2021年2月Blog

色々な情報のある中で

藤原の日記

段々と暖かくなってきましたね。春が待ち遠しですね。

さて、おかげさまで多くのお問い合わせや、アトリエへの見学にいらしていただくことが多くなりました。本当にありがとうございます。

色々とお話をお聞きしていると、皆さん本当に勉強熱心というか多くの情報をお持ちです。

現在では、ホームページをはじめSNSやYouTubeなどで、ありとあらゆる情報が得られる時代となってきました。

情報過多の時代であると言っても良いと思います。

しかし、多くの方が得ている情報は、住宅に関する一部のことを表面上得ている可能性があります。多くは、温熱や気密に関することが多く数値で表されるものに関することが多いと思います。

私は、住宅を中心に建築活動を行っていますが、まだまだ勉強をしています。

住宅を建築は、住宅に関する法律(建築基準法など)や、構造の知識、温熱環境の知識、住宅の設備の知識、それだけではダメで健康の知識や料理・洗濯などの家事の知識、材料などの知識、そして経済の知識(住宅ローンや税金)などの様々なこと知識が必要となり集まってできていきます。

私が設計を行う際には、クライアント様の状況や敷地の状況に応じて、最適な答えとなる様に計画をしていきます。

つまり、多くの方が得た情報(性能など)や予算に合わせた理想の住宅が出来るところ(設計事務所や工務店、ハウスメーカー)は、この世にはないと言っても過言ではありません。

大空間と薪スートブのある平屋建て 三原久井の家

予算が潤沢にあれば可能かもしれませんが、必ず予算の上限があると思います。その中で、取捨選択をしながら設計をしていくことになっていきます。

一度、その得た多くの情報を置いておいて、住宅に求める「暮らし」を思えがいてください。

豊かな暮らしは、性能や数字を追いかけた向こう側にありますか?

暮らしは、家族の思い出の積み重ねと時間ではないかと思います。

その時間を重ねることが出来る住宅を考えてみてはいかがでしょうか?

性能や数字は、もちろん大事です。私も大切にしていることです。

一番大切なのは、「暮らし」

その思いを私のような建築家に伝え、その建築家を信頼し任せてみてください。

大切なものが見えてくるのではないでしょうか。

藤原昌彦

天井地 施工

真備町の家Ⅲ

北棟(子世帯)内部は、フラット天井になります。仕上げは桐の羽目板貼りです。

その為の天井地の施工をしています。

上棟準備

基礎ができ、外部の配管工事を行なったのち

構造材を搬入し上棟前の準備がはじまりました。

基礎に墨出しをして土台の通りを出し、角度・寸法を確認します。

基礎に据えつける専用金物が正確に取り付けられる事を確認して

土台・大引を施工していきます。

 

この後は横架材を搬入して各所に接合金物を取付けていく工事、

そして屋根造作の事前準備で材木を組んで部材をつくっていきます。

上棟日が近づいてきました。

もう少しで完成

藤原の日記, 山田の家

暖かい春を思わせるような一日。明日からは、また雨模様で一気に気温が下がる予報です。

本日は、山田の家の完成前にクライアント様に確認を行って頂きました。

現在は、外構周りの工事を少し進めており、月末の見学会と引き渡しに向けて進んでいます。

既存の大きな住宅地を分割して、住宅地としている為進入路部分の道路も舗装がまだの状態。

外構も道路などが整備されてから行うことに。

その前に出来るところを少しずつ行っていく予定です。

少しずつ造って行くこと良いかと思います。

写真は、クライアント様の娘さんから頂いたバレンタインデーのチョコレート。

美味しかったです。

藤原昌彦

地鎮祭

暖かい気持ちの良い一日。

岡山市北区で設計が進んでいる「吉備津の家」の地鎮祭を執り行いました。

行政手続きもほぼ終わり、長期優良住宅の申請を行っている状態です。

出来る限りスタンダードなカタチ・ヴォリュームとしながらも、大きな空間を感じてもらえるように設計しています。

久しぶりに螺旋階段を使いながら、上下階をつなぐことも考えています。

準備がもう少しかかりますが、楽しみな建築が始まります。

藤原昌彦

自然素材の外壁

動きやすい気持ち良い一日。

倉敷市真備町で建築中の「真備町の家Ⅲ」、平家建ての二世帯住宅。

現在は大工さんの造作工事が進んで、外壁の焼杉板を施工中。

この住宅は、二世帯ということもあり世帯ごとでヴォリュームを分けつつ、各世帯が行き来できるようにつなげています。

世帯ごとのヴォリュームは、「焼杉板」の外壁としてつなぎ部分を「シラス壁」としています。

どちらも自然素材の外壁としてします。

経年変化をしていき、深い味わいのある雰囲気となって行くと思います。

まだまだ、道のりは長いですが完成が楽しみです。

藤原昌彦

旅をする

藤原の日記

ぽかぽかの行楽日和。気持ちの良い気候ですね。

コロナの影響で、国内旅行はもとより海外なんてなかなか行けなくなりました。

建築家 廣部剛司さんの出された書籍「世界の美しい住宅」を拝読すると、海外の名作を訪れた気になります。

氏自身が、世界の建築家の名作を見て廻った建築を綴った本ですが、写真ではなくスケッチもその場で書かれたものがあり、より伝わってきます。

早く落ち着いて旅ができるようになればと思っています。

藤原昌彦

春を感じる

藤原の日記

小春日和の暖かい一日でしたね。三寒四温と気温の上下を繰り返しながら暖かくなっていくでしょう。

陽気に誘われ、散歩していると梅の花が咲いていました。

春の兆しを感じますね。

藤原昌彦