2017年7月Blog

窓を考える

藤原の日記

今日も暑い一日でしたね。

九州地方(南部)では、梅雨明けをしたそうですね。

木製窓

暑い時期、寒い時期には、住宅の温熱環境についてよく質問があります。

色々な事柄から住宅の温熱環境は考えなければならないと思っています。

地域・気候・屋根の形状・外壁の色・素材・軒の出や断熱材・断熱の方法…などなど。

この様な事柄をバランスよく考えることが、より良いのではないかと思います。

その中で今回は、窓について。

住宅の部位で一番温熱環境に影響する部分でもある窓。

大きな開口部は明るく開放的ですが、その反面熱が入りやすく、熱が逃げやすい。

ガラス面でのペアガラス化は大部分で当たり前になってきています。

今やトリプルガラスや樹脂サッシなども…

やはり私は、デザイン性や質感を考えた場合、木製の窓が良いのではないかと思っています。

木の断熱性は、アルミなどに比べて非常に高く結露もしない。

経年変化により、メンテナンスは必要になりますが、味わい深いものになってきます。

住宅の温熱環境は、個人個人に考え方がありますので正解はないのかもしれませんが、人間の潜在的な能力が減退しない環境も考えなければいけないのではと思っています。

藤原昌彦

普通に見えるように

藤原の日記

梅雨明けが近づいているのでしょうか?

大変暑い一日でしたね。

煙突

昨日、上棟した住宅では屋根の防水が行われ、煙突の取り付けもできました。

仕上がってしまうと、一見普通に見えるように、考えて施工いたします。

多くの方が、たぶん完成すると気が付かない。

実は、色々な関係性(重量や風の影響など)を考慮するとこうしなければならないことを、そう見えないようにする。

普通に見えるように。

簡単に見えて、簡単でない。

現場に入っても出来る限りのことを考えたいと思います。

藤原昌彦

架構を考える

藤原の日記

天気予報では雨模様で、曇り空の広がる朝。

上棟を迎える現場では、涼しい感じでベストコンディションかと思われましたが、午後からは暑くなりうだるような一日でした。

南区の離れ 棟札02

現場では、無事に上棟を行うことが出来ました。

屋根の勾配が通常とは違うため、作業をする大工さんにとっては、この暑さと相まって大変だったのかもしれません。

 

この住宅は、空間を構築する架構をできるだけシンプルにかつ、きれいに出来るように考えて設計を行いました。

南区の離れ 小屋組み

なぜそのようにしたかは、色々な理由がありますので完成するころにはお話したいと思っています。

気持ちの良い美しい空間になると思い、これからは身体感覚で現場のチェックを行っていきたいと思います。

藤原昌彦

 

ご縁

藤原の日記

今日は、梅雨が明けたかと思うくらい良い天気ですね。

このまま、梅雨明けとなるのでしょうか?

明日は、進行中の住宅の上棟ですが、天気予報は少し微妙な天気です。

篠原一男 白の家

さて、本日は色々なご縁の方とお話しすることが出来ました。

クライアント様とお逢い出来るのは、ご縁あっての事。

私のような建築家に会いに来て頂き、そして住宅の設計を依頼して頂く。

感謝してもしきれないと思っています。ですから、時間の許す限り設計に施工に時間をかけていきたいと思っています。(決してだらだらとするわけでもなく、早いから良いのではない。)

美しく良い建築をこれからもめざしていきたいと思います。

皆様に感謝です。

藤原昌彦

外壁

藤原の日記

今日は、何とか雨が降らずに曇りの一日。

昨日までの雨のせいでしょうか、湿度が高く蒸し暑いですね。

津島福居 外壁

外壁のお話。

住宅に使われる外壁には、色々な種類があります。

モルタルに塗装仕上げや最も多いサイディング、その他色々…

私が設計する際には、サイディングはほぼ使用しません。

使用したとしても、少し変わった貼り方をしたりしますね。

出来れば、経年変化により味わいが出る材が良いと思っています。

10年後20年後、その先の風景を思い浮かべながら、材料の選定を行っていきます。

最近では、中国地方で良く使われている焼き杉板を皆様に提案しています。

また、左官屋さんによる塗り壁材も多いですね。

職人さんの手による質感は、一つとして同じものがない。

唯一のものになります。(塗り壁も焼き杉板も)

社会の資産としての住宅。風景の一部となる住宅。

しっかりと考えていきたいと思います。

藤原昌彦

土地探し

藤原の日記

雨が続きますね。

そろそろ梅雨明けが来ても良いのでは、と思いつつ雨を眺めています。

手水鉢 二つ庭の家

さて、住宅を建築する際に、土地を探すことはかなり大変だと思います。

しっかりと資金計画を行い、土地にかけられる費用を割り出したうえで進めていくと良いと思います。

ネットで検索しても思った土地がない、と思われる方が多くおられます。

ネットで出ているのは、ごく一部です。しっかりと住みたいエリアを、ご自分の足でうろうろとしながら決めて行き、そこから物件を探すという手順が良いと思っています。

エリアが決まってくれば、その地元の不動産業者の方やエリア内に物件がないかどうか探して見られるのをお勧めします。

土地は、待っていても見つかるものではありません。

しっかりと自分の足を動かしながら、情報収集する事がご自身にあった土地を探し出す方法だと思います。

藤原昌彦

大詰め

藤原の日記

やはり、雨が降り出しましたね。

来週は、上棟をする住宅もあるのですが…なんとか晴れてほしいですね。

津島福居

さて、本日は「津島福居の家」の現場での打合せを行いました。

現状の現場の様子を見て頂き、外構についての打合せを行いました。

現場も大工工事が終盤で、仕上げ工事が待ち構えている状況です。

あと2か月程度で完成を迎えますが、ここからが監理する上で大事になってきます。

身体的な感覚でチェックを行いながら仕上ていき、外構・造園と大詰めになっていきます。

藤原昌彦

新たな力

藤原の日記

九州での雨の災害は、本当にすごいですね。

こんなに雨が降るとは、思ってみなかったと思います。

これ以上の被害がありませんように、お祈り申し上げます。

撫川の家 (7)

昨日より、当社では新人スタッフが増えました。

建築設計は、これからなのですがしっかりと現場を知ってもらい、設計に生かしてもらえるようにしていきたいと思います。

新たな人が加わる事により、より良い空間が創れるようにチームとして、頑張っていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

挨拶

藤原の日記

今日は、何とか晴れて暑い一日でしたね。

明日から数日は雨模様ですね。晴れてもらいたいのですが…

津島 外壁

本日は、「津島福居の家」の現場監理の為現場へ行ってきました。

現場では、内部の造作工事が終盤を迎えており大工工事も数日となりそうです。

ちょうど、お子様が学校から帰ってきて、元気の良い挨拶をしてもらい大変気持ちが良かったです。

最近は、小学生ですらこちらから挨拶しても返事がない状態が多いのですが、気持ちの良い挨拶は大切ですよね。

藤原昌彦