澄んだ空気が気持ちの良い一日。
最近設計を行なっている住宅には、和室をきちんと設えることが多くなって来ました。
畳コーナではなく、和室。
来客用の使用目的もあり、いずれはあると良いと思う和室。
最近では、どうしても使用頻度が少ないためなくても良い気がしていますが、あるとやはり良いと思います。
和室は、自然素材の集まりなので設えると洋室に比べると高くつきますが、住宅に品・格式が生まれます。
小さな茶室のような和室であっても、日本の文化として伝えて行きたいと思います。
藤原昌彦
比較的に暖かいような一日でしたね。
明日からはセンター試験で、やはり雪が心配な様子。
三原久井の家では完成に向けて工事が進んでいます。
今回リビングの床に採用したのは、「鉄平石」。
グレーでもあり少し深緑色もしている味わい深い素材。
自然素材であるため、表面は平滑でない・ガタガタしているのですが、その肌触りが人に良い影響・刺激を与えます。
そして、何より熱をためやすい素材。
今回は、床暖房を設置しており一度温まるとかなり暖かく、石に蓄熱されるとじんわりと暖かい状態が続きます。
夏場は、逆にヒンヤリして気持ち良い感じになります。
素材により、見た目の問題だけでなく住環境に大きく作用します。
できる限り自然素材を使用して行きたいと思います。
藤原昌彦
アトリエの中を彩る小物たち。
お気に入りの小物を置くことで、日々の暮らしが何だか特別なものになる気がします。
ピンとした緊張感のある冬の一日。
本日は、真備町の家IIの現場へ。
少し遅れていますが、大工工事の追い込み作業へ。
来週の検査に向けて頑張って頂いています。
建具屋さんも採寸や建具取り付けの仕込みのために来て作業をして頂いていました。
こうやって、色々な人に支えられて、住宅は完成して行くのだと改めて思うのと、一緒につくりあげて行く感覚があるのは良いのだと思います。
最近では、効率化のため工場で全て作り、現場では置いたり組み立てするだけ。
職人さんの能力を発揮できる場を少しでもつくれるようにして行きたい。
人の力を信じて。
藤原昌彦
一段と寒さが増して来ましたね。
豊かな暮らしのためには、温熱環境すなわち空間の暖かさ・涼しさは大きな影響があると考えています。
冬においては、暖房をどうするのかが重要になって来ます。(その前提として、断熱性能が良いことはもちろんですが。)
アトリエでは、薪ストーブが主の暖房としています。
直接の火による暖房ですが、何よりのも良いところは輻射熱により温まるところです。
エアコンのような空気を温めて吹き出す方法では、非常に効率が悪く、壁や天井を温めるまで時間が掛かってしまします。
薪ストーブのような輻射熱を使った暖房は、空気を温めることはもちろんですが、空間の壁や天井などを温めそこから人へ熱を伝えます。
ですので、輻射熱の暖房をした場合は、身体の芯から温まり身体の体調(冷え性など)を整える効果があると思われます。
ぜひ、暖の取り方を考えてみてはいかがでしょうか?
火を見る楽しみもありますので。
藤原昌彦
キッチンや廊下、洗面など各所のタイル貼りが行われています。 (さらに…)
今日はかなり寒い1日。
本日は、三原久井の家へ現場監理のため行ってきました。
月末の引き渡しに向けて、現場は終盤の仕上げ工事に。
タイル工事・内装の仕上げ・器具の取り付けなど。
左官による仕上げ工事が完了しているので、光の回り方や明るさなどが確認で、良い感じで仕上がっています。
養生をしているため、全体の雰囲気はわかりませんが、完成が楽しみです。
藤原昌彦
日中は、かなり暖かい1日でしたね。
本日は、「成人の日」。新成人の方、おめでとうございます。
とある作家さんの展覧会へ行ってきました。
物|事 田疇 というギャラリー兼住宅(工房も併設)です。
ここでは、「さいころ展」というタイトルで彫刻家・画家色々な作家さん、アーティストが「さいころ」と言うテーマで作品を展示していました。
「さいころ」と言うキーワードだけで、オブジェがあり絵画があり色々な発想・作品の作り方に触れることができました。
私の本業でもある住宅設計も同じことが言え、「住宅」「住まい」「家」の捉え方、考え方でまだまだやれる事・考える事は沢山あるのだと刺激を受けました。
まだまだ、邁進して行きます。
物|事 田疇 の建築設計は、建築家 神家昭雄氏(神家昭雄建築研究室)
冷え込みが強い寒い一日でしたね。
本日は、岡山市中区にて着工をする住宅の地鎮祭を執り行いました。
ゆったりとした敷地に立つ住宅です。
ダイナミックな2層に渡る大きな空間のLDKやそこの二階にはバルコニーの様な図書コナーを持つ住宅です。
二層に渡る大きな空間は、単純な形の吹き抜けではなく、不思議な断面の空間となっています。
その大きな空間を風のない輻射熱の冷暖房機を使い、快適な空調を行う様にしています。空間が淀まないように、補助的に太陽熱を利用しながら空気を循環できるように考慮しながら設計を行っています。
素材にも配慮し、断熱材や仕上げ材も自然素材としながらもその素材が生かされるように見えないところまでも配慮しながら設計を行いました。
まだまだ、検討事項は残っているので着工までに詰めの設計を行っていかなければなりませんが、地鎮祭を行った事で更に気を引き締めて行わなければと思っています。
藤原昌彦
ダイニングとキッチンの間の造作壁を施工中です。
キッチンも据付を行っています。