今日は、暖かい1日でしたね。
一気に、花も咲きそうな感じになってきました。
さて、約2年の月日をかけ設計を進めてきました、「牛窓の家」がいよいよ明日地鎮祭を迎えます。
もう少し、細かなところの設計はありますが、全体の設計はほぼ完了しました。
現在は、着工に向け準備を進めながら、細かなとことの調整をして行きます。
「牛窓の家」のクライアント様は、関東からの移住される方です。
定年を期に、岡山へ来られます。
明日の地鎮祭も、関東からお越しいただきます。
地を納め、今後の生活が豊かになる様に。
藤原昌彦
屋根の板金工事が進んでいます。
もう一息。
少し肌寒い一日でしたが、日差しもあって春を感じましたね。
空間を構成する要素としては、分かりやすく言えば床・壁・天井があります。
色々な床があり、色々な壁があり、そして色々な天井があります。
素材も違えば、使い方も違う。
それぞれの意味をしっかりと考えながら設計を進めていくと、良い建築になるのではないかと思っています。
まっすぐな床、まっすぐな天井、まっすぐな壁。
どうしてまっすぐである必要があるのか?
その床・壁・天井にどんな意味があるのか?
建築は、奥が深いことを改めて感じながら設計を行っています。
藤原昌彦
構造体ができあがり、防蟻工事を行いました。
今日も一日雨模様。
しばらくは寒い日が続きそうで、今日はクライアント様との打ち合わせもあったので、薪ストーブに日を入れました。
住宅を考えられている方の中には、雑誌などを見られている方も多くおられると思います。
見られた中で人気がある?と一定も良いかもしれませんが、「建築家 中村好文」さんの名前が上がります。
住宅を中心に設計をされ、店舗や美術館なども設計される方です。何度かお会いしてお話をしたことはあるのですが、とても楽しい方です。
中村好文さんは、建築家 吉村順三のもとで家具を中心に設計を学んだそうです。
中村好文さんが設計する住宅は、見ると必ず分かるくらい作家性がはっきりしています。
柔らかい手触り感のある手掛けや建具、空間の作り方。
女性に大変人気だと思います。
多くの建築家の作品は見て分かるくらい作家性があります。
自分では、あまり意識はしていないのですが、私も他の建築家からみると分かるそうです。
この分かることが、やはり大切なのだと思っています。
「作家性」もっと磨きをかけて行きたいと思います。
藤原昌彦
寒の戻りで、寒一日でした。
関東では、雪が降る予報も出ているそうです。
明日も雨模様で、寒い日が続きますね。
このブログでもよく登場する言葉に「美しい空間」や「刺激のある空間」があります。
本来は、体感しなければわからないのですが、ぜひ体感して頂きたい建築を紹介いたします。
美しく刺激のある空間がその建築にはあります。
軽井沢にある「千住博美術館」です。
日本画家 千住博さんの美術館です。
今までにない新しい美術館を作りたいと千住博さんが、建築家 西沢立衛 さんに依頼したそうです。
床は、敷地の起伏に合わせて緩やかに登ったり降ったりとうねった形をしています。
その床に屋根がかかり、大きなガラスの開口部があり遠くまで見渡すことができる空間になっています。
そして、敷地には60000株の植物が植えてあり、色とりどりの花を眺めながら作品を鑑賞することができます。
外観からは想像できない空間。
刺激のある空間です。
ぜひ、軽井沢へ行かれた際には行ってみて下さい。
藤原昌彦
今日は、雨模様の一日。
少し肌寒い、春が待ち遠しい感じでしたね。
設計には、いろいろな段階があります。
計画を行うプランの段階。
プランが纏まり、基本的な要素を落とし込む基本設計の段階。
そして、基本的な要素を造り込めるようにする詳細図を描く実施設計の段階。
どの段階も気が抜けない。
スタッフとともに、良いものを創り上げていきたと進めています。
住宅も含め、建築は空間芸術であります。
美しくあり、綺麗であることを意識しながら暮らしを考えること。
熟成したこれからの日本に大切な住宅の在り方ではないかと思います。
藤原昌彦
明日から、また雨模様で数日寒くなるような予報ですね。
暖かい日は、もうしばらくお預けですね。
本日は、邑久町にて計画中の住宅の打ち合わせでした。
このクライアント様は、お逢いして話をし始めてから約3年の月日が経ちました。
土地探しから、相談を受け進めて来ました。
敷地は、いろいろな行政の手続きのため約1年程度待つことに。
その間に、設計を進めて準備を進めて来ました。
あと数ヶ月は、土地の手続きや造成工事がありますが、ようやく現実の建築として建ち上がって行きます。
要望は色々とあるものの私を信頼して頂き、設計を任せて頂きました。
この任せていただけることが、良い建築を生む一つの要素かもしれません。
お陰様で依頼をいただく方は全てをお任せ頂き、プランについてのジャッチをしていただける方ばかりです。
要望を踏まえた上で、その土地にその場所にどのような居場所や暮らしや活動が生み出せるかになって来ます。
そのことを追求することが、クライアント様の為になるのではないかと思います。
藤原昌彦
アトリエの庭には、ジュウガザクラが植えてあります。
造園家 荻野氏の計らいにより植えて頂きました。
本日、一輪の花が咲いていて、春を感じさせる風景でした。
本日は、土地の購入を決められた方の住宅ローンについてお話をし、午後からは住宅の建築へ向けライフプランナーによるライフプランを行いました。
やはり、将来に向け関わってくるお金のお話。
住宅ローンは、どの様な借り方が良いのか?
自己資金は、いくらが良いのか?
色々な考え方があるものの、私個人の意見としては負担のない範囲で、出来る限りたくさん借り、長く返済を行うことが良いのではないかと思っています。
金利が非常に安い状況ですので、早く前倒し(繰り上げ返済)などをして返していくのではなく、お子様の成長がひと段落してから行うのが良いと思っています。
借金と考えると、人の心理として早く返さなければと思ってしまいますが、毎月かかる固定費として考え、まずは暮らしを楽しむことやお子様の成長にお金の余力を残していく。
そして、お子様にお金がかからなくなり、老後の余力が見えてきた段階で、繰り上げ返済を行っていく方が良いのではないでしょうか?
あくまでも、個人的な意見ですが、住宅ローンの借り方の一つだと思います。
藤原昌彦
雨の降る寒い一日。
これを乗り切ると暖かい春がきます。
桜も開花が目の前ですね。
リビング
色々と問い合わせをいただく中に、やはりお金のに関する事よく聞かれます。
「坪単価はいくらですか?」
答えられません。
なぜかと言うと、全ての設計した住宅の条件が違うからです。
予算も違えば、暮らし方も違う。家族構成も違えば、生活環境も違う。
家が欲しいのか、私が設計する住宅建築に暮らしたいのか?
そのような、色々な事を読み解きながら設計を積み重ね、スタッフと職人さんとともに創り上げていく住宅であるため、一概に金額を提示できないのです。
分かりやすく目安としてあるものの、その目安も色々な条件を伺っていく中では目安で無くなる場合もあります。
まず見るべき点は、創っている住宅や考え方などを見ていただきたいと思います。
その上で、お会いした際に予算面のお話をさせて頂きたいと思います。
藤原昌彦