気持ちの良い青空と山の緑のコントラストが美しく、散歩しながら眺めてしまいました。
アトリエのある岡山市南区のこの地域には、田園風景や山々を眺められる良い環境です。
しかし、徐々に田圃が埋め立てられ、新しい住宅が建ち始めています。
この良い環境のあるものを活かしながら住宅を建てれば良いのですが、形は違えど同じような雰囲気なので少し残念で、近くにいながら何か手伝えることはなかったのかと非常に悔やまれます。
この地にある風景や山の景色、その風景を背景とする素材の選び方や大きさなどあるもの活かすことで、本当に良い住環境ができるのではないでしょうか?
藤原昌彦
今週からは、一気に暖かくなる様です。気持ちの良い春を楽しみましょう。
物が重たい。空気が重たい。
少し暗いネガティブなイメージのある「重い」という言葉。
私は意外にこの「重い」という感覚が好きです。
素材によらず、美しい空間は凛とした緊張感があり「重さ」を感じます。
重厚感のあるとは少し違う感覚。
その建築・空間を考えた人、携わった人の色々な思いが重なってできた空間はある種の「重さ」が伴う気がします。
見るものを、体感するものを一気に引き込ませる、空気感のある空間。
建築家として、この様な空間を創りたいと思います。
藤原昌彦
春の日差しが気持ち良いのですが、なんだか肌寒く薪ストーブに火を入れてしまいます。そのうち暑くなり、窓を開けてしまうので何をやっているのか。。。
手が触れたり、触ったりする所は、自然素材や手仕事感のあるモノを使っています。
引き出しの手かけは、日々何度となく触れる部分。
少しでも気持ち良さを感じ、ストレスがなく使えるように考えて製作していきます。
職人さんの手仕事による手触り。
工業製品では、手に入れることが出来ない人の温もり。
何気ない手掛けであっても、暮らしの中にそっと寄り添うような部分であって欲しいと思います。
藤原昌彦
まだまだ、冬物が片付けられない少し肌寒い朝ですね。来週からは、かなり暖かくなるそうで、アトリエの庭の緑も一気に芽吹いて来そうです。
小さな家もあれば比較的大きな住宅も設計します。
小さな家は、やはり予算面から考えることが多く、建築費用(設計費用は含まず)が3,000万円(消費税別)程度であると、30坪を切るぐらいの規模感が良いと思っています。
4人家族で考えると、30坪程度(27〜30坪)がちょうど適切な規模なのではないかと思います。
できる限りシンプルに考えて、体感する空間は変化があるように設計の中で考えていくことで、数字の大きさに捉われない豊かな暮らしのできる住宅となっていきます。
予算が潤沢にあれば、規模もある程度大きくしても良いかと思いますが、今の段階だけを見ずに20年後、30年後を見据えながらコンパクトな暮らし方が良いのではないでしょうか?
藤原昌彦
暖かくなったかと思えば、寒の戻りで寒く感じますね。
4月1日 本日から年度はじめ。
何故か気分が変わり、背筋がピッとなる感覚がありますね。
昨日と1日しか変わらなにの何故か区切りがついた様な感覚になります。
世の中の情勢が目まぐるしく変わり、変化についていくので大変な状況です。
これから多くの困難や苦しみがあるかもしれませんが、背筋を伸ばして楽しく明るく前に進んで行きたいと思います。
藤原昌彦
昨日とは打って変わって、雨模様の朝。雨はそこまでひどく降らずに、曇り空の一日となりそうです。
設計・建築の仕事を続けている理由として、やはり楽しいからだと答えます。
設計・建築の仕事考えて悩んで最適解を見つけながら行うことは、苦しいことばかりです。
なぜ楽しいか?一番は、クライアント様によるものが大きと思います。
以前、設計申し込みをしていただいて計画を進めていた方がいます。初めの面談やヒアリングなどは楽しくできたのですが、いざ計画の段階で私が描いたプランをもとに、この様にしてくださいとクライアント自らプランを描いて送って来られました。
私のプランをもとに書いているので、計画自体は破綻していないのですが、計画の内容を理解されておらず、価値観のズレを修正することができずにお断りさせていただきました。
自分でプランをされるのであれば、私は必要なくなり、そのままを建設業者へ見せて作ってもらった方が安くできるのではと思います。
お断りした理由は、私が楽しくないからです。私が楽しくなければ、私が考える建築も楽しくなりません。つまりは、良い建築にはならないと思っています。
私に依頼をしていただける多くのクライアント様もたくさんの要望があります。
みなさんが思っている要望とは違うので、具体的な要望はなくお任せ状態だと思われている方もいらっしゃいます。
みなさんが思う要望の例として、20畳のLDKや寝室は8畳必要や、アイランドキッチンがが良いなどです。
設計をさせていただいたクライアント様の要望は違っていて、緑を楽しみながら料理がしたいや、家族との時間を楽しむ空間が欲しい、読書に集中できるスペースが欲しい、などなど。
こういった要望は楽しいですね。
人に任せることは、不安なことも多いかもしれません。
それを任せ切る力がクライアント様にも求められ、そのことも楽しむことが豊かな暮らしを育む第一歩なのではないでしょうか?
