2020年8月Blog

進む造作

矢掛の家

外壁の施工が終わり、室内の工事がどんどん進んでいます。

床を貼り終えた後、間仕切り工事や建具が取り付けられる周辺の造作、

天井の下地工事を進めています。

造作の棚もたくさんあるので、各所詳細が描かれた図面を基に

棚を取り付けるための下地も同時につくっていきます。

矢掛の家は屋根裏に小屋裏収納も設けています。

平屋建ての住宅はこの部分に大きく収納がとれるのがいいですね。

  

下地は殆ど出来上がり残っていた電気の配線工事も終わりました。

この後は外周に面する棚を取り付けたりボードを貼り始めるので

現場はまた大工さんだけの工事になりますが

現場以外の場所でも建具などの製作が始まっていきます。

  

どんどんカタチが見えるようになってきているのでまた次の変化が楽しみです。

スタッフ.T

一旦、置いて見る

藤原の日記

暑い日が続き、早く涼しくならないものかと思われている方も多いのではないでしょうか。

物事がうまく行かない時、どうしてももがいて先に進めようとしてしまいますよね。

余裕があれば、ゆったりと待つ事が出来るのでしょうが中々そうも行きません。もがけばもがく程、深みにハマってしまいます。

思い切って手を休めて見る事が大切になります。

今計画を進めている住宅は、形やボリュームは早い段階で決まったのですが、内部のプランニングが中々まとまらず、一旦手を休めることに。

そうすると、なんとなく見えてくるものですね。今まで、見えていなかった空間のイメージが重なった輪郭が見えてきます。

プランニングを行いクライアント様にお見せする段階では、すでに数十プランを検討しています。

自分の中まで落とし込み納得できる、納まりのの良い計画になるまで行います。

立体ワンルームの良い空間のある住宅になったと思います。

藤原昌彦

活気溢れる

藤原の日記, 関の家

猛暑が続きますね。暑さ対策をしっかりとして、出来る限り外出を控えた方が良いでしょう。

本日は、関の家へ現場の確認のため行ってきました。

仕上げ工事も終わり、設備の仕上げ工事の真っ最中。

活気溢れる現場で、外の暑さも増し熱気ムンムンと行った感じです。

しかし、断熱気密と調湿作用の影響でしょうか、冷房もつけていないのに若干涼しく感じます。とはいえども、多くの職人さんが汗をかいて作業を行なっているため暑いですが。。。

もう少しで、全体の仕上がりが見えてきます。

完成が待ち遠しいですが、楽しみにしています。

藤原昌彦

計画中

藤原の日記, 関の家

今日も暑さが凄かったですね。体調くづされていないでしょうか?

今計画中の住宅があり、中々プランに悪戦苦闘をしております。

よく断熱性能や気密性のについての問い合わせがありますが、この性能はどちらかと言うと冬を重視した性能になります。

要するに、家という骨組みにフカフカの羽毛ぶとんを掛ける様なイメージです。

こうなると、夏場の暑さは逃げることが出来ず建物の中に篭ってしまいます。

この暑さをしのぐためには、エアコンを掛けてしまわないと補えないという結果になります。

夏場の温熱環境を考える際には、一番重要なのは湿度との関係となります。

断熱性能を高めた状態で、湿度をコントロールできる様になれば夏場も快適に過ごせる様になるのではないかと思っています。

これからはと言うと先人に怒られるかも知れませんが、夏を重要視しながら温熱環境を考えることが大切になってくるのではないでしょうか?

