何となく、今日は暑さが和らいだ気がしました。
週末に向けて、台風もきているそうですので、少しは暑さが和らぎそうです。
住宅を構成する部材を数にすると、数十種類と数多くあります。
屋根・外壁・内部の床材・キッチン・浴室・・・etc
その多くのモノを一つ一つ決めていかなければ、住宅は完成しません。
私どもが設計を進める場合、こちらサイドで全てを提案して行きます。
要望を整理しながら、この地に建つに相応しい建築となる様にコストも含めて、私どもが建築家として良いと思うものを選ばせて頂きます。
その内容を見ていただき、意見をいただきながら最適なモノを決めて行きます。
その際に大切なことは、モノ単体で見ないことです。
全体を俯瞰しながら、すべてのバランスを考えながら行うことが大切になってきます。
デザインだけでもダメですし、機能重視だけでもダメです。
豊かな暮らしが送れる少しでも使いたいと思える様なモノを提案して行きたいと思います。
藤原昌彦
朝の散歩をしていると、子供達がラジオ体操をしていました。
夏休みが来たのだなと思える、夏の風物詩ですね。
各現場が進行中で、佳境に入って来ております。
現場では、この暑い中職人の頑張りにより、少しづつ形となっています。
ものづくりは、一人の力ではできません。
考える人がいて、それをサポートするスタッフがいて、現場の進行や安全を管理するスタッフがいて、当然現場で体を動かして、造ってくれる職人さんの手により、建築は造られています。
その際には、クライアント様からの信頼関係がなければいけません。
まだ見ぬ体験したことのない建築を創る際には、クライアント様の不快ご理解と覚悟と、この建築を使いこなす勇気が必要です。
その為に、私たちは全力で造り上げて行きます。
藤原昌彦
酷暑の中 引き続き、シナベニアを黙々と貼り進めます。
現場の木材がほぼ無くなりました。
つまり、大工工事が完了目前です。
国府市場の家、解体工事が進行中です。
日本の最高気温更新のニュースを聞きその高さにびっくりですね。
41.1℃ …子供の頃は、夏休みの午前中は外に出て、山や川に入って遊んでいた様な気がしますが、今は本当に危険ですね。
アトリエの外壁は、焼杉板を使用していおり黒い外壁です。
熱を吸収してしまう色合いですが、それを和らげる効果として、植栽を施しています。
植栽には、葉を茂らせ木陰を作り、涼しくさせてくれます。
室内の温熱環境は、この時期だからこそ大切になってきますが、建物の内部だけを考えるのではなく、屋外のことも考えて、周辺環境を潤すことを考えていかなければなりません。
醜い商業建築の様なものにならない様に、風景となる様な建築・植栽の創り方が周辺環境に影響を及ぼし、ランドスケープとなっていくことでしょう。
藤原昌彦
大工さんが外部施工の間、室内の電気配線工事を行ないました。 (さらに…)
大工さんが丁寧に貼ってくれたシナベニアを
塗装屋さんがうっすら白く、色を着けていきます。
暑日が続き、早く涼しくならないかと思っておりますが、お盆を過ぎるまでは、まだまだ続きそうですね。
本日は、打ち合わせが立て続けにあり、バタバタとした1日でした。
これから着工となる住宅の準備や手続きのための打ち合わせ。
地鎮祭をいつ行うのか、その後の挨拶回りなども含めて行います。
最近では、地鎮祭自他を執行わない事が多くあるそうですが、私のクライアント様には必ず執行っていただいております。
工事の安全を祈願し、これから住まう家族の繁栄を願う事。
文化としても、継承していかなければならないと思います。
藤原昌彦
夏本番ですね。
今日から、夏休みのご家庭が多いのではないでしょうか?
色々な経験のできる夏。
住宅の設計は、常に葛藤との戦いです。
動線は良いか、使い勝手は良いか、気持ちの良い空間なのか…その他色々と。
その葛藤の中から、導き出した一つの案を提案する。
クライアント様の意見や要望を聞き、さらに案を練り込んで行く。
良いものを生かし、不要なものを削っていく。
何度も何度も繰り返し考え、線を重ねる。
愛される建築を創っていく為に守ること。
美しい建築を創る想いを
藤原昌彦