2019年11月Blog

屋根のある建築作品コンテスト2019 表彰式

寒くはなって来ましたが、日中は暖かかく体温調整が難しいですね。

本日は、「屋根のある建築作品コンテス2019」の表彰式に参加をさせて頂きました。(審査員:建築家 堀啓二・建築家 伊礼智・建築家 八島正年・建築家 八島夕子・タニタハウジングウェア(株)代表取締役 谷田泰)

住宅部門の最優秀賞を「牛窓の家」で頂きました。

表彰式では、審査員方々の選考のポイントやコメントが聞くことができ大変勉強になりました。

外観のコンテストですが、しっかりと内部空間を評価しながら審査されたことが大変嬉しかったです。

建築の最初の検討は、やはり外観からではなく内部空間から始まります。

内部の豊かさが、外部の外観を創っていく事が評価されたのだと審査員の方がに表彰式後お聞きできました。

このような賞を頂けたことは、クライアント様の任せ切る想いであったりお陰でもあります。また、スタッフをはじめとする、多くの関わっていただいた職人さんの協力によるものだと改め感謝致します。

今一度、この賞を励みに更に高みを目指し、より良い建築を創り続けて行きたいと思います。

藤原昌彦

明日に備えて

藤原の日記

本当に寒さが増して来ましたね。

本日は、明日に備えて東京へ来ています。

色々な人に出会い、色々な仕事を聞かせていただきました。

これからの事や進むべき事、本物を生み出していかなければなりません。

暮らしの本質を支える本物の空間とは。

難しい話かもしれませんが、一邸一邸真摯に向き合うことが最短の道であると信じやって行きたいと思います。

明日は、緊張しますが楽しんで来たいと思います。

写真は、丹下健三 設計の静岡放送ビルです。

藤原昌彦

 

左官職人さん。

真備町の家Ⅱ

バウムスタイルの外壁等いつも施工してくれている左官職人の春さん。

後姿ですが…。

 

いつもお世話になっています。丁寧な施工をしてくれるので助かっています。

 

 

屋根のある風景

藤原の日記

一気に寒さが増して来ましたね。

アトリエでは、ようやく薪ストーブに火が入りました。

体験されたい方は、ぜひアトリエへお越しください。

日本の住宅建築には、屋根が欠かせません。

雨の多い日本では、建物を屋根で守ることが非常に重要となります。

軒をしっかりと出すことにより、日本ならではの屋外と内部空間との間の中間領域が非常に豊かな空間となります。

日本の風景には、必ず屋根が重要な要素となり、瓦屋根は本当に美しい風景を創り出します。

屋根のデザインは、私にとって大きなテーマでもあり、設計の際には常に屋根について格闘をしています。

フラットルーフや片流れ、色々な屋根の形があり、この敷地のこの風景に馴染む屋根の在り方を考えて行くことで、大切な何か風景が生まれてくるのではないでしょうか?

省エネルギーの推進により、太陽光パネルを載せるためだけに、安易に作られた屋根を多く見られます。

省エネルギーには、賛成で地球温暖化防止にも役に立つので、常に心がけていますが、自分のための独りよがりの太陽光パネルの設置は大変醜いですね。

儲かれば良いや、支払いが安くなれば良いなど、この事により長年積み重ねて来た風景が失われている事に気付かず、失われた風景は培われた年月の倍の月日が掛かります。

つくり手もクライアントもメーカーも職人も含めて、真剣に考えなければならない時期にすでに突入しています。

屋根のある風景、日本の大切な風景を

藤原昌彦

日々研鑽を重ねる

藤原の日記

日中は非常に暖かい1日でしたね。

明日は、かなり冷え込むようです。

ようやく薪ストーブに火入れができるでしょうか・・・

さて、本日は月一回行なっている建築家・職人(大工・瓦屋・建具屋・畳屋)との勉強会へ行って来ました。

今回は、同じ設計事務所をやっている方の経歴やいまの仕事ぶりを伺い、みなさんで色々な話をして行く内容です。

建築には、小さいものから超高層ビルのような大きな建物まで多岐に渡ります。

私は、できる限り小さい建築を手がけて行きたいと住宅や住宅に付属するお店やギャラリー・工房などを設計していますが、彼は物流の倉庫や比較的大きな建築が多いということでした。

建築は、それ一つで周辺環境やそこに住む方に大きな影響を与えるため、その周辺環境をしっかりと読み込み丁寧に創るということが大切であることが再認識できましたし、今手がけている住宅の設計がこれで良いのだと思える内容でした。

同じ建築の業界にいても、それぞれの仕事や内容、想いが違うので、みなさんの日々の研鑽の姿が素晴らしく、私自身もまだまだやっていかなければと思いました。

藤原昌彦

火の楽しみ

藤原の日記

グッと冷え込んで来ましたね。

ですが、まだ薪ストーブに火入れをしていません。

早く火を楽しみたいと思っています。

火のある暮らしは、心を豊かにします。

忙しい日々を送っている多くの人に、ゆとりを与え色々な物事をキャンセルし、くつろげるのではないでしょうか?

確かに、薪の手配や煙突の掃除など、楽しい分やらなければならないことがあります。

どんな事でもそうですが、楽に楽しいことはやはりないのです。

苦労の先に、楽しみがある。

このこと自体を楽しみ、暮らすことがこれからの時代に大切になるのではないでしょうか?

便利な世の中だからこそ、アナログ的なものを大切に。

断熱材施工。

真備町の家Ⅱ

内部は壁部分に断熱材を施工しています。

また石膏ボードも搬入をしているので、壁や天井の下地の施工に入っていきます。

 

暮らしに合わせて

藤原の日記

非常に暖かい1日でしたね。

その代わり、夜になると冷え込んで来ますね。

本日は、以前設計をした小さな森のお菓子工房のある家 「菓乃葉」さんへ。

少し機器を増設して行きたいとのご相談を受けて、打ち合わせに行って来ました。

暮らしの質が感じられ、良い雰囲気で過ごされている様子が感じ取れました。

この工事が終われば、少しづつお店も稼働されるようです。

より良い雰囲気になるようにお手伝いをして行きたいと思います。

藤原昌彦