記憶に残るものを

藤原の日記

入道雲がモクモクと夏空が広がっています。

それでも夕立のような雨が毎日続くので亜熱帯気候のような感じですね。

定期手に発行をしている「住まいの小編」Vol.3が完成しました。

最近では、デジタル媒体が多い中、あえて紙を使用しています。

デジタル媒体は、綺麗でかさばらず手軽で、見たいときに見れ、いろいろなものと連動が取れる素晴らしいものだと思います。

この小編はあえて、デジタル媒体ではできない事、手触りや開くそして紙の匂いを感じていただく事でその中にある住宅の暮らしの質を伝えたいと思い紙で製作していただいています。

デジタル媒体は、拡散は非常に早く費用も安くなるので良いものですが、形や記憶に残らないと感じています。紙媒体の場合は、拡散は非常に遅く費用もかかりますが、形が残りそして触ったりした行為が記憶として残ります。

便利なものと、良いものとをしっかりと使い分けて行く世の中ではないかと思います。

全てがデジタル、全てがアナログといったどちらか一方ではなく、良いところをきちんと残せる時代にしていきたいですね。

「住まいの小編」は、アイディア・デザインをロゴデザインをしていただいている岡山で活躍しているグラフィックデザイナー クオデザインスタイルの田中雄一郎 氏に制作をして頂いています。

藤原昌彦