2021年9月Blog

思った以上に

藤原の日記

台風が近づいていますが、今の所こちらには影響がなさそうですね。
関東方面の方は、少し影響がありそうなので気をつけて下さい。

ようやく、昨日1回目のワクチン接種を行いました。

しばらくは、安静にしながらも色々な方からの副反応の状況を聞いていたので、どうなることやらと不安になりつつ、大人しくしていました。

とある住宅の計画を考えながら、時間が経ってくると、腕が、、、。

思っていた以上に、激痛が走り、腕が上がらない状態に。

2回目はもっと副反応が出るそうで、今から不安ですが一人でも多くの方が摂取し免疫がついてくれば、以前の様な生活に戻れるのではと思っています。

そこまでには、まだまだかかりそうですが、ここを耐え忍んで行きましょう。

藤原昌彦

繋がりのある空間

藤原の日記

少し蒸し暑い様な、秋の気配を感じる様な天候ですね。

先日、岡山市中区で建築中の「円山の家」では、上棟式を執り行いました。

昔は、クライアント様が大工さんや関係者をもてなし宴会を行っていたそうですが、このご時世そこまではできませんので、クライアント様と共に四方をお清めして、上棟のお祝いを行いました。

この住宅は、4人家族が住まうコンパクトな住宅です。

延べ床面積は約26.5坪で非常にコンパクト。広がりを感じていただくために、大きな吹き抜けにより、いろいろな居場所を繋げています。

外観では感じられない内部空間があり、○LDKのスタイルをなくした住宅となっています。

詳しくは、完成した際にお話しますが、いろいろな居場所がいろいろな使われ方をする様になればと思っています。

今までしっかりと考えてきた事が、現場でリアルに立ち上がって行くので非常に楽しみです。

藤原昌彦

上棟

こんにちは。
すこしづつ肌寒くなってきました。
風邪など引かれないよう皆さまお気を付けくださいませ。

さて、かねてより設計を行っていました、岡山市中区で建築中の「円山の家」。
昨日、上棟致しました。

おおらかな切妻屋根がかかった2階建ての住宅です。

台風の影響もなく、順調に進めることができました。

お施主様には朝早くから1日建物が立ち上がっていく様子をご覧いただきました。
また、上棟後は上棟式を執り行いましたので非常に長い1日になったと思われます。
大変お疲れさまでございました。
そして改めまして、上棟おめでとうございます。

大工さん、レッカーさんも暑い中ありがとうございました。
素晴らしい連携でみるみるうちに躯体が立ち上がっていきました。

いまから、完成が楽しみです。
そのためにもしっかり工事を進めていきます。

Staff. Y

性能のその先

藤原の日記

朝晩はかなり涼しくなりましたね。明日は、円山の家の上棟。気持ちよく晴れます様に。

関の家

住宅建築を考える際に、性能を大切にされる方が多いと思います。

耐震性能、温熱環境性能などなど。。。

高断熱・高気密を求められる方が多くいらっしゃいます。

確かに大切な性能ですが、この高断熱・高気密をすることで何が良くて何が悪いのかを考える必要があるのではないかと思います。

何のために、高断熱・高気密にするのか?

省エネルギーのため?住む人のため?(住む人の健康のため)

省エネルギーを目指すのであれば、設備を使わない努力をしたほうが良いだろうし、住む人のためであれば、高断熱・高気密は良くないかもしれない。

人間の潜在能力を考えると、まだまだこの性能の先はあるのではないかと思っています。

本当の心地よさは、普通の自然な建築の中にあるのではないかと。

藤原昌彦

考える

スタッフ日記

こんにちは。

21日は中秋の名月でした。

21日前後では、お月様は大きく夜を明るく照らしており

少し夜空を見上げるのが楽しみでした。

月といえば、月の模様が国によって見え方が違うようですね。

日本はよく、ウサギに見えるといいますが、皆さんは何に見えますか?

私はウサギに見えますが、他国の見え方もなるほどとなります。

場所や人により見え方が変わるのは面白いですよね。

私は、図面作成に勤しんでおります。

ここの納まりはどうなるのだろう?

