晴天に続く晴天の日々。来週からの寒波が、非常に気になります。
本日は、計画中の住宅の敷地のレベル測定や行政調査を行いました。
実測は、設計に欠かせず時間をかけて行います。
見た目の印象だけでなく、実測した数値をもとに計画を見直すこともあります。
敷地の使い方の一つに、このレベルの問題があり、建物が非常に大きく見えたり、小さく見えたりします。
今回は、現地を見た印象と実測があまり違わなかったため、計画の見直しはせずにこのまま進めていけそうです。
住宅の設計は、平面計画(プラン)だけでなく、断面の設計が非常に重要になってきます。
空間を生かすも殺すも断面次第。
良い計画となる様邁進して行きたいと思います。
藤原昌彦
秋晴れの青空の広がる気持ち良い1日。
矢掛町で設計・建築を行った「矢掛の家」。
本日と、明日 完成見学会を開催致しています。(完全予約制)
のどかな環境に寄り添う様に、できる限り控えめな佇まいにしたく平屋建てとしています。
内部は、外からはイメージできない柔らかい包まれる様な空間があり、屋外とつながりを持った気持ち良い空間となっています。
見学に来られた方からも、気持ち良いとのお声を頂きました。
建築は、やはり体験しなければ良さは分からない事を改めて感じます。
明日一日、この気持ちの良い空間を体感しながら、皆様をお待ちしています。
藤原昌彦
気温が少し上がり、暑いような気がする一日。
最近では、少しづつ県外からの問い合わせなども増えてきております。
私どもは、設計と建築する事を考えていますが、バウムスタイルアーキテクト を見つけてくださった方は、ここは設計事務所なのか工務店なのかと思われている事あるのではないかと思いますし、質問をお受けする事もあります。
設計事務所でもあり、建築も行う組織であるが正しいですが、わかりにくですよね。つまりは、設計及び建築施工を行なっています。
しかし、県外の方やクライアント様により設計はバウムスタイルアーキテクト で行い、建築施工は県外ですと地元の業者の方へ、クライアント様の知り合いの工務店さんへ施工を請け負っていただく事もしております。
こちらは、純粋に設計事務所としての役割が大きいです。
設計・建築も設計監理の場合も、常に良い環境でクライアント様に暮らしをして頂きたいという思いでいろいろな取り組みを行っています。
岡山という地方からクライアント様により良い暮らしの提案ができるようにこれからも邁進して行きたいと思います。
藤原昌彦
気持ちの良い天気が続きますね。台風が出来て、週末には天候が崩れるようです。
完成間近の「矢掛の家」では、クライアント様の手で仕上げられた部分があります。
先日紹介した珪藻土塗りと外壁の塗装。
外壁については、いずれはメンテナンスが必要です。
その時に備えて、今から実践しておくのも一つの方法です。
約3日間(休憩しながら、ゆっくりとなので)しっかりと行なって頂きました。
平屋建ての住宅なので、脚立があればメンテナンスも可能。
自分の手で施すことで、いろいろな事がわかりさらに愛着を持って頂けると思います。
藤原昌彦
かなり朝晩は涼しくなってきましたね。
歴史から学ばせていただくことは多くあります。
暮らしの場でもある住宅においても同じです。
政策により、一気に多くの住宅が作られてきた日本で使われいる素材・建材は効率よく作られ多くのものがフェイク素材といっても良いかもしれません。
昔の民家は、仕事と生活が一体となったものが多く、農家であったり養蚕をしていたりとなっています。
屋根には、厚さのある茅葺きの屋根、外壁には木や土を使っています。
この素材は、熱を貯め放出できる優れた建材です。
自然によって生み出されたモノは、実に素晴らしい性能があるのです。
私の設計する住宅にも、多くの自然素材を使っています。
外壁材は、板材や火山灰を使った自然素材、内部は床材は無垢材のフローリングや石、壁や天井はできる限り珪藻土や漆喰を使っています。
