2019年4月Blog

続・移住者の住宅

藤原の日記

暖かな春の日差しが気持ちの良い一日。

アトリエでは、窓を全開にしていると風が吹き抜け気持ち良いです。

本日は、広島県三原市にて計画中の住宅の打ち合わせをクライアント様と行いました。

「岩井の家」・「牛窓の家」に続く関東からの移住となります。

この度は、岡山ではなく広島県へ。ご実家の家業を手伝うために、移住を決断されたそうです。

コスト面での調整が思いの外時間がかかってしまい、完成してからの移住ではなく、事前に引っ越してこられました。

なんとか早く完成をしてあげたいと思います。

藤原昌彦

新鮮なハーブ。

スタッフ日記

今日は、お施主様から新鮮なハーブをたくさんいただきました。

東京などの有名なレストランにも卸されているそうです!!

早速、お昼にいただきました(><)

オリーブオイルに塩をパラパラッと少し。

とってもおいしかったです!!ありがとうございます。

ひかり

藤原の日記

暖かく気持ちの良い春の一日。

明日は、お花見にはもってこいの天気になりそうです。

光を考えるとき、開口部の大きさや高さ幅を検討しなければなりません。

明るさなのか、光なのか?

居場所によっても異なってきますし、全てが同じ明るさ・光ではいけません。

ただただ大きい開口だから良いのでも、小さいから良いのでありません。

そこにどのような「質」の光が必要なのか、私の設計のテーマの一つです。

藤原昌彦

家具のしつらえ

藤原の日記, 高梁の家

暖かい春の一日。

高梁の家の敷地には、大きな桜の木があり満開を迎えようとしていました。

現場監理のため現地にて、現場を見て回りながら室内からの桜を眺めていました。

年始からの忙しさもあり、高梁の家の現場の進捗と設計がようやく追いついてきた感じになってきました。

残すところは、リビングの家具のデザインの詳細です。

細かな部分のデザイン一つで大きく空間の質が変わる重要な部分。

平面的な配置・大きさ高さ・見え方など、慎重に全体と部分を行ったり来たりしながら詰めの作業を行わなければなりません。

ソファー・ダイニングテーブルにも関係して、家具作家さんと協働にて進めて行きます。

現場は、まだまだ中盤戦ですが完成が楽しみです。

藤原昌彦

手で考える

藤原の日記

少し肌寒いですが、日中は春の陽気。

本日は、打ち合わせ・顔合わせの為京都へ行ってきました。

その後に、昨年東京で開催されていた「宮脇檀展」を見るために京都工芸繊維大学へ。

建築家 岸和郎 設計のカフェテラスを見学した後に、展覧会会場へ。

膨大な量のドローイングが展示されておりました。

昨今は、コンピューターの普及によりCAD化が進み誰が描いても同じ図面ができる世の中です。

しかし、私はプランを構築したり、断面を考えたり、ディテールを考えたりする際は、必ず手描きで描きます。

宮脇さんのように綺麗なものではありませんが、落書きのようなスケッチから蓄積して行きます。

模型の製作もそうですが、やはり手を動かしてで考えています。

「目を養い、手を練れ」

まだまだ、いろいろなものを見て手を動かして行きたいと思います。

藤原昌彦

 

積み上げていく事

藤原の日記

アトリエの桜は満開を迎え、山ではツツジが綺麗な花を咲かせています。

少し気温が低いですが、春の暖かさを感じますね。

設計は、どこまで粘って考えられるかにより変わってきます。

プラン段階では、本当に時間をかけ練り上げて行きますが、現場に入った段階(現場監理)の段階でも設計は進んで行きます。

大きな変更は、現場の進行や金額に支障をきたすのでダメなことなのですが、ギリギリの範囲でもっと良くならないかを考えています。

決まっている事・決まった事を再度見直し、より良い空間・美しい建築に昇華させる為に丁寧に積み上げて行きます。

ただの自己満足かもしれませんが、そこまで考えないと設計が終わらない。

人の暮らしを考え、空間に美しさと響きを。

藤原昌彦

期待感

藤原の日記

なかなか気温が上がりませんね。

お花見も少し寒空で見頃は長引きそうです。

新元号が発表されましたね。

「令和」

少しずつ慣れていくと思います。

平成の時代もあと一ヶ月。

新年を迎えるのとは、また違う高揚感があります。

寂しさもあり、新時代へのワクワク感もあり、未来への不安というよりは期待感の方が高い気がします。

建築・住宅は常に進化をしています。その時代に必要なもの・こと、その次の時代に提案できることをしっかりと考えて行きたいと思います。

藤原昌彦