彦崎の家 リノベーションBlog

屋根断熱改修

基礎コンクリート打設後、大工さんが戻ってきました。

そして、屋根の断熱施工をしています。

垂木間に断熱材を入れました。

さて、この後天井の仕上げはどうなるでしょうか?これも大工さんの腕の見せ所であり、根気が必要な作業でした…。

その作業の様子はまたブログにて報告します!お楽しみに(^^♪

電気配線・水道配管工事

基礎配筋後、電気配線と水道配管工事をしました。

通常なら電気は天井裏に、配管は床下に這わすのですが、天井は梁を見せる吹抜け、LDKの床は土間仕上げです…。  

そうなんです!這わすことができません。その為、基礎内に先行して仕込んでおく必要があります。

電気は空配管を配線して、後から電線を通すようします!

大量の配管が基礎内に仕込まれました!いよいよ土間コンクリート打設です

基礎工事

LDKの床は土間仕上の計画です。床を撤去した際に見えていた丸太の大引きも撤去しました。

そして、土であった地面に防湿シートを引き、断熱材&配筋をしました。

基礎補強と断熱改修ですね!

そして、増築する水廻り部分の基礎も配筋ができました。

間仕切り壁、床撤去

壁を撤去するため、土壁を落とすと竹小舞が見えました。本来なら一気に解体してしまえば良いのですが、土壁を再利用する計画の為、土壁を一旦綺麗に落としてから、撤去していきます。(土壁再利用の様子はのちのブログでご紹介します)

そして床も撤去しました。

石場建てと言われる昔ながらの構法です。石の上に柱が乗ったつくりです。もちろん地面は土で、大引きも無垢の丸太です。

床下を確認すると柱の一部分が白蟻被害で腐っていました。大工さんと相談して、根継ぎをしてもらうこととしました。

暗渠工事

外部は暗渠工事をしています。

雨樋を付けない計画にしました。では、雨水はどう処理するの?となります。

そこで、屋根先の真下に暗渠を設けます。

U字構の中に暗渠パイプを入れて砕石で埋めていきます。

雨の雰囲気はこちらから↓

しずくが落ちていく様子が綺麗ですね!

解体、梁磨き

まずは、天井を取りました。

取っただけでも一気に広々とした空間になりました。

計画は1LDKとして、水廻り(洗面・トイレ・お風呂)は増築します。寝室として設ける一部屋は障子で間仕切りをしますが、オープンにしてしまえばワンルームにもなります!

そして、大工さんが80年以上に渡り、埃を被っていた梁を洗い磨いてくれました。

この後は、間仕切り壁や床を解体していきます。

現場調査&実測

まずは、現場調査と実測からです。築80年越えの物件ですから、図面などありません。

その為、現地にて実測をして、図面を作成します。

そして、塞がっている天井を一部解体し、梁の状態を確認しました。

とても立派な梁がありました!!もちろん、この梁を活かした空間へとリノベーションしていきます。

彦崎の家について

もともと親戚が住まわれていたのですが、空家となり管理も難しい状況で放置されていました。

ここに住まうのは40代のご夫婦。ご自身のペースにあった暮らしができるようリノベーションをして住まうことを決められ、弊社にご依頼を頂きました。

もともとこの地にはご主人の祖父母が住まわれていて、小さい頃は遊びに来ていた事。

彦崎という地名からも分かるように、アトリエからほど近い場所にあること。また代表の藤原は彦崎出身であり、ご主人と同い年であること。                                        (父親同士も同い年であることが後々分かりました)                                           など色々とご縁が重なりました。

さぁ、これから新しいプロジェクトの始まりです。