2017年10月Blog

家具を造り込む

藤原の日記

台風の影響で雨が一日中降り続いていますね。

なんだか憂鬱になって行きますが、来週には晴れになってくれるでしょう。

造作家具

さて、現在計画中の住宅は、かなりコンパクトな住宅を設計しています。

住い方や、今後の事、予算と色々な検討の中で、このサイズ感を割り出しいます。

コンパクトな住宅を設計する際に、肝となるのが造り付けの家具です。

一般的に販売されている家具を買ってきて置くのではなく、職人さんによる造り付けの家具をお勧めしています。

コンパクトな住宅は、すべてにおいてミリ単位で色々な物を納めていかなければ、良い空間にはなりません。

建築家にとって、最も間口が大きく、とても奥深く難しいコンパクトな住宅。

美しく心地よい住宅にするために、一生をかけて探求していく。

コンパクトな住宅には、そんな思いを込めながら設計に励んでいきたいと思います。

藤原昌彦

写真家 田中園子 写真展

藤原の日記

もうそろそろ、雨はいいかなと思いますね。

明日、明後日は台風の影響が出てくると思いますが、お気を付けてお過ごしください。

タナカソノコ

本日は、gallery A・zoneで開催中の「田中園子 写真の仕事」展へ行ってきました。

奈義現代美術館で行われていた展覧会は、先週末で終了しており行くことが出来なかったので、こちらへ行ってきました。

ご本人もおられて色々とお話しする事が出来ました。

このギャラリーのオーナーもおられて、楽しいひと時でした。

オーナーは画家でもあり、アートディーラーでもあり絵画について、本当に楽しいお話が聞けました。

作家たる者、しっかりとした下地(基礎・ベース)を創っていくことが大事。

試行錯誤しながら、そぎ落としていく。そうすると美しなって行く。

大変、身に染みる思いで、この言葉を聞いた際には感謝しかありませんでした。

ありがとうございます。

藤原昌彦

色のバランスを考える

藤原の日記

久しぶりに、午後から晴れましたね。

少し気持ちも晴れやかになりますね。

張り地

現場では、大工さんが造作の家具を作ってくれています。

この家具については、また後日お話をします。

私の設計する住宅は、すべてについて検討していくことは当然のことです。その中の色についてです。

すべての色合いを決めて行く作業は、外観では敷地を見た際のイメージが大きく、内部空間はスケッチをしながら色のイメージをまとめていきます。

最近では、ダイニングテーブルやチェアーそしてソファーまで設計をさせて頂く機会が増えてきました。

チェアーは、北欧の家具を選ぶことがほとんどですが、ソファーに関しては、造作することが多くなってきています。

また、家具作家さんにお願いすることもあります。

現場ごとで、その状況に合わせてどちらが良いかを検討していきます。

その際のソファーの張り地についても色の検討はかなり慎重にしていきます。

ソファーはかなりの存在感を示すものであるため、しっかりと空間のヴォリュームと全体の色合いを見ながら、決めて行きます。

今回は、家具作家さんによるソファーです。(ハオアンドメイ 傍島さん)

試行錯誤しながら、色を決めて行きたいと思います。

藤原昌彦

次なる

藤原の日記

冬が来たのかと思うような気温ですね。

スカッと晴れると良いのですが、しばらくは天候が良くないですね。

内庭外庭の家

本日は、ひたすらプランを練り込む一日。

色々な住宅の基本設計・実施設計を進めながら、次なる住宅へ向かう。

出来る限り、過不足なく、美しい空間を。

「住宅は芸術である」

建築家 篠原一男 の言葉である。

そのような住宅を目指して。

まだまだ、検討を重ねていきます。

藤原昌彦

 

触ってみたくなる

藤原の日記

今日は、何とか雨が上がりましたね。

洗濯物が乾かず、何とか干せるかなといった一日。

夕方からまた雨ですが…週末には、台風も近づいているそうですのでお気を付け下さいね。

南区の離れ

さて本日は、新たなお客様と初めてお会いさせていただきました。

まだ、検討を始められて間もないとの事でしたので、検討の方法や方向性などを色々と2時間程度お話しさせて頂きました。

そのあとは、事務所にて仕上げ工事が間近に迫る現場の手すりについて検討を行いました。

人が触れる部分であり、触りたくなるような雰囲気はどんなものだろうかと、色々と検討をしていきました。

この後は、木工所にて形状や手触りを確認しながら制作をお願いしたいともいます。

藤原昌彦

 

ひと手間を加える

藤原の日記

今日は、寒い一日でしたね。

雨は何とか上がり、現場のコンクリート打設には影響がなくホットしました。

まだ、ぐずついた天候が続くそうですので、体調管理は気を付けてくださいね。

南区の離れ

事務所にばかり籠りっぱなしというわけでもなく、本日は現場へ。

現場では、大工さんが最終の追い込みを行っております。

図面と、自分の身体感覚で現場の様子をチェックしていきます。

視線の抜けや各箇所の高さ、その他細やかな部分など。

今日は主に、これから施工を行う外部廻りの木製窓枠の塗装について、現場でモックアップを作りながら決めて行きました。

そのまま塗装するとどうなるかや少し表面を荒らして塗装するとどうなるか…などなど。

最終的には、とあることをして塗装することで決定しました。

少し大変な作業になりますが、仕上がりが全く違いますので。

少しでも、より良くなるためのひと手間。

藤原昌彦

もうひと踏ん張り

藤原の日記

本日も雨の一日でしたね。

いつまで続くのでしょうか…(^_^;)

南区の離れ 小屋組み

今日も、事務所に籠りスタッフと設計に励んでおります。

なかなか、作図は大変な作業ではありますが、良い空間を創るためには必要な事。

出来る限りの箇所を図面として、解決しておく必要があります。

現場では、図面通りに行かないところも必ずあります。

職人さんの施工の方法や慣れ浸しんだやり方など、色々な事が起こるのが現場です。

創りたいイメージをしっかりと持ち、臨機応変に対応し造り込む。

間もなく完成する住宅もその繰り返しでした。

まだまだ、これからが仕上げの段階。

もうひと踏ん張り。

藤原昌彦

プロポーションを考える

藤原の日記

今日も雨が続きますね。

来週の中盤まで続きそうです。

JFSS9846[1]

本日は、「高梁の家」の設計契約をいたしました。

これから、しっかりと設計を詰めていきます。

周辺環境や敷地の状況を考え、プロポーションを検討いたしました。

構造の検討と共に、高さの関係や素材の使い方を検討していきます。

現在計画している住宅もプロポーションを考えながら計画を進めています。

模型を作り眺めながら、再度検討を重ねていきます。

この地域に根着く風景となる様に、建築を創っていきたいと思っています。

藤原昌彦