アトリエの木々たちも新芽が出揃い始め、緑が綺麗になって来ました。
住宅を設計していると、色々なことが絡み合いながら進んでいきます。
敷地の状況や周りの環境、クライアント様の要望や予算。
この多くの状況をバランスよく整理しながら計画を進めていかなければなりません。
一番のハードルは予算。
かけられる予算は限界があります。お金をかければ、良いものができるわけでもありません。
しかし、目先のお金だけを考えても良い住宅はできません。
少し金額はかかるかもしれませんが、長い時間にわたって使われることを考えながら良い選択をすることは非常に大切になって来ます。
急激な価格上昇により、その選択も難し状況下ではありますが良い建築にしていくために、色々と出来ることやっていきたいと思います。
藤原昌彦
清々しい青空の広がる朝。散歩が気持ち良いですね。
散歩の途中に、敷地の一角にそっと花や植栽が施してある住宅がちらほらあります。
住宅をつくり庭を考えたとき、どうしても内向き(使う人側)の見た目を考えてしてしまいます。
敷地の一部に、街にお裾分けするように、そっと植栽や草花があっても良いのではと計画する際には入れ込みます。
このような住宅が増え、街並みが華やかになると良いなと。
藤原昌彦
肌寒さが残る朝でしたね。羽織るものを忘れた散歩では、少し寒く感じました。
「南区の離れ」アトリエのアオダモは白い可憐な花を咲かせています。
造園してからは、しばらく(3年程度)は花がつかないと聞いていたので、いつ咲くのかと心待ちにしていました。
外構や造園まで敷地全体を設計していく手法を常に続けていますが、最近の建築資材の急騰による価格上昇により、中々完成と同時に完成させるのは少し大変な状況になっています。
その様な状況でも造園をしていくことは非常に暮らしにとって大切になってきます。
その際に庭の手入れをどうするのかとよく質問を受けます。
私の設計する住宅に合う外構計画・庭づくりは、日本庭園のような煌びやかできっちりした作りではなく、里山の風景を再生させるような雑木林の様な雰囲気です。
そのため、日本庭園のように季節毎の剪定が必要ではなく、3年から5年に一度少しハサミを入れる程度でスッキリします。
当然、水やりは根づく2年程度はしっかりと上げる必要があります。(夏場は朝夕2回)
そして、虫がつかないように消毒も欠かせません。
消毒も特に難しいものを使用することもなく、ホームセンターで販売されている「木酢酢」を使用すると木にも人にも優しいです。
手入れについては、面倒だなと思われるかもしれませんが、実はこの時間が持てることが心を豊かにしていくのではないかと思います。
藤原昌彦
ようやく寒暖差もおさまり、春本番(夏の様な気温ですが)になって来ましたね。
住宅が完成するとみなさまに見ていただく機会(完成見学会)を設けいる様にしています。
私どもが一邸一邸丁寧に設計を行い、スタッフや職人さんとつくり込んだ住宅をみなさまに見ていただき問うことを行う機会でもあります。
クライアントが違い、敷地が変わればそこに建つ建築も変わってきます。
どの住宅も皆さんに見ていただいても胸を張って自信を持ってお見せできる建築です。
一邸一邸大切にしているからこそできると思っています。
この思いを忘れずに、チャレンジしながら丁寧に設計・建築を行なっていきたいと思います。
藤原昌彦
朝日の清々しさが気持ちの良い季節。山の緑も深みが増して来ていますね。
どの世界でも同じことが起きているのかもしれませんが、住宅建築の世界では特にパーツの寄せ集めによるつくられ方になっています。
利益追求による工業化によるところが大きかと思われます。
簡単にいうと、カタログから選んで寄せ集めて作る。
色々なパーツを選んで取り付けるので、関係性が合わず何だか醜く風景の喪失に繋がっている気がします。
地球温暖化に伴い、住宅の温熱環境の性能UP・省エネルギー化は避けられないため、工業化された製品を使わざるおえない状況ではありますが、そこに一手間加えることで、何かできないかと模索しています。
私の設計での開口部は、その一手間をかけてつくる事が多くあります。
その一手間が暮らしの豊かさにつながることを信じて。
藤原昌彦
久しぶりの雨で、一気に涼しくなりましたね。寒暖差が激しいので身体がついていかなくなりますね。
いよいよ瀬戸内芸術祭が始まりましたね。
直島・犬島・豊島をはじめとする瀬戸内海の島々で開催される芸術祭で海外からも多くの人が来場されますが、コロナの影響でなかなか来られないかもしれませんね。
出展される海外のアーティスも現地に来る事ができず、リモートで制作をしておりかなり困難な制作過程ではなかったと思います。
芸術・アートは非日常を感じ、色々なことを感じる事が大切です。
いつも非日常となるとそれが日常に変わってしまうのですが、普段の暮らしに非日常が少しあるだけで、暮らしが豊かになっていくのではないでしょうか?
