関東を直撃した台風は凄かったですね。
自然災害の脅威は、年々強まっているような気がします。
住宅は、建築の中で唯一「帰る場所」の建築であると思います。
どんな心身の状況でも「帰る場」の住宅は、
その心身の状況をもう一度リセット出来るような居場所でなければなりません。
「心地よい居場所」「安心できる居場所」「安らげる居場所」など、
住宅における居場所は様々ですが、「心地よい居場所」は私の中では
穴ぐらのような少し籠ったような居場所ではないかと思います。
不思議と小さなスペースの天井の低い場所が、居心地良く感じる気がします。
全体が天井高くて広くてではなく、
色々なメリハリのある空間がある事で、
人の心身の状態も整ってくるのではないでしょうか?
そんな住宅を創り続けて行きたいと思います。
藤原昌彦
基礎養生中に浄化槽の設置を行いました。
来週からは構造材の搬入などがあるので現場が賑やかになっていきます。
まだまだ、暑い日が続きますね。 (さらに…)
外壁材の搬入でした。
材種はレッドシダーです。
周りの稲が良い色になっていますね!!
まだまだ暑い日は続きますね。
住宅に愛着を持って暮らして行くには、環境が大切になります。
周辺環境の影響はもちろん考えなければなりませんが、これは敷地選びに際に影響いたします。
住宅における良い環境は、やはりストレスが少ないことになります。
広さの問題、明るさの問題、音や動線、景観などなど。
その中でも温熱環境は、長く暮らして行く中でとても重要になって来ます。
温熱環境は、数値だけを追いかけるのではなく、そこに建つ住まいに適切な温熱環境を造って行く事が大切です。
設計では、きちんと適切に抑えながら進めていきます。
藤原昌彦
台風の影響で風が強いですね。関東方面では、もう一つの台風で今週末は大変になりそうです。何事もなければ良いのですが。。。
さて、三原久井の家のクライアント様から楽しそうな写真が届きました。
建築中の現場の庭のあたりで、楽しそうにキャンプの様子の写真をいただきました。
完成する前からすでに暮らしを楽しまれています。
住宅の設計において、何を大切にするかはやはり人であり、そこに住まう人の暮らしです。
◯LDKやこの部屋は〇〇畳などの部屋の大きさや設備などのモノなどを見て考えていたのでは、本当の暮らしのできる住まいとはなりません。(最低限の部屋数や大きさは必要ですが…)
この暮らしの雰囲気がこの住宅のコアとなるように、細かな部分を丁寧にまとめていきたいと思います。
藤原昌彦
台風の影響でしょうか、風が強くなって来ましたね。
設計は、あらゆるモノの関係性を整理を行うようなものです。
人と人の関係、モノとモノとの関係、光とモノとの関係、暮らしと社会の関係、などなど。
大きな全体と、内部の細やかな部分。
全体のバランスを設計することが建築の設計となるのではないかと思います。
模型を使って検討を行うのも、その一つです。
小さい模型は全体の関係性を、大きな模型は空間におけるそれぞれの関係性を、確認するために行います。
完成して、しばらく経過しないと本当の意味で良いかどうかわからないのが、建築の設計。
「正しく古いものは永遠に新しい」
この言葉を胸に刻みながら、設計に邁進していきたいと思います。
藤原昌彦
高梁の家にて植栽工事が行われています。
大きな植栽はクレーン車で吊り上げ、敷地各所へと配置していきます。
リビングやウッドデッキから見渡せるお庭には、様々な樹種が。
完成後の眺めが楽しみですね。
少し蒸し暑い一日。
本日は、高梁の家の建築完了検査を受けました。
特に指摘事項もなく、滞りなく終わりました。
現場では、外構工事が始まり造園も出来る所から進んでいます。
内部は、事務所の完成検査をスタッフとともに行い、引き渡しに向けてチェックを行いました。
この高梁の家は、高梁のメイン道路沿いにあり敷地には立派な蔵がありました。
この高梁の風景と敷地の持っている力を素直に使えるように、設計を行っています。
この街並みに馴染むように。がこの建築の一つのテーマでもあります。
ここを通る方々が違和感の無い風景が出来たのではないかと思います。
これから外構など詰めの作業がありますが、最後まで丁寧に監理を行いたいと思います。
藤原昌彦
少し蒸すような暑さの一日。それでも秋は近くまでやって来ている感じがします。
本日は、美咲町にて設計を進めていました「美咲町の家」が上棟いたしました。
設計には少し時間がかかりましたが、3つの箱を並べその箱が入り込みながらそれぞれの間を考えて設計しました。
出来上がる空間は、平面で見ると簡単な構成ですが体験としては複雑になるようにしています。
構造の組み上がった雰囲気から良い感じになるのが伝わって来て嬉しく感じました。
細かな点は、これから現場が進むにつれて修正しつつ創り上げていきたいと思います。
藤原昌彦