2019年3月Blog

これから

藤原の日記

穏やかな春の一日と言いたい所ですが、風があり肌寒い一日。

いよいよ明日、新しい元号か決まりますね。

どの様な元号となるのか非常に楽しみです。

新しい時代の幕開けとなり、元号に寄せる思いはやはり世界が平和で安心・安全、そのことが永く続くようなものになると良いと思います。

平成の時代は、災害の多い時代ではないでしょうか?

自然の力・脅威を目の当たりにし、人間の小ささを感じつつも人の結束力・助け合いの力の素晴らしさを体感しました。

各地での自然災害の復旧・復興はまだまだこれからも続き、元どおりの生活を迎えるには、時間がかかると思います。

一つでも良いので、何か手伝える事を行った行きたいと思います。

藤原昌彦

性能も大切

藤原の日記

天気が不安定な季節ですね。

春の様な暖かさがあったかと思えば、雨模様。

桜の見頃も長くなると思います。

住宅の設計においてプラン(平面・断面)は、美しい暮らしを送っていただくために非常に大切です。

私は、あまり性能についての話をホームページや打ち合わせの際にあまり言っていませんが、住宅を設計する上で非常に大切にしております。

構造については、平屋建ての住宅であっても3階建てであっても必ず構造計算(許容応力度計算)を行い安全性の確認を行っています。(耐震等級3を取得)

そして、温熱環境についても必ずシュミレーションを行い、温熱計算(外皮計算・一次消費エネルギー計算・冷暖房負荷計算)を行っています。

性能については、数字ばかりが前に出てしまい設計本来の地域や敷地の状況や周辺環境を考えずに行ってしまいがちです。

単体の性能と合わせて、住宅の建つ敷地の状況・周辺環境を考慮して設計はされるべきだと考えています。

奥深い住宅の設計。まだまだ、興味が尽きませんので、しっかりと思考を巡らせ設計に邁進して行きたいと思います。

藤原昌彦

最後まで

藤原の日記, 高梁の家

春の日差しが暖かい一日。

本日は、高梁で進んでいる住宅の打ち合わせのため高梁市へ。

現場は、外部の軒天井の板が徐々に進み内部の間仕切りが出来、天井の高さがわかる様になってきました。

現場確認の際に照明やスイッチの位置が気になり、再度設計を見直しをしました。現場の職人さんには手間を掛けさせることになるのですが、ギリギリまで考えさせて頂きました。本当に感謝です。

建築はギリギリ最後まで、思考を巡らせて創って行きたいと思います。

藤原昌彦

次なることに備えて

藤原の日記

岡山でも昨日桜の開花が発表されましたね。

風景に彩りが増えると、心も前向きになってきますね。

建築中の現場は、終盤の仕上げに入り気の抜けない期間に入りますが、もう少しで終わりが見えてきました。

皆様に大変ご迷惑をおかけしました。

少しいろいろな物事を整理して、次なるステップへ向かいたいと考えております。

GWと合わせて10連休となりそうですので、そこを起点にきちんと前に進められる様にして行きたいと思います。

藤原昌彦

一つ一つ丁寧に

藤原の日記

あちらこちらで、綺麗な花が彩りを見せる春の一日。

暖かいのでのんびりとしたいものですね。

設計することは、実は多くの物事を解決する事とも言えます。

住宅の場合は、多くのもごとが関係してくるので段階を考えながら進めていくことになります。

プラン(平面計画や断面計画)により動線の関係をまとめ、設備関係の関係性が良いかどうか、続いて家具の関係性、照明のバランス。。。詳細な納まり

挙げればキリがないくらい多くの事を、取りまとめていくことが設計となります。

一気には、出来ない事なので一つ一つ丁寧にして行きたいと思います。

あと少し、もう少し

藤原昌彦

家具の手触り

藤原の日記

日中は暖かく、一気に桜も花が咲いてきましたね。

週末は少し天候が崩れるそうですが、春の訪れを楽しめそうです。

私の設計では、造り付けの家具が重要になってきます。

機能的な部分はもちろんのこと、インテリアとしても作家性の出るものになってきます。

特に考えていることは、手が触る部分の引き手・取手の手触り感。

指先は、非常に繊細な神経があり、少しでも違和感があると開け閉めが楽しくなりません。

現在は、建築を考えながら新たな引き手のデザインを考えています。

藤原昌彦

藤原の日記

アトリエの桜は、五部咲きになり満開まであと少し。

週末には、各地の桜も開花して春本番を迎えますね。

本日は、現在進行中の住宅の灯の設計の見直しを行いました。

くつろげる場所には程よい暗さの灯を、作業を行う場所の灯はしっかりと。

メリハリをつけながら、かつ過不足無く計画を行って行きます。

スイッチの関係性も非常に大切となります。

動線上に、ちゃんとスイッチがあるか?どのスイッチがどこの灯をともすのか?一度に付くのか?などなど

やり過ぎるとスイッチだらけ、コンセントだらけになってしまうので、本当に丁寧に考えていかなければなりません。

見直したことで、いろいろなことが纏まった気がします。(現場には怒られるかもしれませんが…)

藤原昌彦

 

桜。

スタッフ日記

アトリエの桜が咲き始めました。

今は五分咲きくらいです。

お散歩中の方々が止まって眺めてくださっています(^.^)

感謝

藤原の日記

爽やかな青空の広がる春の一日。

少し肌寒さを感じますね。

ようやく現場が進んでいる住宅も目処が付きそうで、お待たせをしているクライアント様には大変申し訳なく思っています。

本当に皆様のおかげで、住宅を設計することが出来ております。
感謝しかありません。

暮らしを想像し、形造っていくことが設計ですが、色々な方がいていろいろな暮らしのスタイルあがある中、私を選んでいただけることは大変嬉しく思っています。

クライアント様のことを思いながら、建築のあり方を考えていく。

美しい住宅が増え、そこで営まれる暮らしが豊かになる様に。

藤原昌彦

 

数字のとらわれない

藤原の日記

打って変わって、寒い一日となりましたね。

アトリエの桜は、5割以上が咲いています。

住宅の大きさの基準で、延べ床面積で○○坪やこのリビングは○○帖と具体的な数字で話をしてしまう事が多いと思います。

畳何枚分が○○帖…今まで経験している中からイメージしやすいので数字を使ってしまいがちとなります。

建築の空間・立体空間は、数字では言い表せない不思議な力を思っています。

同じ6帖でも、広く見える方法もあれば、逆に狭く感じる事もあります。

屋外空間の使い方や、天井の高さ、視線の抜け方により人間の体感する広さの感じ方が変わってくるのです。

広さ大きさを、数字だけにとらわれず、そこでどの様な暮らしができるスペースなのかをイメージすることが大切になります。

暮らしを楽しむ適度な広さ大きさを、敷地にふさわしいバランスを考えて設計を行っています。

藤原昌彦