2019年3月Blog

大詰め

藤原の日記, 早島の家

冬に戻ったかの様な寒い一日。

早島の家では、工事が終盤を迎えております。

本日は、クライアント様と現場を見て回りました。

大きな居場所が二つある創りの回遊性のある伽藍堂の空間。

セミコートハウス式の囲まれた庭に面して、大きな居場所を創っています。

夜の照明の雰囲気もチェックを行い完成に向けて微調整を行なっていきます。

暮らしが楽しみな住宅がもすぐ完成です。

藤原昌彦

真剣に創る

藤原の日記

一雨ごとに春が近づいていますね。

アトリエの桜も一輪づつ花を咲かせ始めました。

三月は「去る」とも言いますが、年度末という事もありみなさん忙しなく動いている感じがしますね。

今年に入ってから、進行中の住宅が次々と完成しています。

皆様にお見せしたい住宅ばかりなのですが、スケジュールの関係上見学会ができないのが残念です。

住宅の設計は、やればやるほどキリがなくやれることがあると思っています。

住宅は効率化もあり、図面が少なくても作れる様になりました。

ただ、住宅として成立しているという事にななりますが…

「真剣に住宅建築を設計し創りたい」

コストもかかってしまうので、やり過ぎはいけないのですが力の限り真剣に真摯に取り組んでいきたいと思います。

藤原昌彦

動線はシンプルに

藤原の日記

風もおさまり、春を感じる様な天気でしたね。

コンパクトな住宅の計画を進めています。

コンパクトな住宅ほど、動線や使い勝手は良く考えておかないと、使いづらくなります。

かと行って、動線が多いとこれも使いづらくなります。

一見平面で見ると、通れるところが多いと良い様に思われるのですが、壁が減ることで物がおけなかったり、収納量が減ったりと結局せっかく作った通路・扉を塞いでしまいます。

コンパクトな住宅ですので、距離的には数歩しか変わりません。

動線はできる限りシンプルに、ぐるっと回れる。

コストダウンの方法にも繋がっていきますので。

藤原昌彦

開口部

藤原の日記

春が近ずいたかと思うと寒くなり、春の日差しが待ち遠しいですね。

本日は、高梁の家へ打ち合わせのために行って来ました。

現場では、外部の木製建具(今回はアイランドプロファイルウィンドウを使用)の枠が設置されていました。

設計を行う際に、開口部についてはかなりの時間検討を重ねます。

閉じるのか開くのか、どちらの方向へ。。。

高梁の家では、既存nの庭が美しく近隣との距離もあり開く開口部としています。

大胆に大きく開いた開口。

完成が楽しみです。

藤原昌彦

平面計画を徹底的に

藤原の日記

春の嵐、風の強い一日でしたね。

気温は、暖かったのですが風があったので寒く感じました。

設計は大きく分けて3つの段階があると思います。

クライアント様の要望を受け敷地と対峙して、プランをまとめ行く基本設計、基本設計でまとめたものを実際に工事できる様にして行く実施設計(設備機器や詳細図を描く)、実際に現場を設計図書と確認しながら、さらに詳細な図面を描いていく設計監理。

どんん段階も大切で、どの段階も手を抜けない。

中でも、基本設計段階の平面プランは大切になって来ます。

自分の中でも、納得するまで繰り返し検討しないと、最後までそこが尾をひくことになります。

時間がない状態でも、やはりここは建築家として納得できる状態まで行います。

ここを大切にすることが、クライアント様への想いに応えることだと考えています。

藤原昌彦

一本の線

藤原の日記

少しづつ春を感じる暖かい一日。

早島で進行中の住宅は、佳境を迎えております。

内部の仕上げ工事は、ほぼ完了し細かな部分を造り込んで行く段階へ。

外部は、グッと雰囲気が良くなる様に植栽を施して行く準備を行っています。

住宅の計画は、いきなり図面が出てくるものでは有りません。

心を落ち着かせ、クライアント様との対話の中と敷地のインスピレーションから、漠然としたイメージを膨らませていきます。

一本、一本の線を重ねることにより、少しずつ空間の輪郭を形取っていきます。

色々な兼ね合いを考えながら、無理無駄のない平面計画を丁寧に創り上げていきます。

一本の線を丁寧に

藤原昌彦

引き渡し

藤原の日記

春の嵐でしょうか?冷たい雨と風。

これを乗り切ると暖かい春が来ますね。

白楽町の家 完成見学会は予約いただいた多くの方々にご覧いただくことが出来、無事終了することが出来ました。

見学会が終わり、クライアント様にお引き渡しを行いました。

引っ越し等のスケジュールにより、外構工事を後回しにしてのお引き渡しです。

クライアント様は空間を確かめる様に、ゆっくりと見て回り打ち合わせでのやり取りなどをお話をしながら、引き渡しをさせて頂きました。

大変喜んでいただいて、これからの暮らしが楽しみですと。

暮らしが馴染んだ頃に、またお伺いしたいと思います。

藤原昌彦

見学会。

白楽町の家

お施主様の御厚意により見学会をさせていただきました。

一組様づつの予約制なので、じっくりと落ち着いて空間を体感していただけました。

見学会後、お引渡しをさせていただき、新しい生活をスタートされています。

 

 

佇まいを美しく

藤原の日記

暖かい一日でしたね。

関東では、春一番が吹いたそうで、春が来ますね。

本日と明日は、白楽町の家の完成見学会(予約制)を行っています。

白楽町の家は、新規分譲地の一画に建ちます。周りは大手ハウスメーカーの住宅が建ち並び、圧迫されそうな感じの敷地です。

私が設計する場合、佇まいが美しくしたいと思っています。

その方法はいろいろあるのですが、まずは高さにあると思います。

できる限り、高さを抑えることで美しい佇まいになります。

白楽町の家でにおいても、周辺にあるハウスメーカーの建物に比べて低いのがわかります。

慎ましやかに、美しい佇まいを。

一つ一つ気にかけ創って行くことで、美しい街並みが出来上がって行くのだろうと思います。

藤原昌彦