アートを置くと大変ですが、ちょっとした暮らし方、例えば庭でご飯を食べるなどいつもはしないことを行なってみるのはいかがでしょうか?
日常の中に非日常を感じていただけるようなしつらえを。
藤原昌彦
昨日とは変わって、雨模様の一日ですね。アトリエの木々や草花も喜びます。
岡山市北区で建築中の「御津の家」では、工事が進みもう少しで仕上げに取り掛かります。
同時進行で、外構工事も進めていきます。昨日は、そのメインでもある造園についての打ち合わせを行いました。
開口部の確認と樹木の位置関係を確認しながら打ち合わせは進んでいきます。
この場所では、遠景に山が望め居場所毎にさまざまな風景を感じる事ができます。
造園では、その山からつながった様な景色を再現していきます。(里山の山の風景)
真備町の家Ⅲに続き、造園家の荻野寿也 氏とコラボレーションしています。
6月の中旬ごろに造園を執り行う予定ですので楽しみです。
藤原昌彦
夏を思わせる様な晴天に恵まれ、真備町の家Ⅳは上棟致しました。
豊かな自然に寄り添う様に、大きなくつろぎ空間を持った住宅となります。
大きな空間を実現するために、骨格となる構造の検討をしっかりと行い、整然と登り梁が並ぶ構造として仕上げとして見えてきます。
大きな空間なので、全体が白くプレーンな空間とするよりも木の色合いや温かさ、陰影により包まれるような空間としています。
色々な事情があり、急ピッチで現場は進んでいくことになりますが、丁寧に創り込みたいと思います。
藤原昌彦
気温が一気に上がり、春を通り越したかのような陽気ですね。
倉敷市真備町にて建築が進んでいる「真備町の家Ⅳ」。
本日上棟を迎えました。
写真のような豊かな環境に寄り添うように、家族が一緒に居られる空間をと計画いたしました。
この豊かな自然は、人の心を豊かにする反面、自然の脅威とも言える災害と隣り合わせ。
どこにいても自然界であり抗うことなど出来ないことを改めて分からせてくれます。
人間は、自然と共に生きなくてはなりません。
西日本豪雨により被災された方のこの地域4件目となる住宅のお手伝いをする事ができ、改めて考えさせられると同時にこの機会を与えていただいたクライアント様に感謝です。
藤原昌彦
昨日は、夏を思わせるような暑さのある一日。今日も心地よい風が、元気にさせてくれます。
住宅もそうですが、建築には佇まいが必要だと思います。
佇まいは言い換えれば、その地域への振る舞い。
形だけでなく、周辺環境への配慮や素材の選定など多くのことに気をつけながら設計されるべきです。
ただただその環境に馴染むだけでなく、その建物や環境を惹きつけるような魅力・オーラが必要です。
人の立ち振る舞いが気持ち良く感じるように、建築・住宅の佇まいも見る方が気持ちよく思って、愛を持って接してくれるようにしていかなければなりませんね。
藤原昌彦