藤原の日記Blog

違う表情

藤原の日記

穏やかな秋晴れの一日。心地よい風が気持ち良いですね。

本日は、先日に続きクライアント様と設備機器の確認のためショールームへ。

私が設計する住宅では、ショールームに行っても展示がないため実物が見られないのでお伝えするのが難しいのですが、色々なカタログなどを見て頂いて、メーカーの方の説明を聞いていただきながら確認をしていただきます。

それと同様で、外壁や内部の仕上げに関しても自然素材を多く使用するため、同じ物がひとつとして有りません。

外壁の板材は、節の有る無しから木目の表情、焼杉板ではその焼き方で表情が代わり、内部の塗り壁材の仕上げでは、左官職人さんのコテムラにより光の周りかたや影のでき方により、違いが出てきます。

均一的な物も良い面はあるものの、暮らしの中でこの少しの表情の差が豊かな暮らしを育んでくれると思います。

最近手に入れたお皿ですが、鉄製で職人さんの手作り。シーズニングまで施してくれているので、このまますぐにでも使用ができます。

少しわかりにくかもしれませんが、お皿には凹凸(模様)があり一枚一枚表情が違います。

使うほどに味わいが深まっていくそうで、これから使うのを楽しみにしています。

同じ様に暮らしを楽しめる様に設計を行って行きたいと思います。

藤原昌彦

ひとつひとつの積み重ね

藤原の日記

本日は、中秋の名月。しかも満月が重なるのは珍しいとの事。8年ぶりにだそうです。

7月後半からの忙しさは、ようやく落ち着きを取り戻してきました。

今週末には、岡山市中区で建築中の「円山の家」が上棟いたします。

現在、私は頭を整理しながらこれからの建築、暮らし、人との関わりについて考えています。

これらのことは、日々考えていることなのですが、クライアント様に引き渡した後に、設計過程を振り返りながら整理して行きます。

ひとつ、ひとつを積み重ねながら、時には交差させ考えへと深めて行きます。

新しい建築を目指しながら、今までの設計、建築過程での積み重ねをブラッシュアップして、さらなる高みのある建築を創造して行きたいと思います。

藤原昌彦

緑豊かな空間

気持ちの良い秋空の広がる一日。風も心地よく感じます。

昨日は、吉備津の家にて完成見学会を行わせて頂きました。

予約制ではありましたが、全ての枠が埋まり多くの方々にご覧戴くことができましたこと、感謝いたします。

新しい分譲地ではあったものの、隣の敷地には栗や桃などを植えてある畑があり、遠くには緑豊かな山を見ることができる敷地で、そういった自然を感じながら暮らせる様に設計をしています。

敷地には新たに施した植栽もあり、いろいろな居場所の開口部からはそれぞれの緑が感じられます。

規模としては、30坪弱と小さい住宅ですが、それを感じさせない様にしております。

見学会ののち、引き渡しをさせて頂きました。

引っ越しもあり大変だと思いますが、早く新しい暮らしを堪能して頂きたいと思います。

藤原昌彦

普遍性を求めて

台風が近づいてきていますね。深夜には岡山付近を通過する模様ですので、みなさん気をつけて下さいね。

岡山市北区で建築を進めておりました「吉備津の家」が完成しました。

申し込みを多数いただいておりますが、完成見学会を明日、明後日の2日間開催いたします。(クライアント様のご厚意に感謝いたします。)

