2019年5月Blog

変化を求める豊かさ

藤原の日記

5月も本日で終わりですね。

気持ち良い天候が続きますが、そろそろ梅雨が気になります。

敷地と向き合い、クライアント様と向き合い建築を思考する事が設計の始まりです。

効率の良い導線、過剰な設備、地域にそぐわない高気密高断熱…

全てが、悪いわけでも無いし、ちゃんと考えなければならない事柄ですが、人が生きることを考えるときに本当に良いかを考えています。

人が生きる舞台となる家は、そこに住まう方の直感・夢・狂気といったことが建築に命を吹き込み、そこに住まう方に活力を与えていくのでは無いかと思います。

個人の個性を大切にし、周りと違う建築と向かい合うときやはり批判を受けることがあります。

その変化に恐れず、豊かな暮らしを求めることが、家族を豊かにし、周辺環境を豊かにし、社会を豊かにすることにつながっていくのだろうと思います。

新しい時代に、新しい豊かな暮らしを目指したいと思います。

藤原昌彦

 

 

敷地を読む(与条件)

藤原の日記

今日も爽やかな青空の広がる1日。

明日は、どうやら雨模様です。

クライアント様から敷地を決められる際にご相談をよく受けます。

現地を確認して、何か問題点がないか暮らしていて不都合な点はないかを見させていただくことが多くあります。

生活はそれぞれの家族で違いがあり、全てが良いことはあまり無いかもしれません。感覚的なことが土地を決める一つの決め手にもなります。

計画をする際には、敷地の状況と周辺環境全てが建築の設計に対する与条件となります。

その与条件に対して、ベストな案を構築するために敷地を読み込みイメージを創って行きます。

プランを創っては、敷地を再度確認しまた再度プランを練り直す。

その様なことを繰り返しながら敷地を読んで行きます。

藤原昌彦

 

新刊。

スタッフ日記

「牛窓の家」で共同設計をおこなった若原一貴さんの本がX-Knouledgeから今月末に発売されました。

タイトルは「小さな家を建てる。」~豊かな住まいをつくる60のヒント~です。

牛窓の家の竣工写真もたくさん載っています。

写真を多用した本でとっても読みやすいので是非、手に取って頂ければと思います。

 

著 者:若原一貴

発行所:株式会社エクスナレッジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラフトグリル。

スタッフ日記

先日、薪ストーブの打合せを業者さんとしていて、

頂いたパンフレットによさそうなものがあったのでポチッと注文してみました。

その名も「クラフトグリル」。

デンマーク生まれのエコロジカルな使い切りグリルです。

 

開封して組み立てて四隅の隅に火をつけたらあとは5分ほど待てば、スタートできます。

約60分ほど使用可能です。

終わったら普通ゴミで処分できるし、畑の肥料としても再利用可能なんです!!

サイズもA4程なので防災グッズとしてストックしておくのもいいですね!!

 

お値段も\1,300程なのでお手軽ですよ。

使ってみたらご報告しますね!!

個性

藤原の日記

雨も上がり、気持ちの良い青空の広がる1日。

本日は、高梁の家へ現場監理のため行ってきました。

工事は中盤を過ぎ、そろそろ後半戦へ。

各箇所の細かな納まりの打合せを終え、現場をドンドンと進める段階です。

あとは、私の納まりが良い様になってくれる様に細やかにして行きたいと思います。

各部分のディテールや詳細を納まりなどという事言います。

ディテールについては、モノとモノとのぶつかる様の取り合いを決める事だと思っています。

納まりとも言いますが、モノとモノとが納まる様にする事ですが、一番大切なのは建築家が思い描く空間にその各部分が建築家のしっくりくる状態になっているかどうか、すなわち建築家自身の気持ちの納まりが良いかになってくると思います。

建築家それぞれの納まりがあり、それが空間に与える個性・作家性へつながって行きます。

空間と素材とディテールのバランスが、建築に深みを与えて行きます。

これから詰めの段階に入って行きますが、完成が本当に楽しみです。

写真は、高梁からの帰りに立ち寄った吉田牧場で購入したモッツァレラ。大変美味しいので、ぜひみなさんも行かれてください。

吉田牧場
岡山県加賀郡吉備中央町上田東2390-3
0867-34-1189

 

藤原昌彦

なくても出来る豊かな暮らし

藤原の日記

久しぶりの雨で、少し涼しい1日でしたね。

もうすぐ梅雨の季節、雨は必要ですが程々に降ってくれると良いのですが。。。

さて、くつろぎの時間を考える際にどうしても中心になっているのがTVではないでしょうか?

色々な雑誌等を見ていると、写真の中心にTVがあることが多い気がします。

TVがない生活をしなさいと強制しているのではなく、TVを中心にしていく暮らしの考え方に問題があるのではないかと思っています。

家族団欒を中心に考え、家族が集まり穏やかな暮らしを行う。

全てがオープンで逃げ場のない状態も良くないので、少し篭れる場所を造る。

そうしておくことで、自然に家族同士の触れ合う時間が増え、閉じ籠もらない様にしていく。TVに頼ることなく、それぞれの価値観でくつろぐ時間となります。

情報化社会ですので、情報を取得するためのメディアは必要かと思いますが、それがなくても豊かに暮らすことの出来る空間を目指して欲しいと思います。

藤原昌彦

手で考える

藤原の日記

今日は、涼しいですね。

これだけ寒暖差があると体がついていかないですね。

設計は、頭で考えていく様に思われますが、私の場合は手を動かしながら考えていく様な気がします。

漠然としたイメージを線を重ねながら積み重ねていく。

消しては、重ねてだんだんと空間を形づくって行きます。

本日から、倉敷美観地区にある加計美術館で、宮脇檀 展が6月8日まで開催されます。

ドローイング(手描き)の素晴らしさが伝わる展覧会です。

ぜひ、時間がある方はご覧ください。

何回見ても、勉強になる手描きの想い、チカラ強さ。

「目を養い、手を練れ」

少しでも追いついていける様に邁進してまいります。

藤原昌彦

卵かけご飯。

スタッフ日記

先日頂いた、たまご。

やはり、こうなりますよね!(^^)!

 

間違いなく、美味しかったですよ!!

ありがとうございました!!

 

さあ、いよいよです

藤原の日記

真夏の様な暑さが続きますね。

5月にこの暑さは、先が思いやられます。

本日は、打ち合わせを立て続けに行いました。

大きな山場の金額の話でしたが、色々と許容して頂き前に進むことができます。

これから、行政の手続きの準備を行い来月末ごろには着工となります。

大きな空間とそのつながりを意識た建築で、色々と新しい試みを行いながら提案をしています。

構造も木造では少し難しいところを色々なアイデアを出しながら耐震等級3を取得できる様にしています。

これから詰めの作業が始まって行きますが、良い建築となる様に進めて行きたいと思います。

藤原昌彦

新鮮たまご。

スタッフ日記

先日、お施主様に新鮮なたまごを頂きました(*^_^*)

しかも卵かけご飯用の出汁醤油まで。

そりゃ、炊き立てごはんでやっちゃいますよね!!

 

あ~楽しみです☆