少し曇り空の日中で、夕方からは雨模様。
明日は、春の嵐の様な気がします。

設計の依頼をいただく中には、コンパクトな住宅を望まれる方もいらっしゃいます。
コンパクトな住宅は、非常に難しく色々な事を考えていかなければなりません。(その分楽しいのですが。。。)
コンパクトな故に、社会に普及している工業製品は合わないことが多く、組み合わせや寸法の調整が必要になってきます。
開口部にしても通常のサッシを使用するにしても少し寸法を調整しなければ、その空間に合わずバランスの悪いものになってしまいます。
そのバランス感覚が設計者の魅力になり品として合わられるのだと思います。
魅力的な建築を目指して
藤原昌彦
山の緑も濃くなり、大型の連休は楽しみな方が多いのではないでしょうか?
天候も良さそうですので、お出掛けするのには良いのではないかと思います。

最近色々と取り上げられている生活感の出ない暮らし方。
どの様に片付けをしているのか不思議なくらい、新築の時のままのような綺麗さを保っている暮らしぶりを拝見することがあります。
確かに綺麗で良いのかもしれませんが、正直見ていて疲れました。
人間は、自然界に不自然なものを造りその間で暮らしを営んでいます。
人のする行為も自然の一部なので、建築という不自然なものの中に自然が入ることは当たり前のこと。
人が自然界に間借りをしていることに感謝しながら、美しく散乱する住宅を考えたいと思います。(中村好文さんの言葉を引用)
藤原昌彦
もう少しで完成を迎えます。
写真は、玄関部分です。今回は引戸です。

段々と夏が近づいている気がしますね。
明日も暑くなるそうです。

図面の大切は、このブログでも少し触れていますが、建築家 中村好文さんが書かれた図面集が出版された本を見ながら改めて思いました。
中村好文さんが、建築を造る際に込めた思いが詰まった図面。
私もとある建築家の原図を見て感動し、この建築の世界に入りました。中村好文さんも、村野藤吾や白井晟一の図面に感銘を受け建築の世界へ入ったそうです。
まだまだ、思った様な図面になっていませんが、現場に思いを伝わる図面にはできていると思います。
一見絵画の様な図面。美しい図面。
この図面が美しい建築・空間を創ります。
藤原昌彦
気持ちの良い天候の一日。

本日は、国府市場にて計画中の住宅の打合せを行いました。
プランもようやくまとまり、これから基本設計に入っていきます。
コンパクトな住宅となりますが、暮らす楽しさを考えて計画を進めています。
暮らす楽しさは、やはり心の余裕が必要になってきます。
ほんのちょっとの時間でも、ほっとできる事を行うことで、より豊かな暮らしになって行くのではないでしょうか?
お金を掛ければよいのではなく、ちょっとした行為であるとか手触りであるとかを加えるだけで、暮らす楽しさは増えていくと思います。
造成に時間がかかり秋ごろの着工となりますが、しっかりと設計進めていきたいと思います。
藤原昌彦
暖かい日が続き、庭の木々も芽が出て来ました。

山も新緑の季節を迎え、緑の色鮮やかさに気持ちが良くなります。
自然を見ると、心おだやかになり心が洗われる様な感覚になるのでしょうか?
自然のカタチのなせる技
人工物ではない整形されていないカタチ
ゆらぎの世界かもしれません。
人工物を創り出す建築の世界はどこまで、自然に近づくことができるのかを考える時期にきていると思います。
藤原昌彦
初夏の様な暑1日。
外にいると、汗ばむ様な天候でしたね。

本日は、リノベーションを計画している住宅の現場調査のため伺いました。
正確には、倉庫を住宅に変えて行くことなので、コンバージョンと言いますが、一部住宅として使われていたのでリノベーションでも良いかと思います。
造りがしっかりとしているため、構造的な補強は必要なく断熱の強化と暮らしのための設えがメインとなります。
既存の状態を考慮しながら制限もある中、空間を創っていきます。
コストもかけられないので、メリハリをつけながら進めて行きます。
写真は、クライアント様の鯉のぼり。
久しぶりに大きな鯉のぼりを見た気がします。
藤原昌彦
暖かい気持ちの良い1日でしたね。

本日は、高梁の家に打ち合わせのために行って来ました。
住宅を構成する素材は、数多くあります。
高梁の家では、材料の種類で言うと、約20種類程度使用し、同じカテゴリーでも種類が違います。
今回使用する木材の種類は、米松・杉・檜・タモ・楢・シオジ・栂・シナと上げただけでも9種類。
どの様に使用するかを整理しながら、バランスよく違和感なく見える様にして行きます。
来週から外壁の工事が始まって行くので、現場に行く楽しみです。
藤原昌彦
春を通り越して、初夏のような暑さの1日でしたね。
ノートルダム大聖堂の火災は、ショックで一度は訪れて見たい建築の一つでした。

本日は、三原市にてクライアント様と打ち合わせを行い、行政との打ち合わせを行って来ました。
来月から着工となりますので、いろいろな下準備を行っています。
その後、近くにある建築家 槇文彦 設計の三原市芸術文化センター ポポロを見学いたしました。
約1200人収容できるホールをメインに、ミニコンサートも海砂できる明るいホワイエ(ホールのような人溜まりのできるスペース)、リハーサル室のある施設です。
平面構成としては、非常にシンプルで明快ですが体感が複雑に感じ良い体験でした。
全体のプロポーションも高さを抑えながら、周辺環境と馴染むようになっており、ホールの金属屋根のドームが奇抜なのかと思いましたが思っていた以上にしっくり来ている感じでした。
次回は、本物の音楽を聴きながら体感をして見たいと思います。
藤原昌彦
暖かい1日でしたね。
気持ちの良いというよりは、外にいると暑いぐらいの気温んでした。

数件の小さな家を設計しています。
小さな家を設計することは、非常に困難であり、苦労を伴うのですが、好きなのです。
小さな家は、スペースや機能を無駄にはできません。
できる限り廊下をなくし、空間を大きく見せる方法を考えて行きます。
人が移動するため廊下(移動するためのスペース)は必ず必要となりますが、単機能だけでスペースを取ることは勿体無い。
何かと併用することが重要になり、重ね合わせを考えつつ大きな一体感のある空間を創って行くかが、小さな家の設計には大切になって来ます。
小さくても暮らしにワクワク感がある住宅は、ロングライフデザインに通じるのではないでしょうか?
藤原昌彦