外壁施工。
外部は、そとん壁の施工が始まっています。
右の部分は仕上げです。
今は、色が濃いですが、乾くともう少し薄くなって落ち着いてきます。
外部は、そとん壁の施工が始まっています。
右の部分は仕上げです。
今は、色が濃いですが、乾くともう少し薄くなって落ち着いてきます。
暖かいのだか寒いのだかわからない気候ですね。
暖冬傾向なのでしょうか?
本日は、これから設計を始める住宅の土地契約でした。
大きな敷地を二つに分割して、住宅地として行きます。
ここに、小さいけれど伸びやかなワンルームのような住宅を設計して行きます。
その際に考えていることは、それぞれの機能です。
わかりやすく場所に名称がついているのですが、なぜ居場所に名称がついているのか?用途というか機能があるからなのだと思います。
その機能について、色々と考えて行くと当たり前が当たり前でなくなって来ます。
例えば、「玄関」。外からの入り口として、ここで靴を脱ぐ場としての機能があります。この機能さえれば玄関となるのであれば、そのルールを家族で共有できれば、通路でさえも玄関となり得ます。
そういったことを再度見直し、組み立てて行くことをやってみようと思います。
色々な機能の場が、豊かな居場所となるように。
藤原昌彦
ポカポカとする良い天気でしたね。
住宅の設計を依頼を受ける際に、小さな家のことをよくお話を致します。
小さな家は別の床面積の小さな物だけをいう事ではありません。
敷地に対して、小さな家もあれば背の低い小さな家もあります。
ただただ面積が小さいから小さな家と思うのではなく、やはり建築は立体で考えるべきで、平面から縦方向へと色々な視点で考えることが大切です。
端正な小さな家は、佇まいだけでなく平面も端正で美しくなります。
小さな家は、丁寧につくり込む事でその小ささに負けな魅力的な空間へと変わって来ます。
これからの時代に合わせて、大きさだけを求めるのではなく、そこで何をするのか?どんな暮らしを行うのかを求めることが大切だと思います。
写真は、中村好文設計の小屋です。
藤原昌彦
少し薄曇りの肌寒い一日。
昨日の大阪での講座を終えて、大阪に一泊。
宿泊先は、新大阪ステーションホテルのアネックス。
ここは、建築家 中村好文さんが室内の設計をされていたので一度宿泊をしてみたいと思っていたところです。
普通のビジネスホテルなのですが、柔らかい雰囲気に包まれ寝心地の良い空間でした。
本日は、大阪から三原へ直接伺い、現場の進捗とクライアント様と打ち合わせを行いました。
現場へ行くと、すでに打ち合わせの準備が。。。
BBQとキャンプファイヤーのセッティングがされていました。
現地を一通り確認した後、打ち合わせを行いながらBBQを楽しませていただき、普段の打ち合わせとは違う色々な話をしながら進めることができました。
打ち合わせを称したBBQは夜更けまで続き、火を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができました。
また明日から色々な案件が進んで行きますので、しっかりと行なって行きたいと思います。
藤原昌彦
気持ちの良い青空の広がる一日。
本日は、大阪にて工務店設計者の方への住宅設計講座の第3回目でした。
今回は、「牛窓の家」での共同設計者でもある若原一貴 氏をゲストに来ていただき、小さな家についてのお話と、課題のクリティックをしていただきました。
東京での設計は、小さな家になることが多くその小さな家をどのようにつくっていくかを丁寧に教えていただきました。
その際の、光と影の作り方により居場所をつくっていくことの大切さを教えて頂きました。
課題の講評では、それぞれのプランの良いところを悪いところを丁寧に指摘し、皆さんの設計力向上へ力になったのでは無いでしょうか?
少しづつですが、こうやって一件でも多く美しい住宅が増えていけるように活動をして行きたいと思います。
藤原昌彦
青空の広がる良い天気ですね。
アトリエでは気持ち良い日差しが入り込み、看板犬の「バウム」は日差しの当たる暖かい場所へと移動しながら寝転んでいます。
光には、色々な感じ方があると思います。
強い光、穏やかな光、包み込むような光、指すような光。。。
感じる人によりその感覚は変わってくる光。
光があるということは、影もある。
私が設計する際には、光を考えながら影を設計しています。
影も濃いものから薄い影まで大変多く、どん影がこの空間に必要なのかを考えます。
明るいだけを考えるのではなく、その反対の暗さを考えることで適切な光が考えられるのでは無いかと思います。
藤原昌彦
外壁はしらすそとん壁なので、耐水シートの上にラス地を施工しています。
このあと、そとん壁専用の下地を施工して、仕上げになっていきます。
日に日に寒さが強くなって来ましたね。
一つの住宅の設計が纏まるまでには、多くの案があります。
敷地を見てから、おおよその建築が浮かび上がるのですが、そこから要望と敷地の条件と空間とを考えて行きます。
形は、そのままでもプランや導線が違うもの、形自体が大きく変わることもあります。
暮らしを楽しむための空間には、何が必要になってくるのか?
この風景にふさわしい建築は何かを考え始めると、楽しくなって来ます。
生み出すのは苦しい事ですが、その事を楽しむことが良い設計ができるのでは無いかと思います。
設計を楽しむことは、暮らしを楽しむことに繋がり、クライアント様の暮らしにつながって行きます。
楽しむ事を大切に
藤原昌彦
久しぶりの雨で気温が一気に下がりましたね。
日が暮れるのも早く、雨となると運転も危険になりますので気をつけてくださいね。
本日は、美咲町の家へクライアント様と打ち合わせのため行って来ました。
外壁の工事は完了し、足場もなくなり全体がわかるようになりました。
内部は、仕上げを待つばかりの状態でその前段階の、設備工事が行われていました。
今までなかった、キッチンが造作家具とともに取り付けられ、グッと雰囲気が出て来ました。
今回は、いつになく開口部を大きく取り明るい感じとなっています。
造作家具は、高梁の家と比べると少ないですが、やはりきちんとつくり込んであると、空間が引き締まりますし質が上がります。
どこの箇所も、つくり込んでしまうと可変性がなくなってしまうので、少しつくり込む部分とつくらない部分と分けるように設計はして行きます。
小さな家だからこそ、色々な楽しみ方ができる方が豊かな暮らしができるのでは無いでしょうか?
そんな一端を担えるような造作家具をつくって行きたいと思います。
藤原昌彦
気持ちの良い朝で青空が広がっています。
明日は、どうやら雨模様。
昨日に引き続き、真備町の家IIの現場へ行って来ました。
クライアント様との打ち合わせで、キッチンの内容や位置関係を現地にて確認し、今後の日程などを打ち合わせいたしました。
平屋なので、床面積は小さいかもしれませんが、広く感じます。
広さを感じるには、実は物理的な数字よりもどう視線が抜けて行くかが大切になって来ます。
コンパクトな住宅では、いかに視線の先を考えて設計して行く事で、物理的な数字としての広さより広く感じます。
実際に私の設計した住宅に広さを聞かずに体験していただき、どれくらいの広さがあるかと尋ねると、皆さん広く言われることが確認できました。
お分かりの通り、数字と実際の感覚はかなり違いがありますので、数字として広さが無いからと行って狭く感じない事を分かっていただければと思います。
色々事を試行錯誤しながら、設計を行いより豊かな空間・美しい空間を追求して行きたいと思います。
藤原昌彦