2018年6月Blog

屋根のデザイン

藤原の日記

しっとりした雨模様の一日。

ようやく梅雨らしい感じでしたね。

丹下健三 自邸02

建築の日本展にて、やはり日本の建築に大切なものとして屋根が取り上げられています。

日本では、西洋のように日中の熱を貯められる厚い壁ではなく、屋根を発展させてきました。

雨の多い日本では、屋根はそれらを遮り、軒を深く伸ばすと日光を十分に受けるtことができる。

そして、日本の屋根は、人間を守り、機能を形で表現し見た目にも安心させる「安らかなる屋根」だと思います。

その象徴として、あげられるのは、日本の民家ではないでしょうか?

民家の屋根を見ていると、その地域の気候風土がわかるような気がします。

屋根を通じて、日本の建築の素晴らしさが見えてくる気がします。

藤原昌彦

建築の日本展

藤原の日記

どうやら、明日から雨模様の天候ですね。

ようやく梅雨入りでしょうか?

丹下健三 自邸

今日は、六本木にある森美術館で開催されている「建築の日本」展を見に行きました。

膨大な展示の数に圧倒されながら、9つにカテゴリーに別れていて、展示してあるプロジェクトは約100件、展示物は400点超と需実した内容です。

機会があれば是非ご覧いただきたい内容です。

建築を知らなくても、楽しめる内容かと思いますが、少し難しいかもしれません。

展示してある言葉の中で、色々と心に残る言葉がありました。

「終にかねを離れ、わざを忘れ心味の無味に帰する」

千利休の言葉です。

寸法や技術的なことを忘れることによって、物理的な空間の狭さを超越し、非日常の境地になる。

どうしても、寸法を追いかけてしましがちですが、建築空間にはそれを越えていける美しさ強さが必要だと思います。

そうすることで、愛される建築・美しい空間ができてくるのではないかと思います。

藤原昌彦

 

玄関庇

牛窓の家

玄関庇の板金工事が終わりました。
外部はこの後、焼杉板張りが始まります。

写真 2018-06-04 13 25 51

紫陽花

藤原の日記

外に出て歩いていると、汗をかくぐらい暑い一日でしたね。

梅雨を通り越して、夏がきた感じです。

紫陽花

本日は、現場が進んでいる岩井の家のクライアント様と打ち合わせを行いました。

主には、外構についての打ち合わせが中心で、植栽の配置などを打ち合わせしました。

クライアント様の現在の住宅には、紫陽花が綺麗に咲いていて、植栽のリストに加えたいと思います。

藤原昌彦

愛される建築

藤原の日記

夏が来たのかと思うくらい暑い一日。

オブジェ

本日は、横浜から移住を考えている方との打ち合わせでした。

少し時間をいただき、計画案を練りこんで纏めました。

内容については、また今後お知らせできると思いますが、クライアント様にも周りの方にも愛される建築を目指しています。

藤原昌彦

 

目白押しの一日

藤原の日記

青空の広がる気持ちの良い1日。

来週は、天気が崩れそうですね。どうやら梅雨入りになる様ですね。

新プロジェクト

本日は、打合せの一日でした。

ライフプランから始まり、上棟の前の打ち合わせ、金額調整の打ち合わせと盛り沢山の一日でした。

それぞれのフェーズでの思考を考えながら、スムーズに進む様に打ち合わせを行って行きます。

これからが楽しみで、着実に良い建築・美しい空間を創って行きたいと改めて気の引き締まる思いで邁進して行きたいと思います。

明日から、関東へ打ち合わせに行って来ます。

藤原昌彦

土間工事

田井の家

各地が梅雨入りしていますね。

田井の家は天候に左右されながらようやくコンクリートを打設しました。 (さらに…)

大工の池さん

岩井の家

岩井の家では大工工事がラストスパート
倒れないように一息つきながら進めて下さいね。

岩井の家の棟梁、田窪さんの相棒
大工の池上さんの作業靴は懐かしいタイプの上履きです。

写真 2018-06-01 12 48 52

「間」を考える

藤原の日記

今日から6月ですね。

梅雨の合間の晴の様な気持ちの良い青空でした。

リビング02

プランの事を良く間取りと言いますね。

この間取りとプランは少し違う気がしているのですが、皆さんが思われている間取りとはどんなことを指すのでしょうか?

たぶんですが、リビング○○帖・キッチン○○帖・寝室・子供部屋○○帖をつなぎ合わせたものだと思っていらっしゃると思います。

この方式が、○LDKの作り方になってしまいます。

建築のプランニングはやはり違っていて、「間取り」を考えるのですが、行っていることは「室」と「室」の間を考えることを行っています。

「間」の取り方すなわち「間」のデザインが、重要になってきます。

この事をしっかりと考えることで、○○帖だと狭いなどの考え方が変わってきます。

人との距離感や視線の向け方、屋外とのつなげ方などを行うことで、実際の広さと体感する広さの相違が出てきます。

よくTVなどでLDKは○○帖と言われながら狭苦しく感じるのは、ただ大きさを確保しているからです。

「間」を考えることで、建築はずっと良くなってきます。

藤原昌彦