整然と並ぶ

藤原の日記

GWの初日は、雨模様からのスタートになりましたね。

設計の中で、柱や梁という構造を見せる場合と見せない場合があります。

柱は、断熱の関係もあり、あまり見せることはないかもしれませんが、梁は見せることもあります。

この場合は綺麗な架構出なければ、あまり良くない空間になります。

柱や梁を仕上げとして見せる場合は、出来上がる空間がある程度の広さがなければ綺麗に見せることもできません。

整然と並ぶことにより、空間の奥行きや広さ、長さを強調できます。

真備町の家Ⅳでは、屋根の荷重を受けて開くのを抑えるために横材を入れて抑えています。

その整然と並んだ姿が美しく感じ、出来上がる空間が楽しみになって来ました。

藤原昌彦