南棟 瓦施工。
南棟の瓦施工が始まりました。
丁寧に施工してくれています。
南棟の瓦施工が始まりました。
丁寧に施工してくれています。
冬空の広がる、凛とした空気感の1日。明日は、どうやら雨模様で乾燥は少しは落ち着くと良いのですが。
薪ストーブが大活躍で、アトリエにいると外の寒さがわからなくなってしまいます。
多くの方々からの質問の中に、コストのことが多くあります。
先日書いたブログにもある様に、総予算と総事業費(家を建築するために必要と思われる金額)が合わなければ、進めることはできません。
その際によく聞かれることが、いわゆる坪単価。
何を基準に坪単価を出しているのかは、それぞれ違います。
私が参考までに伝える時は、完成した住宅のすべてを合わせて、坪数で割り算したものをお伝えしています。(滅多にお伝えすることはありませんが。。。)
その際には、家具やエアコンなどが含まれている場合もあれば、入っていない場合もあります。
また、地域によっては異なる地盤改良の費用も入っていることもあります。
坪単価は、あくまで結果論だと言うことです。
この価格が、高くても資金計画で行っていた総予算と総事業費との比較において、合って入れば問題なのではないでしょうか?
できる限り安くしたいとの気持ちは、どのクライアント様でも同じです。
価格だけで決めるのであれば、車と同じで軽自動車なのかハイブリット車なのか、高級外車なのか。。。
どんな人とどんな時間を過ごすために、最適な車は何か?
住宅も同じで、この家族とどの様な暮らしや時間を過ごすかによって、建物の価値、つまり価格が決まって来ます。
住宅という「家族の豊かに暮らす空間」を価格だけで判断することはやめて、しっかりと話をしていくことで、色々な方向性が見えてくると思います。
藤原昌彦
どうやら、年末年始は寒波が来そうな予報ですね。
今年に限っては、大人しくゆっくりとお正月を味わうのも良いかも知れませんね。
おかげさまで、この様な状況下においても多くの方々に私どもの設計に興味を持ってくださり、お問い合わせいただいております。誠に有難うございます。
年間に設計する件数を、限定しているため完成見学会が開催できるのは数件となってしまっています。
依頼先を決める際の判断材料として、色々とあると思いますが、下記の様なことを一つづクリアしていくことで、判断されているのではないでしょうか?
・ 依頼先の理念や想い
・ 依頼先の担当者の人柄や相性(クライアント様)
・ 依頼先の設計している建物の想いとデザイン(空間性)
・ 依頼先の性能(構造や温熱性能)
・ 資金計画がマッチしているかどうか
・ 敷地に対する計画の良さ(平面プランや断面計画・デザインなど)
この6項目が挙げられると思いますが、どの順番でも良いと思います。
依頼先に迷っていることがあれば、一度基本に帰りフラットな気持ちで考えてみるのも良いかも知れません。
そこから、暮らしと言う「本質」的な価値を生み出してくれるパートナーを見つけてくださいね。
藤原昌彦
一時期の寒波を乗り越えて、少し過ごしやすくなりましたね。
連日、コロナ関係の報道では、この先の見通しがわかりませんが、一人一人が気をつけなければなりませんね。
設計をする際には、大切にしていることが色々とあります。
コンセプトでも書いていますが、もう少し端的に話すと以下の様になるかと思います。
・自然を身近に感じる暮らし
・自然の今あるもを活かす(あるものに感謝する)
・人との時間を大切にする
・美しい空間を創造し大切にする
大きく分けるとこの様な項目になりますが、この全てがバランス良くできることが、本来暮らしの元となる住宅に求められるものであると思います。
どうしても、住宅は物として見られがちで、断熱性能や気密性能をはじめとする「数値」的な価値にばかり基準がおかれることが多くなっています。
本質から外れた価値観ばかりを追い求めてしまうことで、本質を見失う。
自然の大切さや、人の温もりやふれあい。
そんなベースとなる住宅を追い求めて、邁進して行きます。
藤原昌彦
冬らしい天候が続きますね。寒い日が続きますが、体調に気をつけて行きましょう。
このコロナ禍の状況で、私の趣味の一つでもある建築散歩がほとんど出来ませんでした。
建築散歩をする際には、新しく出来たものを避けてできる限り年代の早いもの1970〜1990年代のものを見る様にしています。
新しいものも勉強になりますが、現存している建築家の手がけた建築は、醸し出す雰囲気が違います。
オーラと言って良いかと思いますが、纏われている気がします。
先人の手間や想いが溢れ出しているかの様に伝わってくる時があります。
もちろん、クライアントの手入れや暮らし方が醸し出されていると行っても良いです。
周辺とのなじみ方や佇まいなどなど、違和感のない姿にも関わらずこの建築は何かが違うと思わせる様な。
いつも設計の際には、この様な建築を創りたいと思っています。
藤原昌彦
南棟(親世帯)部分の屋根地の施工をしました。
材料納期の関係上、別日での施工となりました。
こちらも北棟(子世帯)と同じいぶし瓦です。
幾分か寒さも和らいだ気のする一日ですね。寒さは、まだこれからも続きそうですので、体調には気をつけましょう。
本日、発売の「住宅建築」2月号に設計監理を行なった「高梁の家」が掲載されました。
建築家をご存知の方は、知っている名前もあるかと思いますが建築家の堀部安嗣 氏や田中敏薄 氏・井上洋介 氏などなど錚々たる方々と共に掲載されております。
専門誌である為、書店などで見かけても中々手に取っていただけないかもしれませんが、見かけた際には立ち読みして見てくださいね。
私にとっては、専門誌に掲載されることはスタート地点です。
まだまだこれからもこういった専門誌に取り上げられる様な建築を手がけて行きたいと思います。
藤原昌彦
大工工事を進めながら、電気配線工事を行っています。
線を通す場所や経路なども大工工事と絡んでくるので、綿密に打合せをしながら進めています。
先日、親と子世帯をつなぐ廊下部分と玄関部分の屋根地施工の後、板金屋さんにルーフィンの施工をしてもらいました。
この後、ガルバニウム鋼板で仕上げを行います。
先週、お施主様の実家でとれた柚子をたくさんいただきました。
そこで、まずはポン酢をつくり、そしてゆず味噌もつくりました。
毎日、ゆずを使った料理を堪能しています(^^♪
とってもおいしいです。ありがとうございました。
寒い日が続きますね。コロナ禍の状況ではありますが、着実に年末に近づいている雰囲気がします。
住宅設計を行う際、クライアント様からは色々な要望があります。
ハウスメーカーや工務店で行う場合、この要望を積み上げていくことが間取りを作ることになっていきます。
そういった場合、部分的な要望の寄せ集めとなってしまうため、住宅としてよくならないことが多いです。
私の場合は、その要望の中で何が大切なことなのか?ここで暮らすということは?ここに相応しい暮らし方と佇まいは?など色々と思考を巡らせまとめていきます。
「我々建築家が創る住宅は、建築でなければならない」
尊敬する建築家の一人 中村好文さんが酔っ払いながら話してくれた言葉です。
今現時点での使い勝手や利便性を追い求めるのではなく、時間と共に味わい深くなって、人間性をより発達させる住宅が良いのではないかと。
より良い暮らしを追い求めて。
藤原昌彦