とたくさん悩みながら、教わりながら進めています。

1つの小さなことでも、色んなこととの釣り合いや納まりを考えないといけない

完成した建物はシンプルでも、そこには建築家の考えが

たくさん詰まっているのだと、実感しながら作業をしております。

今はまだ

“聞く”ことの方が多いので、たくさんの“考える”にしていきたいです。

Staff.I

いただきもの

藤原の日記

シルバーウィークも終盤となり、気持ちよく晴れが続いていますね。

先日、お引き渡しを行いました「吉備津の家」のクライアント様からご実家で作られた、かぼちゃとぶどうをいただきました。

ぶどうは、甘みが多く大変美味しく頂き、かぼちゃは調理をして頂きました。

かぼちゃとベーコンと玉ねぎを炒めて少し酸味のある味付け(成城石井の惣菜のレシピだそうです。)

味覚の秋を堪能しました。

今週末日曜日は、岡山市中区で建築中の「円山の家」の上棟です。

この秋晴れが続きます様に。

藤原昌彦

違う表情

藤原の日記

穏やかな秋晴れの一日。心地よい風が気持ち良いですね。

本日は、先日に続きクライアント様と設備機器の確認のためショールームへ。

私が設計する住宅では、ショールームに行っても展示がないため実物が見られないのでお伝えするのが難しいのですが、色々なカタログなどを見て頂いて、メーカーの方の説明を聞いていただきながら確認をしていただきます。

それと同様で、外壁や内部の仕上げに関しても自然素材を多く使用するため、同じ物がひとつとして有りません。

外壁の板材は、節の有る無しから木目の表情、焼杉板ではその焼き方で表情が代わり、内部の塗り壁材の仕上げでは、左官職人さんのコテムラにより光の周りかたや影のでき方により、違いが出てきます。

均一的な物も良い面はあるものの、暮らしの中でこの少しの表情の差が豊かな暮らしを育んでくれると思います。

最近手に入れたお皿ですが、鉄製で職人さんの手作り。シーズニングまで施してくれているので、このまますぐにでも使用ができます。

少しわかりにくかもしれませんが、お皿には凹凸(模様)があり一枚一枚表情が違います。

使うほどに味わいが深まっていくそうで、これから使うのを楽しみにしています。

同じ様に暮らしを楽しめる様に設計を行って行きたいと思います。

藤原昌彦

ひとつひとつの積み重ね

藤原の日記

本日は、中秋の名月。しかも満月が重なるのは珍しいとの事。8年ぶりにだそうです。

7月後半からの忙しさは、ようやく落ち着きを取り戻してきました。

今週末には、岡山市中区で建築中の「円山の家」が上棟いたします。

現在、私は頭を整理しながらこれからの建築、暮らし、人との関わりについて考えています。

これらのことは、日々考えていることなのですが、クライアント様に引き渡した後に、設計過程を振り返りながら整理して行きます。

ひとつ、ひとつを積み重ねながら、時には交差させ考えへと深めて行きます。

新しい建築を目指しながら、今までの設計、建築過程での積み重ねをブラッシュアップして、さらなる高みのある建築を創造して行きたいと思います。

藤原昌彦

緑豊かな空間

気持ちの良い秋空の広がる一日。風も心地よく感じます。

昨日は、吉備津の家にて完成見学会を行わせて頂きました。

予約制ではありましたが、全ての枠が埋まり多くの方々にご覧戴くことができましたこと、感謝いたします。

新しい分譲地ではあったものの、隣の敷地には栗や桃などを植えてある畑があり、遠くには緑豊かな山を見ることができる敷地で、そういった自然を感じながら暮らせる様に設計をしています。

敷地には新たに施した植栽もあり、いろいろな居場所の開口部からはそれぞれの緑が感じられます。

規模としては、30坪弱と小さい住宅ですが、それを感じさせない様にしております。

見学会ののち、引き渡しをさせて頂きました。

引っ越しもあり大変だと思いますが、早く新しい暮らしを堪能して頂きたいと思います。

藤原昌彦

普遍性を求めて

台風が近づいてきていますね。深夜には岡山付近を通過する模様ですので、みなさん気をつけて下さいね。

岡山市北区で建築を進めておりました「吉備津の家」が完成しました。

申し込みを多数いただいておりますが、完成見学会を明日、明後日の2日間開催いたします。(クライアント様のご厚意に感謝いたします。)

吉備津の家は、普遍的な住宅とは、スタンダードな暮らし方などを考えた住宅となっています。

3間×5間(15坪)をベースにして、2階建てとしながら来客用の和室を繋げています。

生活空間をこの3間×5間 2階建ての中に配置しながら心地よい居場所をつくっています。

その中で、色々な工夫をしながら広さを感じていただける様にしています。

また、温熱環境についても、「パッシブ冷暖」を導入し1階部分は一般的な壁掛けエアコンを1台で空調を行う仕組みを行っています。

今は、少し涼しくなっているので、快適さは少しわかりにくいですが、これから寒くなるにつれて、その効果も発揮できると思います。

素材についても、普遍性・スタンダードな外壁には焼杉板・シラスそとん壁を使用し、内部はナラの無垢フローリング・壁天井は珪藻土を左官の手仕事で仕上げて頂いています。

経年変化により、20年後、30年後が楽しみな住宅となりました。

また、完成写真ができましたら、作品事例としてあげて行きたいと思います。

藤原昌彦