藤原の日記Blog

任せること

藤原の日記

今年は何だかんだ年末らしさを感じない様な気がします。

大空間と薪スートブのある平屋建て 三原久井の家

本日は、今年最後のクライアント様との新規の面談。

この様な状況下でも、お越し頂ける事は本当に感謝致します。

医療に携わる方々や多くの方々は、この状況下で大変苦労されており、先行きの見えない状況下で頑張って頂いていることに感謝です。

今年ほど、住宅での暮らし方が見直された年はなかったかもしれません。

住宅はどうしても、買うというモノとしての扱いが多くあります。

○LDKや広さなど。。。

暮らしの本質は、モノとして部屋や大きさではなく、そこでの行為や暮らしそのものが大切になって来ます。

豊かな暮らしを楽しむためには、モノではなく周辺環境も含めた空間を創ることが必要です。

そのためには、依頼先に任せきる力が必要です。

任せて出来た建築空間に身を預けて、楽しむ。

豊かな暮らしを楽しんで行きましょう。

藤原昌彦

暮らしの価値

藤原の日記

寒さが日に日に増して来ましたね。年末は、かなり寒くなるそうです。

L型平面を持つ端正な平屋建て 撫川の家

住宅を建築する際には、予算を考えますよね。

大体の方は、友人や最近建築された方の話を聞いて、同じ様な予算とされることをよく聞きます。

友人が、〇〇万円ぐらいで建てたらしいから、私たちもとなる様ですが、実際はそれぞれのクライアント様により予算の組み立て方は変わって来ます。

大切なのは、クライアント様がどの様な暮らしをしたいと思って、その価値を考える事です。

その価値が、予算と見比べた際に合致しているかどうかです。

つまり、安くできるのであればやすいに越した事はないと思います。モノであれば。。。

安く考えるのであれば、そこで営まれる暮らし自体も安いとなります。

豊かな暮らしのできるバランスを考えて行く事で予算を考えていかれると良いと思います。

藤原昌彦

暮らしが馴染んで来ました

藤原の日記, 高梁の家

冬晴れの良い天気ですね。あと数日で、今年も終わり。頑張って行きましょう。

本日は、高梁の家へ1年ぶりに訪問いたしました。

床材や無垢の木、天井板など色々なものが、しっとりと暮らしに馴染んで来ている様子を見ることができました。

暮らしぶりも丁寧で、気持ちよく使っていただいている姿にこちらも楽しくなってしまいました。

年月が経過するごとに、まだまだ味わい深く暮らしに馴染んでいくと思います。

これからが、ますます楽しみです。

藤原昌彦

影響を与えるもの

藤原の日記

ピンと張りつめた冬の空気感。だんだんと年末の雰囲気が高まって来ましたね。

私の恩師でもあり、共同設計者でもあり、兄の様な存在でもある 建築家 若原一貴さんが、雑誌「住む。」に寄稿されていた。

取材したのは、福山市鞆の浦にある個人の週末住宅「後山山荘」。

クライアントがこの土地を購入した経緯から、建築家に設計を依頼し完成、その後を丁寧に書かれています。

後山山荘を設計した建築家 前田圭介さんからは直接この住宅の設計の内容をお聞きしており、また造園を手掛けた 造園家 荻野寿也さんからもお聞きしてたので、とても親近感を持ちながら拝読しました。

この住宅は個人のために再生建築されたのですが、当然当初は一般の方に公開するつもりはなかったそうです。

きっかけは、造園家による学生などを呼んでのワークショップ。

最終日にクライアントが駆けつけ、参加していた学生から「この様な機会を与えてくださり、有難うございました」との一言により、クライアント自ら楽しむ私的な空間だけにするのではなく、多くの方々に見ていただき、そこでの人と人との繋がりを持ちたいと思ったそうです。

建築は、どうしても完成した姿や「モノ」としてとらわれがちですが、つくる過程でのやり取りや行動・出来事なども含めて「建築」だと思います。

この「建築」が影響を与えたものは、すごい事ではないかと思います。

この様な「建築」ができる様に日々邁進して行きたいと思います。

藤原昌彦

体調には気をつけないと

藤原の日記

冬らしい天候が続きますね。今日は久しぶりに雨模様。

昨日、食べたものが悪かったのか体調を崩してしまいました。

年末が近づくと、例年であればいろいろな忘年会などで、よく食べたり、呑んだりするのですが、今年は特に予定入れなかったので、さほど気をつけていなかったのが良くなかったのでしょうか?

みなさん、体調管理には気をつけて下さい。

藤原昌彦

価値

藤原の日記

冬空の広がる、凛とした空気感の1日。明日は、どうやら雨模様で乾燥は少しは落ち着くと良いのですが。
薪ストーブが大活躍で、アトリエにいると外の寒さがわからなくなってしまいます。

多くの方々からの質問の中に、コストのことが多くあります。

先日書いたブログにもある様に、総予算と総事業費(家を建築するために必要と思われる金額)が合わなければ、進めることはできません。

その際によく聞かれることが、いわゆる坪単価。

何を基準に坪単価を出しているのかは、それぞれ違います。

私が参考までに伝える時は、完成した住宅のすべてを合わせて、坪数で割り算したものをお伝えしています。(滅多にお伝えすることはありませんが。。。)

その際には、家具やエアコンなどが含まれている場合もあれば、入っていない場合もあります。

また、地域によっては異なる地盤改良の費用も入っていることもあります。

坪単価は、あくまで結果論だと言うことです。

この価格が、高くても資金計画で行っていた総予算と総事業費との比較において、合って入れば問題なのではないでしょうか?

