2019年2月Blog

大工工事。

早島の家

まだまだ大工工事は継続中です。

石膏ボードも貼れて段々と形が見えてきました。

ここはキッチン部分。三角形の形状が印象的です。

大詰め

藤原の日記

穏やかな天気の一日でしたね。

国府市場の家では、完成に向けて大詰めの作業が行われています。

外構工事も進み、あとは造園工事を残すのみとなりました。

延べ床面積約25坪とこれまで設計した中では、一番小さな住宅です。(アトリエを除いては)

細部にまで気を使いながら、設計を進めてきました。

設備の配線、配管の入れ方など、検討に検討重ね、さらに現場においても職人さんと一緒になり創ってきました。

ただ配管が収まれば良いのではなく、後々のメンテナンスを考えて工事は行って行きます。

職人さんによる丁寧な仕事のおかげで、良い建築が完成いたします。

本当に感謝です。

藤原昌彦

雪景色。

スタッフ日記

11日の朝、起きたら銀世界でした。

白いお化粧をしたアトリエです。

良い雰囲気ですね。

 

そして看板犬「バウム」はというと…

 

 

雪の中を駆け回っていました(笑)

楽しそう!!

 

 

瓦屋根

藤原の日記, 高梁の家

そこまで寒くもなく青空の広がる気持ち良い一日。

高梁の家では、ようやく屋根の瓦工事が始まりました。

最近では、屋根の軽量化により瓦を使うことが少なくなっていますが、高梁の街並み・この敷地の状況を考えて瓦屋根を採用いたしました。

イニシャルコストとしては高額になりますが、耐用年数としては80年から100年とまで言われます。

いぶし瓦と呼ばれる瓦で、釉薬を使わず焼いているものです。

その為、年月を経るごとに経年変化により味わい深い風景が作り出されると思います。

工事はまだまだ前半戦ですが、職人さんとともに良い建築にして行きたいと思います。

藤原昌彦

手を抜けない

藤原の日記

雪の残る屋根、青空が映える一日。

設計は、色々な積み重ねであると常に言っています。

プランが大切なことは、このブログでも言っているのですが、プランだけが設計の全てでは有りません。

プランを色々な角度から検討し、屋根の掛け方、開口部の開け方、光の入り方、高さの考え方、断熱の方法、ディテール(ものとものとの関係性)、設備、外構、植栽…

設計の現場は、実は多岐に渡ります。

色々なチャレンジをしながら、豊かな暮らしが営めるように。

この色々ことを、バランスよく纏めながら、とんがっている部分もあり、穏やかな部分も。

美しい建築・空間は、人の心を豊かにします。

どんな小さな建築であっても、私が手を抜けない理由です。

藤原昌彦

藤原の日記

朝起きると、一面の銀世界。

雪が降るとは思っていなかったので、ビックリしましたね。

改めて自然の力を感じます。

アトリエの外壁は、中国地方特有の焼き杉板を貼っています。

関東の方からすると、外壁が焦げているのはなぜとの声もある外壁材。

この地方特有の文化とも言える素材を使うことも設計の中で大切なことです。

雪の日に浮かび上がる黒い外壁。

地方には、まだまだ魅力的な素材があるので、色々と調べて行きたいと思います。

藤原昌彦

小さな豊かさ

藤原の日記

少し青空の広がる一日。

本日は、設計を進めている計画をまとめるためにアトリエに。

限られた予算の中で、どうにか私へとオファーを頂いた計画。

住宅ローンや自己資金や今後の将来にわたってのお金のシュミレーション、ライフプランニングを行いその上で予算の上限を決めています。

その中で、4人が豊かな暮らしができる色褪せない住宅を。

かなりコンパクトな計画となりそうです。

延べ床面積は、約25坪から28坪程度。

小ささを感じさせない、豊かな暮らしができる住宅を考えてみたいと思います。

藤原昌彦

色褪せない

少し小雨の降る寒い一日。

それでも例年に比べると暖かいと思います。

いつも建築に創る際に、常に10年後・20年後・30年後・・・と長いスパンで考えています。

それは、使い勝っての事だけでなくこの住宅がその時に愛着を持って存在しているかどうかです。

私はよく音楽を聞きますが、やはり名曲は色褪せずに懐かしいとは思えど、古びた感じはせず生き生きとしています。

建築も同じで、美しい建築・美しい空間・愛着を持って手入れされた建築は、色褪せない力強さがあります。

色褪せない建築・空間を創って行きたいと思います。

藤原昌彦

行政手続き

なんだかスッキリしない天気が続きますね。

明日からは寒波が来るそうで寒さも増し、雨も降る様な天気予報です。

本日は、国府市場の家で行政機関による完了検査を受けました。

建築を創って行く上で、避けては通れな法律の道。

まずは、敷地に住宅が建てられるのかから始まり、建築基準法や条例などなど、様々な法律に適合しているかを確認しながら行って行きます。

建築確認申請を行い、そのチェックが済むと建築確認済み証が発行され、着工へと。

住宅の様な小規模の建築では、この後完成までは行政のチェックはありませんが、私の設計する住宅では10年以上も前から基礎の配筋の際、構造の建て方が完了時、防水が完了した時点の検査を外部の第三者により行って来ました。

現在では、瑕疵担保責任保険によりこの第三者による検査は、義務付けとなり住宅を建てられる方が全てが、安心して暮らせる様になっております。

その最後の行政チェックが、建築完了検査となります。

もちろん不備はなく合格いたしましたので、引き渡しに向けて細かな点を調整して行きます。

お引き渡しまで丁寧に職人さんとともに創って行きたいと思います。

藤原昌彦

小さな家の設計

朝靄のかかる一日。

気温が高かったことが原因の様ですが、また寒波が来ていますのでぐっと寒くなると思います。

完成を迎える国府市場の家は、延べ床面積約25坪と非常にコンパクトな住宅です。

小さな家は、非常に設計が難しくなって来ます。

使える範囲が限れれているため、どの部分も無駄にはできない。

少しでも、暮らしが豊かになる様に、徹底的に考えて行くことが必要となります。

今計画をしている住宅も、非常にコンパクト。

小さな家でも豊かな暮らしができることを、実現したいと思います。

藤原昌彦