味でも伝えるのは大変難しいのです。

その伝えづらさも含めて、伝えられたらと思います。

藤原昌彦

あらゆる関係性の中で

藤原の日記

秋晴れの気持ちの良い天気でしたね。

本日は、高梁の家へ工程の詰めと確認のため行って来ました。

住宅部分の工事については、ほぼ完了して細かな部分を修正しています。

外構部分の工事は、建築・土木・造園と設計の想いとのせめぎ合いとなります。

今までは建築だけでしたので、そこに造園との絡みや外構の作りこむ部分などあらゆる関係性の中で進めて行かなければなりません。

また、外構工事では職種の関係性だけでなく、周辺環境との関係性も考えなければなりません。

道路からの高さはどうなのか、アプローチはスムーズに行くのかなど関係性を整理していきます。

できる限り、違和感のない形でアプローチが楽しいものにしていきたいと思います。

藤原昌彦