日本の住宅は、夏を旨とすべし

昔から言われていた、先人の方々の教えを現代どう引き継いでいくかをしっかりと考えて行きたいと思います。

その先駆けとなる住宅が、完成間近の「関の家」です。

来月には、見学ができる様にしております。

興味がある方は是非、下記より予約御願い致します。

藤原昌彦

気持ち新たに

藤原の日記

少し長い夏休みを頂き、久し振りにスタッフと顔を合わせた。

リフレッシュできた様で、元気な顔を見れて一安心。

コロナも有り、例年にない長雨が続き更には猛暑を超えた気温の上昇により、色々な変化に対応しなければならない状況下が続いていますね。

気持ちを新たにして、現在建築中の住宅、設計中の住宅を取りまとめて行きたいと思います。

世に問える住空間を常に考え、今までの良い物を生かしながら、新たな技術を取り入れ特別で有りながら普通の空間という矛盾したものを目指して行きたいと思います。

藤原昌彦

階段

藤原の日記

今日で夏休みも終わりで、明日から仕事の方が多いのではないでしょうか?

中々出かけるわけにも行かず、フラストレーションの溜まる夏だったかも知れませんね。

私は、通常の夏休みだと色々と仕事をしながら遊びも行うのですが、今年はできる限り頭を空っぽにする事を心がけながら休みました。

でも、時間があれば考えてしまうのが辛いところですが。。。

今日考えていたのは、階段について。

一般的には、階を上るための段の積み重ねでありますが、プランの際にはその位置により大きく質が変わってきます。

見せる階段なのか、上がり下りする為のだけの階段なのか。

階高(1階から2階の高さ)を低くする事で、上がりやすくなります。

いろいろなパターンの階段があり、階段の設計は実は奥深いのです。

上下階の移動が楽しい階段の設計を目指して行きたいと思います。

藤原昌彦

8月15日

藤原の日記

雲ひとつない、夏の青空が広がる一日。本日は終戦の日。

二度と戦争はしない。現在の自由な幸福な社会は、そのような過去の上に成り立っています。

自然の力を借り、自然に住まわせている頂いている人類から考えると極々当たり前の、気配りが欠ける事で争いごとは起こるのではと思います。

今一度、この幸せな状況を感じ、この苦い経験を継承しつつ、新しい未来につながる一日に。

藤原昌彦

緑を皆さんに

藤原の日記

暑さがまだまだ続いていますが、熱中症には気をつけて下さいね。

津島福居の家 大開口の自然素材の家

この夏さを少しでも和らげてくれる木陰。

生い茂った木々に下の木陰は、風が吹くと心地よく、この暑さでも心地よく感じます。

アトリエの庭も効果があり、木陰に置いたベンチでは散歩がてらに休憩される方々に使って頂いています。

どの住宅でも必ず行うことは、街に緑を提供すること。

アスファルトやコンクリートに固められた社会に少しでも潤いが取り戻せれればと、敷地の中ではありますがまわりの方や近所の方が緑を感じていただけるように。

これからつくられる多くの住宅がこの様な考えのもとつくられる事を。

藤原昌彦

和室

藤原の日記

暑い日が続きますね。今日は盆の入り。今年は例年とは違うお盆となりますね。

二つ庭の家 スキップフロアとガレージのある

お盆といえば、祭壇を設えたりする場所が必要となります。

最近では、祭壇を設えたり、仏壇をおくという場所が和室ではなく色々な場所に変わって来ていますね。

これはこれで、時代の変化ですので特に問題はないかと思います。

私の設計でも和室のない住宅を設計することも多くあります。

その中で、畳のある部屋という要望で依頼をいただく場合があります。

よくリビングに併設した畳コーナーを和室と捉えることも良くあるようですが、私の場合はコーナーではなく、和室を設計したいと思います。

小さくても、和室の設えは落ち着く居場所の一つとなります。

庭を眺めながら、い草の匂いの残る落ち着きのある空間に身をおいて見るもの良いのではないでしょうか?

藤原昌彦

自然の雄大さ

藤原の日記

気温がグングンと上がり、尋常ではない暑さが続きますね。

外出される方は、気をつけて下さいね。

現在夏休みを頂いており、ゆっくりさせて頂いております。

夕方、散歩に出かけると綺麗な虹がかかっていました。

写真ではわかりにくいのですが、綺麗な半円を描き美しい姿を見ることができました。

そして、その虹が二重に重なるように出ていただのでびっくりしました。

自然の雄大さを感じつつ、この自然を大切にしていかなければと思いました。

藤原昌彦