夏が来たかと思う様な暑い1日でしたね。
本日は、昨年末にお引き渡しをした田井の家へ。
外構工事と造園についての打ち合わせを行いました。
造園については、造園家 荻野寿也氏との協働となります。荻野さんとは、かれこれ7年以上のお付き合いとなります。
田井の家の暮らしの様子は、この時期は山からウグイスの鳴き声が聞こえ気持ちよく過ごしているとの事をお聞き出来大変嬉しく思いました。
音については、断熱性能と同じで個人差により不快な範囲が難しい問題となります。
本日の音の話は、自然の音をいかに暮らしと共に寄り添うことができるのかという事です。
鳥の鳴き声や風の吹いた時の木々が揺れる音、川のせせらぎの音。
豊かな暮らしに欠かせない自然の音。
楽しんで頂きたいと思います。
藤原昌彦
少し暑い天気の良い1日でしたね。
これからは気温の高くなる日が続くそうです。
空間において光の扱いは非常に大切になってきます。
開口部の開け方一つで、空間が違う表情・空気感になってきます。
壁に開ける開口部と天井に開ける開口部、この2種類を比較しただけでも大きく違い、壁につける場合は横長なのか縦長なのか、それとも天井に近い高い位置にするのか、床に近い低い地にするのか…。
また、方位も関係してきます。東西南北、光の入り方・その質が違ってきます。
そのあらゆる可能性を考えながら、開口部は設計されて行きます。
ただ大きければ良いのでも、真ん中にあれば良いのでもなく、バランスを考えながら行っていかなければなりません。
藤原昌彦
天候が崩れるのかと思いきや、よく晴れた1日。
過ごしやすい心地よい感じでしたね。
私の行っている設計には、図面を描くことが重要になってきます。
アイディアをまとめ、基本的なバランスを統合し、詳細に図面を描く。
私の描く設計図書(図面)は、一件住宅においても100枚近くになります。
なぜここまでするのか?というと、工事を行う職人さんに間違いなく伝える事もありますが、その詳細な部分が空間に邪魔をしないかどうかを確認する事でもあります。
「神は細部に宿る」 ミース・ファンデル・ローエ
素晴らしい芸術・良い仕事は、細かいところまで丁寧に仕上げており、このディーテールこそ本質を決定する。何事も細部まで心を込めて行わなければならないと思います。
時間も頂きますが、良い建築・住宅となる様手を抜くことができないのです。
藤原昌彦
爽やかな青空の広がる1日。
週末は、少し曇り空が広がりそうです。
私の手がける住宅は、ハウスメーカーや工務店さんとは違い、唯一のものになって行きます。
クライアント様も唯一の存在であり、住宅が建つ敷地も唯一のもの。
そこで育まれる暮らしが、唯一になる様に豊かな暮らしを
藤原昌彦
少し肌寒い朝でしたね。
本日から日常が戻ってきます。
本日は、クライアント様と設備機器の確認のためショールームへ行ってきました。
基本的には、私サイドで使用するものを決めているのですが、使い勝手については、人それぞれ違うので出来る限り現物を見て確認をしていただく様にしています。
ショールームでも全てを確認できるわけではありませんので、一手間を加えて設置する私の設計では、想像をいただくか見学会の際にイメージを膨らませていただくかとなります。
スケッチを描いたりしながら、わかりやすく伝えたいと思います。
藤原昌彦
連休最終日は、急な嵐でしたね。
風と雨が激しく、少しびっくりしました。
本日で、大型連休も終わりです。
どの様な休日となったでしょうか?
新しい時代の幕開けを肌で実感しながら、思いを馳せた方も多いのではないでしょうか?
明日からは、日常が舞い戻ってきます。
今年に入ってから、ここまで無我夢中で走ってきて少し一休みさせて頂きました。
明日から、建築に邁進して行きます。
藤原昌彦
こどもの日は、良く晴れることが多い気がしますね。
散歩していると、あちらこちらで外でBBQをしてる家族を見かけました。
楽しそうです。
住宅建築を考える際に、色の事を良く考えます。
敷地に立った時に感じたことが色として出てきます。
田井の家は、民家を考えながら色としては白を感じました。
緑に包まれた白い建築。
設計をしながら徐々に変わることもあるのですが、大体が最初に感じた色を勧めます。
最近は、もう少しチカラい強い色に興味が湧いてきています。(着色をするのではなく、素材そのままの色として)
少しづつ試していきたいと思います。
藤原昌彦
気持ちよく晴れた1日ですね。
GWも終盤、楽しみも後わずかです。
さて、タイトルの住居学。
こう書くと、難しく聞こえます。
本当は、生活学の方が正しいのかもしれませんが、住居の中での人間の生活に対し考える立場の私ども建築家が、住居と人間の相関関係を考えること、住まい方・生活から住居の自由な展開を考えることと思います。
「日曜日の住居学」
この本は、建築家 宮脇檀が一般の方向けに書いたエッセイ集です。
住居学について、暮らしについて、設計について。。。
住宅を考える際に、一度読んでいただきたい一冊です。
藤原昌彦
夏を思わせる様な暑い1日。
本日は、村野藤吾の建築を紹介いたします。
米子市にある米子し公会堂。
内部は、見学できませんでしたが外観と事務所棟を見学しました。
建築は、昭和33年に開館。
設計は、村野藤吾です。数多くの建築を設計し、現目黒区役所などがあります。岡山では、高島屋がそうです。
米子し公会堂は、グランドピアノをモティーフにデザインされています。
日本の公共建築百選にも選定されています。
お近くを通った際には、一度ご覧ください。
藤原昌彦
ようやく気持ちよく晴れましたね。
GWの後半は、天気が良いのでお出かけには良いと思います。
仕事柄、たまに別荘を見せていただくことが良くあります。
週末だけ使用するものから、気持ちの良いシーズンだけ使用するもの、将来は長く住むことを考えられているものと色々とあります。
森の中に佇みながら、山々へ開けた眺望。
日常を忘れ、非日常へ。
普段の住宅にも、日常の中にある非日常を考えながら設計しているので、非日常体験は刺激となります。
ちょっとした行為が、新鮮に感じられ、「生きる」ことを深く感じることができる。
別荘の設計をしてみたいと思います。
藤原昌彦