2020年Blog

断熱性能のその次へ

藤原の日記, 関の家

青空の広がる気持ち良い子供の日。

通常であれば、遠出したり遊園地に行ったりするところ、公園やグランドで家族で遊んでいる姿が懐かしくもありほっこりとした気分にしてくれました。

本日は、関の家にて気密工事をスタッフとともに行ってきました。

今回の断熱材は、ウッドファイバー。木の繊維を使用した断熱材で、自然素材の断熱材となります。

自然素材の断熱材は、湿気・結露の見極めが大切となり、室内側でビニールの様な気密シートは使用してしまうとどうしても断熱材に湿気が及んでしまいます。

ウッドファイバーの際に使用する気密シートは、可変調湿気密シートを使用します。周囲の湿度に応じて湿気調整をしてくれる優れもの。

断熱で温度管理はできたとしても、空気環境(暑さ寒さを作用する)はやはり湿度に大きく関係します。

この湿度コントロールすることがやはり大切で、どうしても高気密高断熱だけがもてはやされてしまうので残念でなりません。しかも、順番が違い断熱が先でそのあと気密、そして湿度の管理。

家全体をウッドファイバーの自然素材の断熱材でくるみ調湿をさせて空気環境をつくる。

断熱性能のその次へ。ずっと考えてきたことがようやく言える時期になってきたのかと思います。

藤原昌彦

敷地を読む

藤原の日記

朝は涼しく、昼からはかなり暑さのある一日。

やはり緊急事態宣言が延期されましたね。何を持って解除になるのかが分からぬままの延期。いろいろなものが保てるのか不安ですが、頑張って行くしかないですね。

敷地のポテンシャルを活かすことは、設計にとってとても大切です。

どんな敷地でも、必ず良いところがあります。その良いところをどう見極めるのかが大切なります。

廻りに建物があるのか、視線が抜けるのか、見晴らしが良いのかなどなど。

道路も周辺の環境もその全てが余条件となり、計画を進めて行きます。

そこにクライアントの暮らしの姿が投影されて建築の姿出来てきます。

10年後、20年後を見据えながら、ロングライフデザインを考えて設計する。

敷地を読むことは、ロングライフデザインの第一歩です。

藤原昌彦

以前の風景が戻ってきたかの様

藤原の日記

あいにくの雨模様の一日。

コロナの影響で、外出も出来ないのでこのGWはスタッフもみんなで仕事をしています。

自粛の影響でしょうか、散歩をしていると街並みが美しくなっている気がします。

確かに新緑の季節ということもあるとは思いますが、自粛により外出や遠出ができないため、庭の手入れを行ったりされているのをよく見かけ、だんだんと綺麗になっています。

もう一つの発見は、多くの家族が庭に出てお隣さん同士や散歩している方とのコミュニケーションが活発になっている気がします。

私が幼少の頃、歩いていると近所の方々に話し掛けられたりした風景が思い出されました。

コロナの影響で不自由な感は否めませんが、本来のあるべき暮らしの風景が取り戻せる一つのきっかけになるかもしれません。

一日も早く、コロナウイルスの影響が治まることを願っています。

藤原昌彦

一瞬の切り取り

藤原の日記

暑いぐらいの陽気でしたね。

本日は、三原久井の家へ外構・造園の打合せのため行ってきました。

建物は完成し暮らしは始まっているのですが、外構の整備がこれからです。

ただ、敷地が広いため一気に全部をすることができないため、建物の周りと駐車するスペースから始めることに。

アトリエのある南区も環境豊かな場所だとは思っていますが、三原久井はもっと豊かで羨ましい環境です。

敷地の周りでは、田圃に水が張られそろそろ田植えの準備が始まっていました。

写真は、クライアント様が撮影していただいた、水盤に映る住まい。この時期、このタイミングでしか撮れない瞬間の切り取り。

外構・造園が完成し、田圃の稲の緑が揃った時期に写真を撮影したいと思っています。

藤原昌彦

5月も終わり

藤原の日記

梅雨の前触れでしょうか、午前中はしっかりと雨が降りカエルの鳴き声も聞こえて来ますね。

雨上がりのアトリエの庭

本日で、早いもので5月が終わりです。

コロナの影響もあり、自粛自粛で大変な1ヶ月。

今後は、暮らし方も色々と変わっていかなければならない状況になりそうです。

住宅の設計においては、ウィルス対策を講じたものが段々と出てくると思います。

