今日から6月ですね。
梅雨の合間の晴の様な気持ちの良い青空でした。
プランの事を良く間取りと言いますね。
この間取りとプランは少し違う気がしているのですが、皆さんが思われている間取りとはどんなことを指すのでしょうか?
たぶんですが、リビング○○帖・キッチン○○帖・寝室・子供部屋○○帖をつなぎ合わせたものだと思っていらっしゃると思います。
この方式が、○LDKの作り方になってしまいます。
建築のプランニングはやはり違っていて、「間取り」を考えるのですが、行っていることは「室」と「室」の間を考えることを行っています。
「間」の取り方すなわち「間」のデザインが、重要になってきます。
この事をしっかりと考えることで、○○帖だと狭いなどの考え方が変わってきます。
人との距離感や視線の向け方、屋外とのつなげ方などを行うことで、実際の広さと体感する広さの相違が出てきます。
よくTVなどでLDKは○○帖と言われながら狭苦しく感じるのは、ただ大きさを確保しているからです。
「間」を考えることで、建築はずっと良くなってきます。
藤原昌彦