藤原の日記Blog

サクラサク

藤原の日記

ポカポカと暖かい陽気。

東京では、本日サクラの開花が宣言されましたね。

華やかな雰囲気に包まれる季節になってきます。

アトリエの桜も本日開花宣言。

焼き杉板の黒い外壁にピンク色の綺麗な色が映えます。

そして、本日は岡山市北区でこれから設計を行う住宅のプレゼンテーション。

詳しくは後ほど纏まりましたら、こちらで紹介して行きたいと思います。

プレゼンテーションは、「サクラサク」。大変喜んでいただけたので嬉しいです。

楽しみな建築が始まります。

藤原昌彦

引き算の美学

藤原の日記

散歩をしていると、色々な花が咲き始め春の訪れを感じますね。
気持ちの良い季節、ゆっくりと歩くのも良いですね。

設計を依頼される際には、多くの要望をお聞きします。

できるかどうかは、その時点では分からないことが多いですが、クライアント様の想いが見えてくる気がします。

「全ての要望を盛り込んだ住宅です。」のようなことを言われるのですが、私はそれが良いとは思っていません。

予算の限りもあり、その中でつくって行くようになるので、全部が叶うことも少ないと思います。

その要望の中から、少しずつ削ぎ落としシンプルなものへと昇華させて行く。

どうしても、何かを足して見たくなることもあります。その時には、結果潔良いものにはならない気がします。

過剰な表現や奇を衒うデザインは、自信の無さの表れ。

引き算により美しさは、増してくるのではないでしょうか。

藤原昌彦

目立たないように

藤原の日記

アトリエの木々たちも蕾を膨らませ、春をいまかと待っているような状況です。
中々、外出しにくい状態が続きますが、春を楽しみたいですね。

岡山市中区で建築中の「高屋の家」は少しづつではありますが工事が進んで、来週あたりで構造の第三者機関による構造検査を受ける予定です。

建築の設計を行いながら、実際の建築まで行うことを行っています。
このことについては、以前のブログでも書きましたが自ら設計した建物において責任を持ち続けたいとの想いからでです。

できる限り出来合いの建材(既製品と呼ばれる組み立てて取り付けるだけ)や材料で建築をつくらないようにしたいためでもあります。

当然、生産性も良くない(良い意味で時間がかかる)ですし、金額もそれなりにはかかります。

一見すると普通かもしれませんが、その目立たない・物足りないこそが重要なことだと思っています。

目立たないほど普通に見えていて、実はつくり込んでいる。

その逆で、つくり込む事によって、できる限り自然に目立たないようにを目指しています。

特に住宅は、暮らしが中心であり、建築の部分のつくり込みが見えてくるといやらしさが出てきます。

丁寧につくり込む事で、品のある空間になって行くと思います。

藤原昌彦

10年という月日

藤原の日記

陽が当たると暖かく感じますね。広島では、桜が開花したそうですよ。春が近ずいていますね。

10年前の今日、大地震とともに津波が発生し多くの方々の暮らしが激変しました。

ネットニュースで流れる自然の脅威を目の当たりにし、何をどうしたら良いのかわからずにいた自分がいました。

遠いところからではありますが、できる限りの物資を送り何かの助けなればという想いでいっぱいでした。

その時の想いが、今の住宅設計のベースにあります。

自然と寄り添う形での暮らしのあり方。

自然に対抗するのではなく、自然を受け入れ、自然とともに生きていく事。

まだまだ、やる事やらなければならない事が多く、もっと多くの方にできる限りの事を行いたいと思っています。

藤原昌彦

街並みを考える

藤原の日記

日差しが暖かく気持ちの良い一日でしたね。

一軒の住宅を設計することは、社会的責任が伴います。

独り善がりの住宅では、良い街並みは形成されていきません。

周辺の住宅を見ながら隣近所のバランスを取りながらデザインを進めていきます。

自分のところだけ、変な屋根をつけたり、変わった装飾をするのはおかしい。

できる限り慎ましく、丁寧にバランスを取りながら設計を進めることは、この一軒からでも街並みを変えていくんだ(良い意味で)という想いで行います。

完成だけを見据えるのではなく、10年後、20年後・・・三世代後の100年後の姿や街並みをを考えることは、私ども建築家にとって社会的責任があると思います。

街並みを一邸から

それが、いずれ線となり繋がり、面となって広がっていくと信じて。

藤原昌彦

物足りなさ

藤原の日記

小春日和の暖かい一日。

完成した建築を色々な方に見ていただきます。

完成見学会は、どちら方いうと完成引越し前の状態なので、「物足りない」感じがすると思います。

この「物足りない」ことが、私の建築には見られると思います。

なぜか、答えは非常に簡単で、クライアントの暮らしが入っていないからです。

クライアント様が大切にしている絵や置物、家具やモノがその空間に入ってきてはじめて、その「物足りなさ」がなくなり落ち着いてきます。

大きながらんどうに、ある操作を加えてテリトリー(居場所)をつくる。

そこに、クライアント様のモノが入ることにより建築が命を吹き込まれ、暮らしが始まります。

本当の良さは、多分10年ぐらいの年月が経ち、色々なモノが馴染んでくると出てくると思います。

できた当初の完成度ではなく、年月を重ねることで完成していく建築(住宅)を目指して。

藤原昌彦

上棟までに

薪ストーブの季節も終わりが見えてきました。もう少し肌寒い日もあるかもしれませんが、太陽の暖かさが心地よく思える季節がきますね。

本日は、岡山市北区で建築が始まった「吉備津の家」の打ち合わせを行いました。

月末の上棟へ向けて現場は進んでいます。上棟前に再度、内容の確認や上棟日の内容などのご説明を行いました。

いよいよという感じで、クライアント様も楽しみな様子が伺えました。

現在、詳細な設計を進めてなんとか上棟までには図面を仕上げていきます。

春の気持ちの良い季節に上棟は、華やかな気分になりますね。

楽しみです。

藤原昌彦

個性

藤原の日記

バタバタとする日々が続いています。

設計を行なっていると、個性を求められることがあります。

何か特徴的な事や物をと言われるのですが、何が個性となるのでしょうか。

個性とは、奇をてらって目立つことではないと思うし、流行や評価を意識すぎると本来の個性の軸を見失います。

個性とは、恣意的につくるものではなく、溢れ出してくるのではないかと思っています。

個性とは愛情に近いもの。

愛を育むように、考え続けることで個性が出来上がる。

答えのない設計の中で、答えを求めて。

藤原昌彦

検査

薄曇りの微妙な天候。

岡山市北区で建築中の「吉備津の家」、本日第三者機関による配筋検査を行いました。

全体の寸法から鉄筋太さ、定着、形状、ピッチなど細かく検査をしていきます。

約1時間程度しっかりと検査していただき、指摘なく次の段階へ。

午後からは、早速スラブのコンクリートを打設しました。

月末の上棟へ向けて、着々と進んでいます。

藤原昌彦

事前に

藤原の日記, 高屋の家

雨の降る冷たい日。

岡山市中区で建築中の「高屋の家」は上棟から数日が経ち、どんどんと進んでいます。

本日は、設備関係の工事前の打ち合わせを現地で行いました。

図面上で打ち合わせしていることを、現地で実際の空間を見ることで気がつかなかった部分が分かり、事前に把握しておくことでスムーズに工事が進んでいきます。

活気のある現場は、良い建築ができるベースですね。

藤原昌彦