2025年10月Blog

アトリエ棟外壁工事

こんにちは。
今週に入り急に寒くなりましたね。
急いで羽毛布団を引っ張り出してきました。

さて、岡山県総社市で建築中の総社の家・アトリエでは、アトリエ棟の外壁工事に着手しました。

アトリエ棟の外壁は、ガルバニウム鋼板立てハゼ貼りで屋根と揃えています。

住宅棟には、瀬戸内海の気候風土になじむ素材である焼杉板を使用し、
異素材ではありますが自然素材の有機的な質感と鋼板の無機的なシャープさとのコントラストが
意匠性を高めているとおもいます。

外壁工事の次は、樋工事に進んでいきます。

Staff. Y

アトリエ棟床工事

こんにちは。

岡山県総社市で建築中の総社の家・アトリエでは、引き続き大工による内部造作工事を進めています。
今週は、アトリエ棟について書いていきます。

アトリエ棟の流しコーナーです。
シナランバーコアの収納棚の下には、ステンレス製の製作シンクが設置され
制作に使われる筆やパレットなどを洗えるようにしています。
収納棚には、可動棚が設置されます。


1階のAtelier部の床工事に着手しました。
アトリエ棟の玄関から先程の流しコーナーまでをコンクリート金鏝押え仕上げ、
残りを杉の足場板仕上げにしています。

床貼り途中の様子。
足場板といっても綺麗な表面をしていました。
お引渡し後の杉の風合いの変化が楽しみです。

しばらく造作工事が続きます。

Staff. Y

キッチン1造作

こんにちは。

10月上旬、気温が落ち着いて涼しくなりましたね。

しかし、それと合わせ蚊が元気に動きだしました💦

現場に行った際も格闘しています、 、 、

負けずに頑張りましょう!(^^)

撫川の家Ⅱでは、キッチンの造作を進めています。

↑ダイニング側収納

↑シンク側カウンター

ご夫妻側は、リビングダイニングへ向かったⅡ型対面キッチンで

シンクの対面に造作で収納を設けています。

この後、キッチンキャビネットやステンレスのカウンターを取付け

食洗機等の設備関係を据付していきます。

Staff.K

内部造作工事

こんにちは。
日中はまだ暑いと感じる日も多いですが段々と気温も下がってきて
過ごしやすくなってきました。
そろそろ衣替えを始めないとと思いつつなかなか動き出せていません。。。

さて、総社市で建築中の総社の家・アトリエでは、内部造作工事を進めています。

住宅棟 玄関ホール
住宅棟 階段(踏板・蹴込板ともに杉材を使用)

その他造作棚の施工も進んでいます。

木下地でなんとなく仕切られていた空間が
プラスターボードが貼られくっきりと浮かび上がってきました。

しばらく、内部造作工事(造作家具・棚)を進めていきます。

Staff. Y

お引渡し

こんにちは。
昨日は、中秋の名月。皆さんお月見はされましたか?
改めて【中秋の名月】とは何か、調べてみました。
秋の真ん中である中秋に昇る美しい月のことで、
秋の豊作への感謝や自然への祈りを捧げる意味が込められているそうです。
「月見」の習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
古き良き日本の慣習を大切にしていきたいですね。

さて、岡山市北区で建築中の横井上の家では、全ての工事が終わりお引渡しをさせていただきました。

ピットリビング前のスチールフェンスと引戸、門柱が設置されました。

記念として残るものをというクライアントからの要望があり
珪藻土の手形ボードの制作をさせていただきました。

素敵な手形ボードが完成しました。
沢山の思いが込められたボードになったと思います。
どこに飾られるか、楽しみです。

11月の着工から約10カ月。
クライアントはもちろん、各業者と様々な打合せを重ね試行錯誤した10カ月でした。
無事お引渡しができ安堵していますが、もう現場に通うことができないのかと寂しさも感じています。

一生に何度もない【家づくり】という時間をクライアントと共に過ごせたことを大変嬉しく光栄に思います。
これからどんな住まい方をされるのかとても楽しみです。
豊かに幸せに暮らされることを願っています。

Staff. Y

9月の講演(釿始とMOKスクールでの講演を終えて)

藤原の日記

大変久しぶりの更新となってしまいました。
年始から更新をと思いつつ、なかなか更新が出来ず気がつけば10月になっていました。

9月は、二つの講演の機会をいただいた。
ひとつは、造園家の荻野寿也さんとご一緒した「釿始(ちょうなはじめ)」での講演。
もうひとつは、MOKスクールでの登壇「風土と暮らし、土着する設計施工」である。

どちらの場も、私にとって“建築とは何か”を改めて見つめ直す時間となった。

荻野さんとの対話では、建築と庭、人工と自然の“あいだ”について語り合った。
建築は地に立ち、庭はその風景を受け継ぐ。
異なる分野でありながら、目指すものは同じ——風土に寄り添い、人の暮らしを支える空間をつくること。

懇親会では多くの方と意見を交わし、建築や造園の垣根を越えて学び合える場の尊さを感じた。

MOKスクールでの講演

MOKスクールでは、「そこにある普通の美しさを目指して」という題でお話しした。
建築は、出来上がった瞬間のためのものではなく、長い時間を内包し、風景に静かに溶け込むものだと考えている。

今回の二つの講演を通じて、建築が人や土地、風景をつなぐ媒介であることを改めて実感した。
小さな建築が風景をつくり、やがて人の記憶となっていく。
その“普通の美しさ”を、これからも探し続けたい。

二つの講演は、私にとって非常に良い経験となりました。

緊張のあまり、うまく伝えられなかった部分も多々あるものの、聞いてくださった方々の温かい会場作りで楽しいひと時でした。

また、機会があれば皆さんの前で話すことができればと思います。