関係性を設計すること

藤原の日記

台風の影響でしょうか、風が強くなって来ましたね。

設計は、あらゆるモノの関係性を整理を行うようなものです。

人と人の関係、モノとモノとの関係、光とモノとの関係、暮らしと社会の関係、などなど。

大きな全体と、内部の細やかな部分。

全体のバランスを設計することが建築の設計となるのではないかと思います。

模型を使って検討を行うのも、その一つです。

小さい模型は全体の関係性を、大きな模型は空間におけるそれぞれの関係性を、確認するために行います。

完成して、しばらく経過しないと本当の意味で良いかどうかわからないのが、建築の設計。

「正しく古いものは永遠に新しい」

この言葉を胸に刻みながら、設計に邁進していきたいと思います。

藤原昌彦