できる限り安くしたいとの気持ちは、どのクライアント様でも同じです。

価格だけで決めるのであれば、車と同じで軽自動車なのかハイブリット車なのか、高級外車なのか。。。

どんな人とどんな時間を過ごすために、最適な車は何か?

住宅も同じで、この家族とどの様な暮らしや時間を過ごすかによって、建物の価値、つまり価格が決まって来ます。

住宅という「家族の豊かに暮らす空間」を価格だけで判断することはやめて、しっかりと話をしていくことで、色々な方向性が見えてくると思います。

藤原昌彦

選ぶ基準

藤原の日記

どうやら、年末年始は寒波が来そうな予報ですね。

今年に限っては、大人しくゆっくりとお正月を味わうのも良いかも知れませんね。

おかげさまで、この様な状況下においても多くの方々に私どもの設計に興味を持ってくださり、お問い合わせいただいております。誠に有難うございます。

年間に設計する件数を、限定しているため完成見学会が開催できるのは数件となってしまっています。

依頼先を決める際の判断材料として、色々とあると思いますが、下記の様なことを一つづクリアしていくことで、判断されているのではないでしょうか?

・ 依頼先の理念や想い
・ 依頼先の担当者の人柄や相性(クライアント様)
・ 依頼先の設計している建物の想いとデザイン(空間性)
・ 依頼先の性能(構造や温熱性能)
・ 資金計画がマッチしているかどうか
・ 敷地に対する計画の良さ(平面プランや断面計画・デザインなど)

この6項目が挙げられると思いますが、どの順番でも良いと思います。

依頼先に迷っていることがあれば、一度基本に帰りフラットな気持ちで考えてみるのも良いかも知れません。

そこから、暮らしと言う「本質」的な価値を生み出してくれるパートナーを見つけてくださいね。

藤原昌彦

本質となる価値観

藤原の日記

一時期の寒波を乗り越えて、少し過ごしやすくなりましたね。

連日、コロナ関係の報道では、この先の見通しがわかりませんが、一人一人が気をつけなければなりませんね。

設計をする際には、大切にしていることが色々とあります。

コンセプトでも書いていますが、もう少し端的に話すと以下の様になるかと思います。

・自然を身近に感じる暮らし
・自然の今あるもを活かす(あるものに感謝する)
・人との時間を大切にする
・美しい空間を創造し大切にする

大きく分けるとこの様な項目になりますが、この全てがバランス良くできることが、本来暮らしの元となる住宅に求められるものであると思います。

どうしても、住宅は物として見られがちで、断熱性能や気密性能をはじめとする「数値」的な価値にばかり基準がおかれることが多くなっています。

本質から外れた価値観ばかりを追い求めてしまうことで、本質を見失う。

自然の大切さや、人の温もりやふれあい。

そんなベースとなる住宅を追い求めて、邁進して行きます。

藤原昌彦

雑誌掲載

藤原の日記, 高梁の家

幾分か寒さも和らいだ気のする一日ですね。寒さは、まだこれからも続きそうですので、体調には気をつけましょう。

本日、発売の「住宅建築」2月号に設計監理を行なった「高梁の家」が掲載されました。

建築家をご存知の方は、知っている名前もあるかと思いますが建築家の堀部安嗣 氏や田中敏薄 氏・井上洋介 氏などなど錚々たる方々と共に掲載されております。

専門誌である為、書店などで見かけても中々手に取っていただけないかもしれませんが、見かけた際には立ち読みして見てくださいね。

私にとっては、専門誌に掲載されることはスタート地点です。

まだまだこれからもこういった専門誌に取り上げられる様な建築を手がけて行きたいと思います。

藤原昌彦

色々要望の中で

藤原の日記

寒い日が続きますね。コロナ禍の状況ではありますが、着実に年末に近づいている雰囲気がします。

大空間と薪スートブのある平屋建て 三原久井の家

住宅設計を行う際、クライアント様からは色々な要望があります。

ハウスメーカーや工務店で行う場合、この要望を積み上げていくことが間取りを作ることになっていきます。

そういった場合、部分的な要望の寄せ集めとなってしまうため、住宅としてよくならないことが多いです。

私の場合は、その要望の中で何が大切なことなのか?ここで暮らすということは?ここに相応しい暮らし方と佇まいは?など色々と思考を巡らせまとめていきます。

「我々建築家が創る住宅は、建築でなければならない」

尊敬する建築家の一人 中村好文さんが酔っ払いながら話してくれた言葉です。

今現時点での使い勝手や利便性を追い求めるのではなく、時間と共に味わい深くなって、人間性をより発達させる住宅が良いのではないかと。

より良い暮らしを追い求めて。

藤原昌彦