醸し出す

その他

冬らしい天候が続きますね。寒い日が続きますが、体調に気をつけて行きましょう。

このコロナ禍の状況で、私の趣味の一つでもある建築散歩がほとんど出来ませんでした。

建築散歩をする際には、新しく出来たものを避けてできる限り年代の早いもの1970〜1990年代のものを見る様にしています。

新しいものも勉強になりますが、現存している建築家の手がけた建築は、醸し出す雰囲気が違います。

オーラと言って良いかと思いますが、纏われている気がします。

先人の手間や想いが溢れ出しているかの様に伝わってくる時があります。

もちろん、クライアントの手入れや暮らし方が醸し出されていると行っても良いです。

周辺とのなじみ方や佇まいなどなど、違和感のない姿にも関わらずこの建築は何かが違うと思わせる様な。

いつも設計の際には、この様な建築を創りたいと思っています。

藤原昌彦