暑いですが、比較的過ごし易い1日でしたね。
建築家として、建築を考えたり、設計を行うのですが、デザイン出来ないものがあります。
それは、「時間」です。
この世に生み出されたモノが、長い月日を経て使い込まれ、愛されたものには、「深み」があります。
ただ、長い年月経っていれば良いのではなく、時間の経過とともに愛情を持って手入れをされているものですが。
その「時間」のデザインは、建築家ではなくクライアント様の力になってくると思います。
良い建築が、生まれる際にはクライアント様の深い理解と覚悟により決まって来ます。
現場が終盤を迎えている、小さな住宅はその様なクライアント様の力により現実の建築となります。
「時間」がプラスされることにより、良い建築となってくれることでしょう。
すぐには、評価も結果も出ないことですが、これからもその様な建築を創って行きたいと思います。
記念すべき最後の一枚を貼り終えました。
暑い中神経をすり減らしながらの作業で
大工さんには大変苦労をかけましたが
その分いいものになったと思います。
台風一過のよく晴れた1日。
暑い夏が、戻って来ましたね。
本日は、白楽町で設計を行っている住宅の地盤調査を行いました。
現在は、行政の審査を受けている最中で、整い次第着工になります。
白楽町の家は、新規の分譲地に立つ住宅で、北以外の三面を住宅に囲まれた敷地です。
どうの様な住宅となっていくのか、まだ詳しくは書けませんが、おおらかな空間となりそうです。
完成に向けて、邁進して行きます。
藤原昌彦
壁のシナベニア貼りも大詰め。
もう少しで貼り終えます。
最後まで気を抜かず、慎重に、丁寧に。
本日は、台風の影響を考慮して、休業といたしました。
ほぼ何事もなく、過ぎ去ってくれた様に思います。
模型は、いろいろな情報をくれる。
私にとっての設計活動に欠かせないものです。
スケッチやパースではわかりにくい部分や、全体的な見え方、スケール感。
設計が進みにつれて、大きくして行きながら作って行きます。
最終段階は、模型を作りながら設計を行い、図面を修正する。
この作業が、一番大事で良い空間・建築になるための一つとなります。
諦めることなく、妥協することなく。
藤原昌彦
台風が近づいて来ていて、予測ができない状態ですので、十分に気をつけて下さいね。
設計で大切にしている事で一番といえば、やはりプランとなります。
その中で、プランには大きく二つ別れると思っています。
ベストプランとグッドプラン。
どちらも良い様な印象ですが、私はグッドプランになる様に設計は進めて行きます。
この違いですが、ベストプランは簡単に言うとクライアント様の要望をすべて詰め込んだプランです。
グッドプランは、クライアント様の要望を受けてその必要性と内容を検討して、これから住まう事をしっかり考え暮らしに刺激が与えられる様な空間であり建築となるプランです。
多くの方は、私に依頼をしていただく際に、ベストプランをお願いをされると思いますが、必ずその様なことはいたしませんと言っております。
それは、現状の生活では要望を盛り込んだプランが、長い目で見た際のプランでないことが多いからです。
現時点で、ベストプランではなく、現時点ではグッドプランであるが10年・20年・30年と年月が経つにつれて使いこなしていく中で、ベストなプランになることが良い住まいであり、空間であり建築であると考えています。
藤原昌彦
晴れの日が続き、外部の工事が進んでいます。 (さらに…)
日中は、まだまだ暑いですが、朝晩は少し過ごしやすくなりましたね。
台風の動きが、不規則で中国地方にもかなり影響があると思いますので、十分に気をつけてくださいね。
ひたすらに手を動かしながら、プランを考えています。
私にとって設計活動は、楽しいことです。
その反面、クライアント様の人生をも左右する大変責任の重いことでもあります。
だからこそ、しっかりと考え楽しんで行きたいと思っています。
建築を生み出すには、考えに考えて、苦しんでもがいて描いていく。
この過程があるからこそ、設計は楽しいと思えるのです。
藤原昌彦
アプローチを形どる、ブロックを積んでいきます。
空がとても青いです。
少し暑さが和らいだ気がしますが、暑さは厳しいのでしっかりと対策をしてくださいね。
本日は、岩井の家のクライアント様と現場にて打ち合わせを行いました。
工事の進捗は、ほぼ終盤を迎え完成に向けて追い込みを行っています。
打ち合わせは主に、現場の仕上がりの確認をしていただいて、外構・造園の打ち合わせを行いました。
暑い中、職人さんの頑張りに感謝ですね。
藤原昌彦