吉備津の家は、普遍的な住宅とは、スタンダードな暮らし方などを考えた住宅となっています。

3間×5間(15坪)をベースにして、2階建てとしながら来客用の和室を繋げています。

生活空間をこの3間×5間 2階建ての中に配置しながら心地よい居場所をつくっています。

その中で、色々な工夫をしながら広さを感じていただける様にしています。

また、温熱環境についても、「パッシブ冷暖」を導入し1階部分は一般的な壁掛けエアコンを1台で空調を行う仕組みを行っています。

今は、少し涼しくなっているので、快適さは少しわかりにくいですが、これから寒くなるにつれて、その効果も発揮できると思います。

素材についても、普遍性・スタンダードな外壁には焼杉板・シラスそとん壁を使用し、内部はナラの無垢フローリング・壁天井は珪藻土を左官の手仕事で仕上げて頂いています。

経年変化により、20年後、30年後が楽しみな住宅となりました。

また、完成写真ができましたら、作品事例としてあげて行きたいと思います。

藤原昌彦

小さなことの積み重ね

藤原の日記

なんだか、台風が直撃しそうな予報ですね。
大きな被害が無ければ良いのですが。

美しい空間や建築をつくるために色々なことを考えて行くのだが、その空間にしつらえられるモノも大切な要素の一つです。

空間を構成する床・天井・壁の素材もそうだが、照明器具や水栓金物、タオル掛けに至る金物まで使うものを丁寧に選び、気に入った物を使う様にしています。

空間にある情報量をどれだけ整理することができるかが、空間の質を決めると思っているので、空間の情報量を絞り込む様にしている。

具体的に言うと、いろいろな素材を合わせて使わない事や、空間の広さ高さを考えて素材や色の組み合わせを考える様にしている。

そうやって整理をして行くことで、作風というか私の作家性が出てくるのではないかと考えています。

藤原昌彦

いろいろな居場所がつながる

藤原の日記

台風の影響でしょうか、雨の1日でしたね。
私は、今日一日3年毎に行われる建築士の定期講習の為、缶詰状態でした。

先日完成した、高屋の家はシンプルな様で複雑に感じる空間となっています。

敷地の形状が整形ではないことが、この複雑さを生み出すきっかけとなりました。

設計の変容は、一番初めはシンプルな長方形の建物に切妻屋根をかけ、変形した敷地に合わせてスペースを広げる様にしていました。

そして、敷地に対して建物を斜めに配置してみたり、出っ張りをつくってみたり、外部を考えながら内部を考え、行ったり来たりしながら計画が変わって行きます。

最終的には、くの字に折れ曲がった建物形状となりました。

ここで考えたことが、居場所のつながりとなります。

程よい距離感で、人を感じながら暮らす。

奥様の居場所の奥には、寝室のスペースとなっています。
手摺壁の奥は、吹き抜け空間となっており、リビングと繋がっています。

実際は、いろいろな居場所が繋がっている立体ワンルーム空間。

お互いのこと気遣いながら暮らすことで、より豊かな暮らしとなる空間となりました。

これからの暮らしぶりをお聞きするのが楽しみです。

藤原昌彦

慌ただしく過ぎて行く時間

藤原の日記

7月の後半から、今現在まで立続けに現場が完成を迎え、ドタバタしていました。

ブログの更新もままならず、お会いしたクライアント様からかなり心配したとの言葉をいただきました。

吉備津の家の現場も佳境を迎え、あと一息のところまできました。

完成まで、まだまだ気を抜けませんが、丁寧につくり新しい暮らしの始まりを喜びたいと思います。

たまたま、完成の時期が重なってしまい、慌ただしくなってしまいましたが、時間が過ぎるのは本当に早いものですね。

この1ヶ月の記憶が定かでないくらい、あっという間に過ぎた感があります。

現在進めている設計もあり、休むわけにはいかないと思いながらも、より良い設計へと仕立てて行くには、少しリラックスして切り替えが必要かとも感じています。

少しゆっくりするには、月末の岡山市中区で建築中の「円山の家」が無事上棟してからになりそうです。

ちょっと、一息つかせていただいて、自分を追い込んで行きたいと思います。

藤原昌彦

無事に引き渡しとなりました。

藤原の日記

大変久しぶりの投稿となってしまいました。

高屋の家は先週末に無事にお引き渡しを行いました。

終盤、バタバタとしてしまいクライアント様には大変ご迷惑をおかけしていまいました。

出来上がった空間は、大変魅力的で気持ちの良いできとなりました。

また心地よい居場所が点在しながらも緩やかにつながるワンルーム空間となっています。

また引越しが終わり、落ち着いた頃にお伺いしてその様子を見させていただくのが今からとても楽しみです。

藤原昌彦

地鎮祭

円山の家, 藤原の日記

この季節に大変な長雨。まだしばらくは不安定な天候が続きそうで、災害の危険性がありますので、十分気を付けてくださいね。

先日、岡山市中区で建築が始まる「円山の家」の地鎮祭を執り行いました。

当日は、台風が直撃する中、風も強い日でしたが、無事に執り行うことが出来ました。

雨にも負けず風にも負けず、どんな困難にも立ち向かい家族を守ってくれるそのような住宅になる気がします。

コンパクトながら、大きな吹抜けによりあらゆる居場所が繋がる住宅。

開口部を最小限にしながら、美しい光が感じられる空間を目指していきます。

藤原昌彦

植栽のある空間

皆様は、お盆休みに入られているのでしょうか?雨が多い休みとなりそうですね。

倉敷市真備町にて建築を行っていた「真備町の家Ⅲ」が造園も終え完成しました。

今週から始まった造園工事は、クライアント様もその変化ずっと見学されていました。

樹木が配置され、植え込まれて行き、見る見るうちに建築の空間が昇華して行くのを感じます。

ただ木を植えるだけでも違うのですが、樹形や高さ枝振りなど詳細に検討しながら配置し、景石や下草・苔などしっかりと創り込むことで全くの別世界へと。

プラン提出の段階で、この風景を想像し提案を行います。

クライアント様には、計画段階のスケッチと植栽が入る前の建築空間、そして造園が完成した後の空間を比較して見て頂きました。

事前にスケッチなどを見て頂いているものの、やはり完成した空間は想像できなかったそうです。

分かっていたようで、複雑な空間のバランスや造園のある空間は、完成するまでわからないと思っています。

その伝わらなさが苦しくもありますが、完成した際に伝わった瞬間が嬉しくもあります。

完成写真は、少し生活が落ち着いた頃に撮影させて頂き、皆さんにご覧いただきたいと思います。

藤原昌彦