2018年4月Blog

同じ釜の飯を食う

藤原の日記

なんだか寒い一日でしたね。

気温が上がるのかと思えば、そんなに上がらずでしたが、明日は暖かくなりそうです。

賄い飯

アトリエが出来て、前からやりたかったことが、スタッフと一緒に昼ご飯を食べること。

毎日は、出来ないのですがスタッフがご飯を作り、みんなで食べる。

「同じ釜の飯を食う」

ご飯を食べながら、色々な話をしチームとして一丸となる。

良い建築を創るために、出来る限りのことをしたいと考えてます。

藤原昌彦

決めること

藤原の日記

風が冷たいせいでしょうか、思った以上に気温が上がりませんでしたね。

そして、黄砂の影響で車が汚れますね。洗車場には、洗車を待つ車で混雑していましたね。

リビング03

今日は、午前中瀬戸町に行き赤磐市へ。

午後からは、検討中のお客様と面談を行いました。

依頼先を選ぶという事は、なかなか難しい問題ではないかと思います。

住宅を建築することは、大変な労力と大きな金額がかかります。

何を基準に決めるのか?クライアント様によりその基準は異なると思います。

一概に、どうすれば正解なのか?という事がないのです。

予算が多くあるから良い住宅となるとは限りませんし、予算がないから心地の良い住宅はできない訳でもありません。

「良いものを見る力と決断力」・「任せる勇気」

難しいことかもしれませんが、大切なことだと思います。

藤原昌彦

 

 

ものの持つ力

藤原の日記

今日は、肌寒い一日でしたね。先日の暖かい日差しが思い出されます。

メディアテーク

私の尊敬する建築家の一人 伊東豊雄氏。

日本を代表する建築家の一人で、もしかすると名前ぐらいは聞いたことがあるかもしれません。

あの国立競技場の再コンペの際に、再度立ち上がり提案された方です。

住宅を含め数々の建築を創りあげてこられた方ですが、飛躍的に素晴らしい建築を造ったのが2001年に完成した「せんだいメディアテーク」です。

この施設は、アートギャラリー、図書館、映像メディアなどが複合された施設となっています。

この建築の構成は、フラットなスラブの「プレート」と構造体でもある「チューブ」、そして外皮を覆う「スキン」です。

「プレート」と呼ばれるスラブを、縦への動線や設備スペースでもある「チューブ」が貫入し、「スキン」が全体を覆う構造。

プランは、正方形の「プレート」をグリッド状に考えつつ、グニャグニャとまがった「チューブ」により、グリッドが波打つ床のように解体され、有機的な形態へと新しいプランとなっています。

そのことにより、色々な人が自由に居場所をつくり、自由な使われ方をされているそうです。

単純な正方形の床(スラブ)に、不均質なチューブを入れ込むことで、より自然体の空間を実現しています。

このものの持つ力(自然のチカラ)が、新しい空間を造り上げている、そのような建築です。

まだ、雑誌でしか見たことがないので、実際の建築を体感してみたいと思っています。

藤原昌彦

 

いま建築を設計すること

藤原の日記

今日は、雨模様の一日でしたね。

アトリエの木々も雨にぬれ新緑の葉が、色つやを増しています。

新芽が出そろうまでは、もうしばらくかかりそうです。

外観メイン

住宅を中心に建築の設計を行っていますが、「いま建築を設計すること」を常に考えながら、それぞれのクライアント様と向き合っています。

一昔前では、一軒住宅が建つと言うと、近所からの関心が大変多く、色々な人が集まって話をしていた気がします。

現在では、そんな関係性が希薄になっているような気がします。

多様な価値観や多くモノ・情報があふれかえっている現代。

何が正解で、何が良いのかわからない時だからこそ、大切にしなければならないことがある気がしています。

豊かな暮らしとは、環境とは…「建築」とは

形態の操作を行うのではなく、「生きることを」を考える事が

「建築を設計すること」では無いかと思っています。

藤原昌彦

 

パッシブを考える

藤原の日記

今日は、肌寒1日でしたね。

こんなに寒暖差があると体調を崩しそうですね。

皆さん、お気を付け下さいね。

リビング

リビング

さて、過ごしやすくなった季節ですが、この時期だからこそ温熱環境を考えてみようと思います。

温熱環境を考える上で、断熱性能・気密性能をしっかりと行うことは、すでに当然とも言える事項となっています。

断熱性能を語り出すと、行き着く先は数値に行き着いて行きがちになります。

数値は、大切にしなければいけませんが、数値ばかりに囚われてしますと本当に大切な豊かな暮らしとはならない気がします。

この気候の良い季節は、しっかりと窓を開け太陽光を浴びる。

断熱性能を保つことは、ある意味閉鎖型の様な気がします。

豊かさを感じる為には、解放型、すなわち屋外とのつながりを大切にした環境を考えることが大切になってくるのでは無いでしょうか?

断熱を考えた閉鎖的な部分と屋外を感じられる解放的な部分を融合せさて行くことが、より豊かな暮らしができると思います。

新たな試みかもしれませんが、この二つが融合する様な住宅を考えたいと思います。

藤原昌彦

境界ブロック積み

牛窓の家

牛窓の現場の工事が始まりました。
現場から海まで500mも無く
潮の香りが漂ってきます。

基礎工事にかかる前に境界のブロックを積み
地盤を少しあげる為、土入れを行いました。

写真 2018-04-05 9 46 08

5月中旬予定の上棟に向けて
工事を進めていきます。

Staff M

伝えること

藤原の日記

桜が散り始め、道路にはピンクの絨毯が出来ていますね。

アトリエの木々も新芽が次々と芽吹いています。

邑久町の家

設計することは、図面を書くことと間違って捉えられていますが、図面を書くことが全てではなくクライアント様を始め、造って頂く現場の職人に伝わることが大切です。

図面だけでなく、スケッチや模型なども活用しながら伝えて行きます。

このブログも、皆様に少しでも私の考えや想い、やっている事などが伝わればと思います。

藤原昌彦

頭のリフレッシュ

藤原の日記

少し暑いぐらいの良い天気が続きますね。

だんだんと、山も華やかになって行くので楽しみですね。

高梁の桜

さて、昨日はスタッフとともに後楽園へ花見を行いました。

いろいろなプロジェクトが続いて行く中、少し頭を休めようと少し休暇をいただきました。

平日にも関わらず、大変多くの方が花見をされていました。

外飯を行いながら、自然と触れ合い頭を空っぽに。

一度、頭の中の思考を少し休ませ、整理する。

さあ、良い建築にして行くために、もう一段階思考を深めて行きます。

藤原昌彦