モノを取り付けて終わりではなく、暮らし方生活の仕方からこれからの住宅を考えて行きたいと思います。

藤原昌彦

アートのある

藤原の日記

暖かくむしろ暑く感じる一日。

出来る限り外出を控えるGW。この事態はあと1ヶ月程度伸びそうです。

こうなると住宅の能力が改めて大切だとう言うことがわかります。

住宅の能力は、性能のことではありません。いかに暮らしが楽しめるのかです。

暮らしに彩りを与えるもので、アートがあります。

絵画や彫刻や音楽などなど。アートには、製作者による力が魂が込められています。

その作品をふと目にすることで、ハッとさせられたり、気づきを与えられたり。

日常にある非日常がアートにはあると思います。

この様な時期だからこそ、アートのある空間で暮らしを楽しむのも良いと思います。

藤原昌彦

性能=快適は間違い

藤原の日記

暖かい日差しが心地一日。一気に暖かく、いや暑くなりましたね。

緊急事態宣言も延期されそうな雰囲気でいつまで続くのかわかりませんね。

アトリエのベンチから見える新緑

住宅の性能の中で、断熱性のが高いことは良い事であるとなっています。

確かに、断熱性能が高い事は熱が逃げにくい状態を言います。しかし、断熱性能が高い=快適な環境ではありません。

もう一つ言うと、断熱性能が高い=月々の消費エネルギーが低い(毎月支払う光熱費が安い)は間違いです。

一番大きく作用するのは、暮らし方。どの様に暮らしをするのかを考え、実践する中で断熱性能や気密性が関わってきて、快適な空間であったり、消費エネルギーが抑えらる。

断熱・気密の次のステージへ。

藤原昌彦

土台敷

矢掛の家

矢掛の家では大工さんによる上棟前の工事 土台敷が始まっています。

バウムスタイルアーキテクトで建築する住宅は基礎断熱仕様とする事が殆どです。

床の下に断熱材を敷く場合は基礎に換気口をつけたりして

床下の換気ができるようにしますが

基礎断熱の場合は床下も室内空間として考え

床の合板を伏せる前に基礎の外周に熱橋防止で断熱材を施工したり

土台と基礎の間など結露防止の施工を施していきます。

外から床下に通じている配管の出入り口もきちんと処理し気密仕様にします。

 

上棟までに床合板を伏せ、梁・母屋に金物をつけていきます。

バウムスタイルアーキテクトが採用するSE構法で建てる住宅は

梁と柱など接合部に専用の金物を使い組み立てていきます。

金物の種類も接合場所によって様々な種類があり上棟までにこれらを取付け準備します。

 

上棟当日は天候も良さそう、まもなく上棟です!

 

スタッフ.T

 

モノをつくる

藤原の日記

昭和の日。爽やかな天気で気持ちの良い一日でした。

建築・住宅の設計もモノをつくる仕事であります。

今年から少しずつですが、バウム農園を行い野菜などをつくる様にしています。

このつくるとう言う事をよく考えながら、畑作業をしています。

つくり手の立場からすれば、モノを直接的につくり出す事になるのですが、その先を見ながらつくっている気がします。

その先とは、そのつくったモノ(例:野菜など)がどう使われてどう幸せを育むのか?

私もやっていることは同じで、つくっているのは建築・住宅という特定のことにはなりますが、実際は暮らしを考えています。

特定のリビングやダイニングキッチンなど名前は付いていますが、その様なことよりここでの暮らしがどうの様なことが心地よかったり、豊かになるのかを考えているのです。

モノをつくるということは、未来の暮らしそのもをつくると言っても良いかもしれません。

藤原昌彦

気持ち良い方向に

藤原の日記

天候やようやく例年の様な気持ち良い気候ですね。

各地では、天候が不安定なところもある様で、雹が降ったりと気候変動が目に見えてわかる様になってきているのでは無いでしょうか。

最近では、住宅の密集地よりも郊外ののどかな場所に設計することが多くなってきています。

住宅密集地の場合は、周りの住宅も敷地の余条件として捉えて計画を行います。

つまり、隣の住宅が木であったり塀であったりなどと見た立てて考えて行きます。

郊外の敷地は、どの景色を見てのんびり過ごしたいかになってきます。

開口部の開け方を決めることが重要です。

気持ち良い方向に、気持ちの良い開口を開ける。それを支える空間の力強さ、温熱環境。

デザインだけでも断熱性のだけでダメで、バランスの良い纏め方が大切です。

藤原昌彦