仕上前の塗装

関の家

関の家 は間もなく仕上前の木工事が完了します。

室内の天井・壁の仕上は珪藻土ぬり。

大工さんの工事が終われば天井・壁の仕上に移りますが

その前に建具枠などの無垢材や造作家具を塗装する大事な工程があります。

木を使い造作する部分は日常で手が触れるところ。

無塗装のままだと汚れも付きやすいので仕上前に塗装をしておきます。

 

バウムスタイルでは室内の塗装に植物性の自然塗料を採用しています。

木の色合いや木目をきれいに見せる事ができ経年変化の色合いも楽しめます。

空間によっては塗装をせず木の香りや質感を優先する場合もありますね。

 

自然塗料は木に浸透していく塗料。

木の表面に膜をはるような塗料と比べると耐候性は低いため

定期的にメンテナンスは必要ですが、きちんと手入れをすれば

長くにわたり自然な風合いが楽しめます。

自身の手で色々な部分に触れる事で風合いの変化に気づいたり

愛着も湧いて、暮らしをより楽しんでもらえたら嬉しいですね。

 

スタッフ.T