防蟻工事
今日は、防蟻工事をしました。
噴霧器を使って隅々まで行います。
今日は、防蟻工事をしました。
噴霧器を使って隅々まで行います。
晴天が続きますね。少し乾燥気味になってきましたので、加湿して体調を崩されないようにしてください。
どんな仕事もですが、準備が大切ですね。
「段取り七部」と言われますが、多くの物事の成果はこの「準備」にあります。
建築の設計も実は、ベースとなる準備がしっかりとできているかどうかにより、出来栄えが変わってきます。
私の設計に時間がかかるのは、この準備をしっかりとした状態で現場に挑みたいからです。
良い準備をしっかりと行い、良い建築を創りたいと思います。
藤原昌彦
南棟(親御さん世帯)のウッドデッキ部分の束石はもともとこの敷地にあった石を再利用します。
職人さんに加工してもらいました。
赤マルで囲んだ部分です。駐車場側の良く見える場所に設置しています。
建替え等では、再利用できるものを使うことで、お家は新しくなりますが、思い出を継承できるようにしています。
住まいと建築の小篇VOL.5が出来上がりました。
今回は「三原久井の家」です。
今年の1月にお引渡しをし、8月に竣工写真を
写真家・笹倉洋平(笹の倉舎)さんに撮影していただきました。
小篇にはお施主様との出会いや設計コンセプトなどを書いています。
今月のニュースレターと共に皆様に発送いたします。是非ご覧くださいね!!
段々と寒さが増して来て、冬本番といった感じになって来ましたね。
本日は、打ち合わせと設計監理契約の締結と充実した1日でした。
午前中の打ち合わせは、これから依頼先を決めようかとしている方でしたが、やはりハウスメーカーへ行かれており、すぐにプランをとなりました。
プランや計画を行う前にやはり、住まうという事・住まいの基本的な事を知っていただく事が大切なのではと思いました。
暮らすという事はどう行った事なのか?、住宅を建築する意味、何を大切にして行かなければ本当の豊かな暮らしができないのかなど。
そう行った基本がわからないまま、ハウスメーカーに行きハウスメーカーの手法で不安に陥ってしまう。
なので、プランを見ないと決められないことになってしまいます。
今回もいつもと同じで、プランは申し込み前には行いませんとお伝えしたところ、お帰りになられました。
住宅の基本が分かって、依頼先の住宅や設計に対する想いが分かれば、たとえプランが無くても依頼する事が出来るのではないかと思います。
むしろ、その方が出てくる計画案がワクワクするものになるのではないでしょうか?
午後からは、広島県尾道市で計画中の「尾道の家」の設計監理契約を行いました。
計画(プラン)はもう少し変更して行きますが、纏まれば基本設計へ入って行きます。
少しボリュームが大きくなりそうですが、楽しみな住宅が進んで行きます。
藤原昌彦
爽やかな冬の青空が広がる1日。雨が降らないのが少し心配です。
この季節、乾燥してきますので、火事なども気をつけてくださいね。
住まいには、多くの部材を使用します。
建材とも呼ばれるものですが、私は出来る限り人が触れる部分やめにする部分には、自然素材を使用します。
床材や壁材・建具など。。。
自然素材には多くの特性がありますが、一番の特徴は時間が経つにつれ表情が変わる経年変化ではないかと思います。
人工的に作られた建材は、時間が経つと劣化して行くのに対し、自然素材は手入れする度に味わい深くなって行きます。
これが、経年変化です。
さらに、良いところは熱容量が大きいといいう事です。
つまり、熱を貯めやすい。したがって、断熱作用も大きくなります。
木に触れると、温かみを感じるのは熱容量が大きからです。
自然素材は、いろいろな手入れをする必要はありますが、いろいろな楽しみができる材料で自然をうまく利用できる、循環させる一つの要素です。
手入れをする事で、長持ちする自然素材。
一つのエコにつながるのではないでしょうか?