断熱や気密のことばかり意識するのではなく、使われる素材・建材にもしっかりと目を向けて欲しいです。
藤原昌彦
雨が降ったり止んだりと、安定ない天候ですね。
今日は、なかなか出来ていなかった農作業を手伝いました。
冬に向けて、葉物野菜を。寒い時期の鍋ものが楽しみです。
その後、先日スタッフからもらったベーコン用の肉を燻製し、苔の栽培と何かと作る作業を行いました。
気持ちの良い季節に、身体を動かすのは楽しいものです。
藤原昌彦
しとしとと秋の雨。一雨ごとに涼しくなって行き、秋がだんだんと深まって行きます。
岡山市中区で完成を迎えた「関の家」。
最終調整や照明の調整などで、現場へ行って来ました。
出会いから完成まででいうと約3年、ようやく完成です。
クライアント様も遅い時間でしたが、現場に来られて完成した姿を見ていただきました。
明日から、4日間の完成見学会(予約制)
もう少し空きがありますので、ぜひこの機会に。
予約は、こちらから。
https://www.baum-style.com/news/住宅建築完成見学会のお知らせ完全予約制/
藤原昌彦
二次試験は、与えられた課題に沿って5時間以内でプランニングから図面までを仕上げることが求められます。まず一番大事なのが図面を描くスピード。
プランニングの時間をちゃんと取るために、図面は遅くても3時間半以内に書けるようにならなければ、合格の可能性はありません。
そのためにまずはお手本を何回も何回も丸写し!(↓お手本です)
学生の時ぶりに製図板を使って少し書いてみましたが、こんなにも書けなくなっているのかと、自分のスピードの遅さと下手さに驚きました(笑)
やっぱり、毎日手を動かしていないとダメですね。
すぐに高校の時の勘が取り戻せますように!
今週は4枚仕上げるという宿題を、社長から頂きました…書けるかな…
スタッフY
当分雨が続きそうですね。
進行中の現場屋外の工事が進まず困っていますが、自然には勝てないのでできる事を行っています。
さて、モノをつくることは好きなのですが、なかなかここ数年はできていませんでした。
食べるものをつくることから、棚をつくったり色々とするようにしています。
食べるものといえば、自分でベーコンをつくっています。第2弾目のベーコンづくり。思った以上に簡単で、おいしくできます。
そして、お盆に向けて祭壇をつくりました。
祭壇は、収納できないといけないので、できる限りコンパクトになるようにしています。
いつもは、図面を描いて大工さんや家具屋さんにつくってもらうのですが、自分がつくるとまた違いますね。
また、何かつくろうと思います。
藤原昌彦
雨が続きますね。各地の被害も気になりますが、岡山や倉敷でも警報が出て気をつけて早めの行動を行なってください。
住宅を設計する際には、多くの要素がたくさん有りそれをまとめながら行なって行きます。
クライアント様の要望はもちろんのこと、周辺の環境や構造・耐久性・断熱性能を含めた温熱環境などなど。
豊かな暮らしを行うために何が必要になるのかを丁寧に読み解き計画に反映させていかなければなりません。
構造は、地震や台風といった自然の脅威から守るという大切なことで有り、地震などの災害が少ない岡山であっても必要だと思います。
温熱環境は、断熱性能や空調性能も含めないと話ができないのですが、どうしても切り分けられることが多いです。
温熱環境の良い住宅とは、なんだと思いますか?
数値が良い家でしょうか?
私は違うと思っています。
温熱環境の良い家とは、身体的・精神的にストレスの少ない状態。
ではないかと思い、まずは、設計のベースとして行なっています。
そのことを判断するために、外皮計算などの数値を使うのです。
数値ばかり追い求めているのでは、自分がストレスが少ない数値を的確に言えなければならないと思います。
敷地や環境が変われば、ストレスが変わりますので、温熱の性能が変わってくる。
地域や状況を丁寧に読み解き、豊かな暮らしのために多くのことを考えて設計を行って行きたいと思います。
藤原昌彦