藤原昌彦
春めいた陽気で、気持ちの良い日差しが差し込みます。
建築は基本的には特定の場所に建ちます。
つまり場所によって、大きく影響されるのが建築でもあります。
その場をなんとかねじ込め快適にしてやろうと設計してしまいがちですが、その場のちからを素直に読み解き、活かす工夫が本来の設計のあるべき姿のではと思っています。
斬新な表面状のデザインではなく、場のちからや周辺環境のありのままを一度受け入れ、素直に寄り添いながら居場所を創る。
そうすることで、価値観の失われない永く愛される建築に昇華されていくのではないかと思います。
場のちからを信じて。
藤原昌彦
すっきりしない曇り空の広がる朝。少し肌寒く感じますね。
現在進行中の現場をスタッフと共に回ります。
設計中に思い描いていた情景と現場が違和感なく進んでいるかどうかを確認しながら見て回ります。
ただ図面を描いて終わりではなく、イメージした空間やモノとモノとが取り合う部分が違和感なく納まっているかが大切になって来ます。
図面は二次元で、出来上がる空間は三次元となるため図面だけでは表現しきれなかったりします。
現場で修正することにより、より良い空間へと進んでいきます。
現場での設計も大切な過程の一つ。
これからも現場を大切にしていかなければいけません。
藤原昌彦
日に日に暖かくなって来ていますね。草花も緑が鮮やかになって来ました。
昨日は、尾道の家の上棟を行いました。
雨の心配もありましたが、気持ちの良い青空の広がる1日でした。
詳しくは、各現場のブログでスタッフが紹介してくれるので、そちらをお楽しみに。
数年前にこのブログでも紹介しましたが、近所にある美しい桜が見るも無惨に切られたことがありました。
幼少期からこの桜があり、いつも季節を感じさせてくれていましたが、手入れが大変なのか邪魔になったのか、行政の判断なのかわかりませんが、バッサリと切られていました。
切られてから数年は花が咲くことがなくもう無理なのかと心配していましたが、力強く美しい花を咲かせていました。
以前のような美しい樹形には、相当な時間がかかると想いますが元のような姿に戻ってほしいと思います。
藤原昌彦
昨日の雨から、気持ちの良い青空の広がる一日。
尾道の家では、本日上棟を迎えます。
関の家のリビング空間
いつの頃からでしょうか、覚えていないのですが二つ選択肢があればあえて困難な道を選ぶようになっています。
いくらでも楽な道はあり、簡単に済ますことができるのですが、なぜかそうが出来ない。
住宅の設計で言えば、既製品の内部建具などは簡単に組み立てられ、道具が使える人であれば簡単に取り付けができることができます。
私の設計では、大工さんが枠を取り付け、建具屋さんが寸法を取り仕立てる方法をとっています。
あえて手間のかかることを行うことで、全体的な雰囲気が変わってきます。
見えないところだからといって、既製品を取り付けることはせずに、見えないところだからこそ一工夫をすることが大切になってきます。
金額の面だけで言えば、建具を取り付けない選択をすることにより、手間を減らすことを考えて行きます。(奥まった所に入り口を設けて、建具を取り付けなくても支障がないように)
できる限り困難な方を選ぶことで、仕上がりもそこに佇む建築も素晴らしいものになります。
楽をせずに、困難な道を。でも楽しく考える。
藤原昌彦