一旦、置いて見る

藤原の日記

暑い日が続き、早く涼しくならないものかと思われている方も多いのではないでしょうか。

物事がうまく行かない時、どうしてももがいて先に進めようとしてしまいますよね。

余裕があれば、ゆったりと待つ事が出来るのでしょうが中々そうも行きません。もがけばもがく程、深みにハマってしまいます。

思い切って手を休めて見る事が大切になります。

今計画を進めている住宅は、形やボリュームは早い段階で決まったのですが、内部のプランニングが中々まとまらず、一旦手を休めることに。

そうすると、なんとなく見えてくるものですね。今まで、見えていなかった空間のイメージが重なった輪郭が見えてきます。

プランニングを行いクライアント様にお見せする段階では、すでに数十プランを検討しています。

自分の中まで落とし込み納得できる、納まりのの良い計画になるまで行います。

立体ワンルームの良い空間のある住宅になったと思います。

藤原昌彦