2019年7月Blog

既存と新しいもの

藤原の日記, 高梁の家

蝉の鳴き声が激しく、暑さがます気がしますね。

本日は、高梁の家の施工確認・現地打ち合わせを行いました。

確認するごとに現場は進み、少しずつ仕上がりが見えて来ます。

造作の家具や内装の仕上げ珪藻土塗りが進んでいる状況を見るといよいよ完成が近づいているのを実感します。

暑い中、植栽の検討のため既存の樹木の位置をしっかりと図りました。

既存の樹木と新しい建築・植栽のバランスが大切になって来ます。

そのバランスをどの様に取っていくか、新しい樹木の品揃えによって変わって来ますし、現地での配置によって変わって来ると思います。

最後まで格闘は続きます。

藤原昌彦

皆さんの力

藤原の日記

蝉の鳴き声で賑やかなアトリエの庭になって来ました。

夏が来たという感じですね。

ものづくりは一人では出来ません。

特に建築は、多くの人の関わりにより創られています。

設計の段階では、敷地を見てプランを考えながらスケッチを行い、そのイメージを図面化したり模型を創ったりと私一人ではなくスタッフと共に検討を重ね具現化して行きます。

そして、詳細な納まりを考える時もスタッフのアイディアをみんなで考え図面にまとめます。

現場では、多くの職人さんの手により積み重ねながら、造られて行きます。

魂の通った空間となるためには、この人の手が必要になり関わる方々の思いが一つの方向に向かうことが必要となります。

みんなの力を合わせて、豊かな暮らしを。

藤原昌彦

 

さあ、いよいよ

藤原の日記

雨も上がり、ムシムシと暑い夏が来ましたね。

これで梅雨明けとなりそうでね。

美咲町で設計を進めている住宅の申請手続きがほぼ完了し、そろそろ着工となります。

構造的には難易度の高い設計で、BOX状の空間が重なり連なる様な形態をしています。

いくつもの高さの違う空間が、コンパクトながらも広さを感じさせてくれる空間になってくれると思います。

南面は、大きな大開口の形式をとり、山々が望める様にしています。

丁寧に創ってもらえる様に設計をまとめました。

これから工務店さんとの打ち合わせを密にして現場を進めて行きたいと思います。

藤原昌彦

パスタ。

スタッフ日記

昨日のバジルでバジルソースのパスタを作りました。

フレッシュなのでバジルの香りがしっかりしています。

 

 

敷地全体を

藤原の日記

まだまだ、雨が続く一日。

明日からは晴れる様なので、そろそろ梅雨明けでしょうか?

外構の計画は、平面のプランを考える際に考えています。

プランを練りこんで行くうちに、外構のプランも変わって行きます。アプローチはもう少し回り込んだほうが良いか?駐車スペースの取り方は良いか?

建築と合わせながら、外構・植栽の配置を検討に検討を重ねて行きます。全てがバランス感覚で、建築と外構・植栽を等価に扱って行きます。

費用の関係で、おざなりになってしまう外構・植栽。

敷地全体を創ることで、周辺環境に馴染む風景を創ることが出来、豊かな暮らしが送れる空間・住まいが出来ます。

外構の見直しをしている住宅は、敷地も広いのですが全体のバランスを考えてまとめて行きたいと思います。

藤原昌彦

バジル。

スタッフ日記

連日の雨でアトリエで育てているバジルが大きくなっていたので摘心をしました。

 

今回は15gほど採れました。

バジルソースでもつくろうかな?

 

 

木は生き物

藤原の日記

晴れたかと思うと、雨が降り湿度の高い一日。

住宅には、経年美が必要だと思っています。

建築は、空間だけが語られますが、ここに「時」が加わることで建築が成立すると思っています。つまり「時空間」です。

素材が持つ力により、時間が経つにつれ美しくなって行きます。

特に「木」は、切りだしたのちにも呼吸をし生きています。建築の一部として、この土地に色々な物に加工され取り付けがなされ、生き続けます。

木は生きているため、この建築に馴染もうと、季節・気候に合わせようと動きます。

私の設計では、建具等によく使用しますので、引き渡しをしてから約2年ぐらいは細やかな調整が必要となります。

特にこの湿気のある時期や乾燥する季節は、その反動が大きく不具合が起こります。この時期を越えると、また何もなかった様に不具合が消える。

しかし、これが素材の力であり、自然素材の良さであります。

ゆっくりと素材の良さと付き合ってください。

藤原昌彦

最後まで

藤原の日記, 高梁の家

雨模様が続きますね。そろそろ、スカッと晴れて欲しいものですね。

暑くなるとは思うのですが…

本日は、高梁の家へ現場監理と打ち合わせのため高梁市へ。

現場は、仕上げに取り掛かっており少しづつ完成に近づいています。

打ち合わせでは、仕上がりに連れて見えてくる細かな部分を調整しながら、現場を進められる様に打ち合わせを行なって行きます。

図面だけでは伝わらないことも、現場で実際に施工をする職人さんと顔を付き合わせ打ち合わせをすることは、現場の仕上がりが変わって来ます。

少しでも、この建築に携わって頂けている方に思いが伝わる様に。

ここから追い込みの作業になって行きますが、最後まで気を抜かずやって行きたいと思います。

藤原昌彦

コツコツと。

スタッフ日記

空いた時間はマグネットを作っています。

少しづつコツコツと。

私達の想いが届けばよいなぁと思いながら。

魂を込める

藤原の日記

シトシトと雨の日が続きますね。

この雨を乗り切ると、梅雨明けになる模様です。

本日は、模型作りに没頭していました。

クライアント様にお見せするのですが、まずは空間を確認するために作ります。

その模型を見て、平面・断面のプランを再度見直し、また検討し模型を直す。

光の入り方も、この模型を見ながら検討を重ね模型に手直しを加えて開口部の大きさを決めて行きます。

一つの設計に時間をかけるのは、こう行ったプロセスを一つづつ重ねて行くためです。

どんな住宅にも魂が込められる様に。

写真は、宮脇檀さんの住宅です。(宮脇檀展にて)

藤原昌彦