藤原昌彦
朝晩は、かなり冷え込んで来ましたね。薪ストーブが大活躍の時期になって来ました。
先月ぐらいから、朝にジョギングをしたり、柔軟体操をしたりしております。
体力をつけたいことから始まり、身体のメンテナンスを兼ねてのことではじめました。同年代の型に比べると、関節などの可動域や筋肉量は良いそうで少しのトレーニングでパフォーマンスが上がりそうです。
住宅では、良くメンテナンスフリーの住宅ができるのかと質問があったり、住宅に求める要望の一つにあげられる事があります。
「メンテナンスフリー」・・・この言葉を聞いてみ皆さんどんな印象を持たれるのでしょうか?
私の場合は、メンテナンスフリーと聞いてメンテナンスが必要なかった事がないのです。
不思議とも思わないのですが、人は自然界に間借りをして暮らしており、自然に抗う事が出来ないからです。
私が行う設計の場合は、自然素材を使用します。
外壁材や床材・壁の仕上げ・建具。。。
自然素材は、形を変えても呼吸したり変化したりし続けています。
その事を十分理解し、その良さを楽しむためには、手入れが大変重要になって来ます。
手を入れ、メンテナンスを行う事で、永く使用する事ができ、経年変化を楽しむ事ができるのです。
メンテナンスフリーと謳っているものは、メンテナス必要ではなくてメンテナンスできない。したがって、新しい物が、ただただ劣化して行くだけの消耗品となり、耐久性とは程遠いものとなります。
自然素材は、愛着を持ってメンテナンスをして行く事で、本来の意味でメンテナンスフリー(取り替えの不要なもの)になって行くと思います。
藤原昌彦
澄んだ青空が気持ちの良い1日。冬の到来ですね。
ホームページ上では、さわりだけ書いてあるパッシブデザイン(パッシブソーラー)について、温熱環境性能と合わせて問い合わせがあります。
温熱環境性能は、どうしても多くの住宅会社さんが数字で表現する事が多く、質問もUa値はいくらですかやC値はいくらですかと聞かれます。
数値は、確かに大切ですが、この数値ばかりに囚われていては、豊かな暮らしの環境は出来ないと思います。
何度かこのブログでも書いていますが、数値を良くしようと思えば良くできるのです。計画を単純にし良い断熱材をたくさん入れ、開口部をできる限り無くし、その開口部の性能を良くする。
これを行う事で、単純に数値は良くなります。
しかし、住まいや暮らしを営む場はそれで良いのでしょうか?
パッシブデザインは、一年を通じて小さなエネルギーで心地よく暮らせる住まいを行なっていく設計手法です。
設計手法としては、下記の5つに分類され、それを総合的に行って行く事が大切です。
① 高断熱高気密
②日射熱利用暖房
③日射遮蔽
④通風利用
⑤昼光利用
そして、さらに付け加えると、
調湿性。
夏場、湿気の多い日本では、この湿度をコントロールしてあげるだけで、温度は下がらなくても快適に過ごす事ができる。
また、冬場は乾燥気味になりやすいのを、調湿してあげる事で健康にも寄与できます。
日本古来の住宅は、土壁という断熱性・蓄熱性・調湿性を兼ね備えた素晴らしい素材です。
なかなか、現代の住宅には使う事が少なくなりましたが、現代の技術で少し違った形でできないかと思います。
呼吸する壁をパッシブデザインとともに行って行く事で、快適性のある豊かな暮らしができる住宅ができるのではないでしょうか?
藤原昌彦
朝晩の冷え込みは、冬らしさが出て来ましたね。日中は、澄んだ青空が広がっていました。
先日上棟した、倉敷市真備町で建築中の「真備町の家Ⅲ」では、どんどんと工事が進んでいます。
いつになく、木のある空間を創ろうと天井はできる限り木の見える仕上げを構造と一体化で考えて設計をしています。
仕上げとして見える梁などを現場で確認をしました。
図面や模型で検討をして来ましたが、1/1のリアルな現場はやはり良いですね。
検討していた事が、現実のものとなり目の前で見える姿は、楽しみで仕方がない。
完成は、まだまだ先となりますが、楽しみです。
藤原昌彦